ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆子犬の社会化期:コロナのお陰で、期を逸す...

2020年05月21日 | トリプルスターの日常


コロナ禍と言えなくもない

我が家の子犬の育成


今回のブリーディングでは

三頭の子犬を残すことにしました。

男の子は二頭しか生まれなかったので...

そのうちの弱々しく感じられた方を一頭。

女の子は五頭いましたから、

三頭をお譲りして二頭を残しました。

※一頭はショー向きでしたから、誰か(ショーを楽しんでくれる方)に

さしあげようかなと思いましたが、丁重に断られてしまいました。やれやれ...

三頭を育てあげるのは一寸キツい気がしていますが、仕方が無いですね。

色々と試してみたいこともあって、二頭よりは三頭の方が若しものことを考えた場合、

潰しがきいて良いかなと、無理矢理自分に納得させましたが。。。


三頭の子犬の母犬も、父犬も、

豊富なタンパク質を与えて育てました。

その結果、妊娠中の母犬の健康状態も、出産の状態も、また生まれてきた七頭の子犬

たちも、思惑通りすこぶる良い状態であったと満足しています。

そして子犬たちにも離乳の頃から良質なタンパク質を(適量)与えています。

人の口に入る食材もそうですが、

果たして今まで言われてきた通りの栄養価があるのかな?

と言う部分において、実は重要な意味があるのではないかと思っています。

それどころか、薬剤などの混入と言うことを考えると、幾ら動物用の飼料と言えども、

ゆめゆめ安心しない方が良いのではと常々思っています。

然し、全部自分で作るとなると此れはもう無理と言うしかありません。

100歩譲って、ベースとなるフードは良心的なメーカーのプロ用を適度に食べさせ、

タンパク質肉体の恒常性を保つ働きのあるビタミン類などは、人間用のサプリメント

から摂取させると言う給餌管理法があながち間違いではないことを、ここ数年の実験

から得ています。今回の子犬たちの育成も、この手法にならって進めている現状です。

人の場合を例にとると...

蛋白質不足は、あらゆる免疫疾患を起こしやすくなります。

最近、犬にも増えてきましたよねぇ、自己免疫疾患による難病が。。。

多くの場合、その原因は、

無理解によるダイエット=給餌量を減らし/犬が食べてはいけないものを食べさせる。

私の犬は、

アドバイス通りに飼育していただければ、ほぼ間違いなく健康寿命を全うします。

ところが、自己流で飼われると、気の毒に、色んな病気になっている実態があります。

そこえ持ってきて動物の病気の専門家などと自負する先生方(犬を育てあげた経験がない)が、

『この疾患は多くの場合「遺伝」が原因です。』などとの診断を下し、症状を和らげる薬を用

いて、患犬が死ぬまで病院通いを勧められますね。人は良い先生なのに残念で溜まりません。

基本的に、

人も犬も、食べなくてはいけないものをたっぷりと食べて、

夜になったら爆睡するくらい、毎日エネルギーを使い切るくらいの運動をすることが

健康維持の秘訣ではないでしょうか。

白い飯ばかり腹一杯喰っても人は健康を保てません。

挙げ句の果てに甘い物を好み、アルコールを毎日飲んでいては、

死に急いでいるとしか言いようが無いですよ。

確率的に、そう言う栄養管理で生きている人に飼われる犬は、

やはり病気になって、命を縮めているのが現状ではないかと思います。

兄妹(兄弟)犬でありながら、片方は健康で病気知らずの長生き。

もう片方は、しょっちゅうあれやこれやと言われた挙げ句に病気がちで、短命。

この違い(原因)の50%超は、飼育環境給餌管理にあります。

飼い主さんが健康を保てないと、ラブラドールの様な犬種を飼うのは無理なのです。

タンパク質が足らない犬は、賢くはない。

人のIQも、タンパク質が大きく影響していることが判っています。

子供の身体にタンパク質が足らないと、免疫機能の著しい低下が現れたり、

ADHD(注意欠陥・多動性障害/多動性症候群)が現れたりします。

犬の場合も同じであると考えます。

訓練名人が幾ら躾けても、賢くならない犬。

情緒が不安定で、無駄啼きや行動にムラや無駄がある犬の殆どは、

タンパク質が足りていません。
(毎日多量の肉を喰わせて下さい、治るかも知れません笑)

私の犬は、飼うのがとっても楽です。

殆ど無駄啼きをしませんから、気が休まらないと言った不満がありません。

然し、そのことで、多くの飼い主が墓穴を掘ることがあります(^_^)

自己流でラブラドールを育てようなどと、いわばある意味で不遜な考えを持った

飼い主さんが、私達の周りにも少数いらっしゃいます。身勝手な方が多いですね。

そう言う飼い主さん達は、ほぼ全員が、飼い犬からのしっぺ返しを食らっています。

今年の御正月の年賀状に、

「○○は、相変わらずチンタラやっています」等と書いてきた飼い主がいました。

どっちがチンタラやっているのか?二度と顔を見たくない飼い主の一人です。

そんな犬にされてしまう犬はとても可愛そうですが、犬を渡すときにそれを見抜け

なかった親(ブリーダー)の責任なのだと思うと、切なくなってしまいます。

世の中には、あの手この手で犬を得ようとする人がいて、困ったものです。

※時間に余裕のある方は、どうぞ、余り意味のない動画ですが(何か参考になるかも知れません)
時間つぶし程度にお楽しみください。

 

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