題名といい、表紙の女子大生の絵といい、なんだか「アッチ」の感じがして「会計士の事件簿」だったらすぐに買ったのに、ずっと敬遠をしていた。
これを買ったら、人格が疑われるのではないか、と変なヨミをしていたのである。
それが「つれづれ読書日記」に紹介され、どっちかというとビジネス書風である、ということを知り、早速買って読んだのであった。
確かに裏表紙にも
「かつてない超実用的ビジネス・ミステリ」とある。
目次を見ると「××事件」となっているが、その下に「簿外入金・架空出金の話」「債務保証・商法の話」などとなっており、まあ<物語を読むと知らず知らずのうちに会計についてわかる>という体裁になっている。
会計の話には割りと興味があるので『なるほどなるほど』『そういうものか?』とか思いながら読んでいて、知らず知らずのうち知識が身につくということではないが、面白かった。
どちらかといえば、こういうふうに小説仕立てにするというのもありか、という印象である。
なぜ女子大生会計士にしたのかが疑問であったり、この主人公の藤原萌美が若干オヤジぽかったりするのが『なんだかなあ』とは思うが、まあまあ、こういう物語の王道風の配役なので、それなりに面白い。
第1巻は7つのお話。第2巻、第3巻も出ているようなので読んでみようと思う。
一つ一つの事件が適度な長さなので、私的には、本命の読物のサブとして息抜き用にはぴったりである。
紹介してくださった「つれづれ読書日記」様に感謝
これを買ったら、人格が疑われるのではないか、と変なヨミをしていたのである。
それが「つれづれ読書日記」に紹介され、どっちかというとビジネス書風である、ということを知り、早速買って読んだのであった。
確かに裏表紙にも
「かつてない超実用的ビジネス・ミステリ」とある。
目次を見ると「××事件」となっているが、その下に「簿外入金・架空出金の話」「債務保証・商法の話」などとなっており、まあ<物語を読むと知らず知らずのうちに会計についてわかる>という体裁になっている。
会計の話には割りと興味があるので『なるほどなるほど』『そういうものか?』とか思いながら読んでいて、知らず知らずのうち知識が身につくということではないが、面白かった。
どちらかといえば、こういうふうに小説仕立てにするというのもありか、という印象である。
なぜ女子大生会計士にしたのかが疑問であったり、この主人公の藤原萌美が若干オヤジぽかったりするのが『なんだかなあ』とは思うが、まあまあ、こういう物語の王道風の配役なので、それなりに面白い。
第1巻は7つのお話。第2巻、第3巻も出ているようなので読んでみようと思う。
一つ一つの事件が適度な長さなので、私的には、本命の読物のサブとして息抜き用にはぴったりである。
紹介してくださった「つれづれ読書日記」様に感謝