読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

あぶさん №976 最終回 水島新司 ビックコミックオリジナル

2014-02-08 23:28:32 | 読んだ
ビックコミックオリジナル2月20日号で「あぶさん」が最終回を迎えた。

最初から最後まで読んでいたわけではないが、手にとれる時には必ず読んでいた。

この漫画の最大の面白いところは、アブサンが架空の野球選手であるが、他に登場するプロ野球選手が実在の人物だというところである。

実在の人物と架空の人物が絡んでも違和感がないところがスゴイと思う。

あぶさんは
南海に16年間、ダイエー16年間、ソフトバンク9年間で計41年間のプロ野球生活である。

入団は南海の野村監督時代である。
そもそも、今、南海ホークスといっても知らない人が多いのではないか。
ちなみに、あの濃い緑のアンダーシャツのユニフォームは好きだったなあ。

あぶさんが所属したホークスは弱小時代が長かったので、なおさら面白かった。
というのは、フィクションではどうしてもチームが優勝しなければならない時があるから。

だから多分苦肉の策として、1試合の中の1打席がテーマになってのではないかと、疑っていた。

ところが、1試合1打席ということであっても実は「野球」という奥深いものを語っている。
「んー、スゴイ」
と思い始めたころから、実は、あぶさんは最初から通して読むものなんだなあと反省をした。

反省をしたのだが、では最初から読んだのか?というと読むことはしなかった。
それは「今」を追うことで忙しかった(?)からである。

まあ、今回めでたく最終回を迎えたので最初から読んでもいいのだが、どっか全巻そろっていてゆっくり読めるところがないかなあ。(全巻購入して読む気はない<スマン>)

最終回は、あぶさんが野球にのめりこむようになった時代の恩人に、「あぶさん」という吟醸酒をもって御礼に伺うというもの。

この吟醸酒飲んでみたいなあ。

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