読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

恋のタネ 柴門ふみ 小説新潮連載

2007-07-11 22:09:36 | 読んだ
柴門ふみの漫画も面白いが、エッセイもなかなか捨てがたい。

小説新潮で連載をしているのは
「50代だからこそ、恋をしよう!
 勇気のわくコイバナ満載の
 連載エッセイ」
なのである。

50代の恋、なのだそうだ。
世の中も変わったものだ。

第1回(5月号)は「世に恋の種は尽きまじ」
第2回(6月号)は「恋は見かけによらぬもの」
第3回(7月号)は「女の第3ステージ」

である。
読んでみると「ひぇー」とか「へぇー」とか思うのであるが『なんだかなあ』という気持ちが出てくるのは否めないのである。

それはたぶん「50代の恋」って美しくおもえないし、見えないからだと思うのである。
そして、このエッセイを読むと、たとえば不倫でも恋でも、いまはスッと踏み出していくようである。

孔子先生は、40にして惑わず、50にして天命を知る。
といってましたが、いまや、40にして初めて迷い、50にして恋を知る、のであろうか。

と、まあ、嘆いてはみても、このエッセイを読むとなんだか面白い。

毎月楽しみなエッセイである。

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コメント
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