やっとがあがり間が・・・・・・
犬達を一斉に虫干ししました、、、!
一家の主的なロビンは汚れがひどくなっていましたので、
お風呂に入れて、シャンプーしてあげました。
見違えるほどの、ハンサムな牡に仕上がりましたよ~!!
ドライアップの後、トリミングテーブルの上でマッサージのサービスも・・・・・・・・・・・・・
気持ち良さそうに、鼾までかく始末、、、、、良い「期末」となりました。
◇ 妊娠犬の管理と、出産直後の管理について。
犬の妊娠期間は概ね「63日間」と考えられていますが、本当でしょうか?
文献などでは、犬種によっての幅があることや同じ牝にでも出産ごとにかな
りの幅があると言うことが書かれています。そして私達の経験でも、それは
確かに感じ取れるところです。
私達の今までの繁殖をデータ化して見た場合、出産日からカウントしてみる
と殆どが「初回の交配時をもって妊娠に至っている」事が判ります。
☆複数回の交配を行なった場合、初回の交配日を基準に妊娠日数を数えるのが妥当と思われます。
妊娠45日目の牝犬:腹部の膨らみと、何より経産婦の為乳房の膨らみが顕著に確認出来ます。
そして、通常に比べ「不安そうな表情」が感じとれます。
生後6週目の仔犬と遊ばせました:母性本能を強く発揮する様子が窺えます。
初めて妊娠した牝と異なり、自ら身体を労わる(腹部などを守る様な仕草)傾向も見られます。
出産三週間前(妊娠42日目)の牝犬:やや肥満傾向にあった牝ですが、腹部の膨らみと乳
房の膨らみ(赤みを帯びている)が顕著です。母体は安定期といって良く、トレーニングなどへ
の反応も悪くなく、長時間でなければ妊娠犬にとっては良い運動になります。
妊娠中の牝犬の世話は、「過剰な気遣いを無用のもの」と考える位で丁度良
く。特に給餌に関しては「過剰にならない為の自己規制」が必要になるくら
いです。(繁殖予定の牝犬の管理は大事です。私達は確実な受胎を望む為、
交配前の牝犬は通常体重より若干少なめの維持管理に努めます。太りすぎた
牝犬は受胎しにくく、妊娠中や出産時に必ずと言ってよい程、深刻な問題を
引き起こす事が多いものです。)
妊娠開始から妊娠の兆候が見て取れる四週目までは、お腹に居るであろう小
さな胎児への心配は全く無く、安全な場所で普段通りの十分な運動をさせて
あげる事が一番大事なことです。但し、雨の日などの細菌感染や、気候や環
境の急変などによる体調の変化には気を遣う事が望まれます。給餌の質と量
については、妊娠前と全く同じで良く、高カロリーのものや量を増やすとい
う事は後々に問題を抱える事になりかねません。過ぎたるは、、の喩え通り。
◇ 8時間程に及ぶ深夜の出産が無事終わって、産まれたばかりの
パピー達は初乳をお腹いっぱい飲んで、ウンチとオシッコをします。
初乳をどれだけ飲ませるか。どの子にも等しく同じ量を飲ませられるか。寝てばかりいる子に
は、半強制的に乳房を与えます。生まれてから数日間の内に、如何に良質な初乳を限界近く
沢山飲ませられるかで、その後の仔犬の健康度は大きく変わるものとなります。
つまり、ブリーダーは不眠不休の数日間を過ごさなければならない訳なのです、、、。
勿論、依然として犬任せの手法を取るブリーダーも多く存在しますが、そのやり方を否定する
ものでもありません。
満腹状態の生後数時間後のパピー達。初乳には胎便の排泄を促す作用もあり、良く飲む子
は臍の緒の取れるのも速いようです。
ああぁ~~、ちゅかれたぁ~~~。疲労困憊状態の母犬。介助のブリーダーは、感動してば
かりでは困ります。出産後の母犬へは、少量でも栄養価の高い、消化の良いものを少しずつ
与えます。その後の母乳の出方や、疲労回復にも影響するものですから、とても大切な作業
なのです。
◇ 現在妊娠しているであろう我が家のサリーちゃんは、すこぶる元気です。
でも、まったくいつもと様子が異なります。可笑しいくらい、、、、、。
K子さんは、早くも出産時の心配をしています。
自由奔放に育てた子の、出産の時の想定が全く立たないからなのでしょう。
そんな様子も、おかしなものですね~。
皆さまも、今日もご愛読、お疲れ様でした~~~~!
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そしてトリプルスターのカレンダーは此方ですご見学希望の方は、ご参考に願います~