酷暑~秋の長雨
酷い季節をやり過ごし
ようやっと生きた心地のする季節になりました。
11頭の子を産んで、全身を振り絞って乳を出し、
健気という以外に言葉が見つからない様な子育てをしてきた
小さいけれど偉大だった母犬。
断乳を終え、いまは母体回復のプログラミングに則って
緊張などからは解き放たれた、落ち着いた生活を送っています。
毎朝、日の出の頃迄に運動場に行き
日が昇るころまで、ゆっくりとしたリズムで
回復のためのリラクシングに精を出す毎日です。
生あくびが何度も何度も出て困ります。
一度欠伸をするたびに、
子育ての心労が息とともに吐きだされているのでしょう。
肉体的には、
小さな身体で11頭の妊娠から出産までの経過は、
とても過酷だったと思われます。
そして出産
疲れをいやす暇もなく行われた哺乳と育児。
わが身を削って赤ちゃんを育てる本能の現れには、
頭の下がる思いと、母体の健康状態を慎重に見極める気持ちが
交錯しました。
出産/哺育という大仕事を終えた母犬を、如何に早く元通りにするか、
ブリーダーとしての腕が問われます。
※通常は、一度主産を経験した母犬は、今まで以上に強くなり、
肉体的にみると、一回りも大きくなるのが普通のことです。
回復にあたって栄養学的には、良質なたんぱく質を与え続けることと
タンパク質の働きを助けるアミノ酸類(グルタミンやクレアチン)
の補充と、抗酸化物質をできるだけ多量に与える必要があります。
生体が健康でいるために大事な抗酸化物質のこと
これはメンバー宛にラインを通じて流しました。
愛犬のみならず、飼い主さんにとっても必要な知識ですので
体に有害な活性酸素を叩く抗酸化物質の重要性とその上手な摂り方、
毎日実行されると良いと思います。
実行しているか否かは、自分の身体や愛犬の体つきに現れます。
他のメンバーの様子をよく見て、気になる点があったらすぐに
質問してください。的確な回答を行います。
人間の女性も、出産という重要な任務を担う牝犬も、
鉄分の補給には十二分の注意を払うことが大事です。
出産前後の母犬には、日常的に鉄分を多く含んだ食物を多く与え、
精神的な安定を求める試行錯誤を行います。
結果、それは安産に結び付き、過敏にならない哺育に結び付きます。
そうした保育環境から育った子犬は、挙動が安定していて啼かない
犬に育つことが分かっています。
人間の女性の場合も、
所謂ヒステリーと言われるような状態になりがちな方は、
一度フェリチン値を測定してみることが大事なことです。
ラインアーカイブ
栄養学=抗酸化物質の上手な摂り方
備忘録より
お知らせ 子犬をご希望の方は、メールにてお問い合せ下さい。
@ブラック⇒男の子
@イエロー⇒男の子と女の子が お譲りできる対象の子犬です。
Triplestar Labradors Calendar
トリプルスターの予定表です。
A happy 10th birthday to JAKE !!! DOB 2010/09/26
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