朝から雨
それも相当な量の振り方である。
いぜん体調は不良のまま/身体が重い。
定例のトレーニングではすっかり身体が冷えてしまった。
コンビニに飛び込んで、温かなコーヒーと熱湯を注いで作る/カップ味噌汁を買う。
ひと心地ついた頃を見計らってハンドルを握り、昨日も行ったばかりの動物病院に向った。
神奈川県K市 R嬢の診療立ち会い
昨夜、微熱があるので早めに寝ようとしていたところに相談があった。
神奈川県に住む飼主さんからだった。
⇒かかりつけの病院から、
「もう/うちでは手がつけられないから設備の整った別の病院へ行って欲しい。」
「場合によっては、手術になるかもしれない...」と言われてしまった、とのご相談。
いつも思うが、何故? もっと早くに相談してくれなかったのか...(-_-;)
行きつけの病院も終わる夜になっていたが、緊急用の電話をかけて院長先生を捕まえる。
明日は休みの予定であった先生であるが、快く無理を聞いて貰った。
と言うところが、昨夜までの顛末。
患犬は約束の時間(11時)丁度に病院に到着した。
余裕を持って来てくれれば、色々と”事前の話し”が出来たのであるが...
書類を書いてすぐに、あたふたとしながら診療室に入る...
患者(犬)さんのR嬢は 観念したかのように温和しかった。
と言うより、耳の病気ともなれば相当に大儀なのであろう。
そう言ったところが、人間(飼主)には、なかなか理解が出来ないのが現実だ。
今まで かかっていた動物病院では”右耳/化膿性外耳炎”と言うことで、数種類の抗生物質など
が処方されていた... 左の耳の疾患なのに...?
診療にあたった先生は手際よく仔細に耳を調べた後、菌などの検査の為の作業を行う。
今までの病院では、いっさい細菌検査などは行われていなかったと言う...
反対側の外耳も調べて貰う。此方からは典型的な酵母菌が見つかった。マラセチア感染である。
悪い方の耳は、菌の特定が出来ない内は適切な薬が使えないと言うことと、恐らく今までの薬は
全く効いていない(多剤耐性菌)状態なので、外注する菌の検査が明らかになるまでの処置として
特殊な液体(強酸性水)を使って耳の洗浄を続けてみましょうとの結論を説明して戴いた。
”耳洗浄”のやり方と注意点を説明して戴く飼主さん(達)...
相当念入りに洗浄して戴く。再度耳の中を調べていただき、鼓膜などの状態に問題が無いことを
確認してもらった。もちろん「手術などを行う必要は全くない」と診断された...
家庭で行う”耳洗浄”は、日に3~4回行うことと指示を戴き、一週間後の再診の予約をお願いした。
一時間ほどで診療は終了。今後の治療計画などが相談されて、ひとまず一件落着となった。
※治療後に見せた、患犬のスッキリしたような穏やかな顔がとても印象的だった。
恐らく今までは、なにも訴えられずに苦悩にさいまれていたのであろうことを思うと、心が痛む。
一足先に病院を後にし、運動場に帰った。
そして満を持して待っていた子犬達と遊んだ。
仔犬はエラい、一言も文句を言わずに待っていてくれたのだから。
仔犬も、ラブラドール種は雨が大好きだ。
他所の家に行ってからは、雨の嫌いな個体が増えるが、
そもそも飼主が雨を嫌うので、そんなお上品な犬になってしまう...
ラブラドールは質実剛健、原野で泥んこになりつつ育つ犬なのである。
だから、毎日の身体のケアは欠かせない。
身体のケアさえ怠らなければ、どんな個体も頑健にそだつ。
@ 雨の振り続く運動場にて...テスとララちゃん
@ 幼齢期の(基本的な)トレーニング...
Hello!...
PHOTO 02/20 119日齢時
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カレンダー
Triplestar Labradors Calendar
トリプルスターの予定表です。
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