読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

青春のうた 第39巻 1970年代後期⑥

2007-07-27 22:03:05 | 読んだ
1.夢想花/円広志 1978年11月

♪とんで とんで とんで・・・♪という部分が非常に印象的、というか、その部分しかわからない。

だから、何故「飛ぶのか」よくわからないのである。
ちなみにこの「とんで」は9回連続なのだそうだ。

というわけで、この歌、あまり興味がなかったのである。

そして円広志のつくった歌では、やっぱり「越冬つばめ」がいいなあと思うのであった。

2.い・に・し・え/日暮し 1977年11月

初めて聴いたのではないかと思う。
なかなかいい歌だと思う。

で、驚いたのがこのグループのヴォーカルが「杉村尚美」であったこと。
杉村尚美はその後ソロで「サンセットメモリー」をヒットさせた。
そのカンジは出ている。

3.ベッドで煙草を吸わないで/りりィ 1978年9月

この歌はどうしても「沢たまき」を思い出してしまう。

りりィの歌はいいアレンジで、それなりにいいと思うのだが、やっぱり沢たまき、プレイガールを思い浮かべてしまうのである。

それに、いまやベッドどころか、いたるところで「煙草を吸わないで」になってしまったのである。なんというか時代の移り変わりというのを感じてしまうのである。

4.江古田スケッチ/竹内録郎と旅行かばん 1978年1月

この歌は「初めて」である。

歌詞の中に人名が出てくるのが面白い。
「広瀬夏子」「浜田信二」「佐野京子」
実在の人物らしい。

それから竹内録郎という名前もはじめて聞いた、それに『74年に秋葉ユミが歌った<酔っぱらってみたい>で作詞作曲家としてデヴュー』とあるがこれも知らない。

というわけで、初めてづくしなのである。

5.かもめはかもめ/研ナオコ 1978年3月

中島みゆきと研ナオコのコンビの歌はいい歌が多くて感心するのだが、好き嫌いという観点では、あまり好きではない。

情念のこもった歌を、情感込めて歌うものだからなんだかすごく重い感じなのである。

6.時のいたずら/松山千春 1977年11月

なんだかすごく耳に残る歌である。

♪時のいたずらだね 苦笑いだね 冷たい風が今 吹き抜けるだけ♪

ということで、実はこの歌もこの部分だけしかよくわからないのでいたのである。


*第39巻は、思い入れのある歌がなくて、流して聴いてしまった。
 この時代の歌はよく聴いていたつもりであるが、やっぱり70年代後期あたりから歌はさまざまになってきたんだと、改めて感じたのであった。

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