ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 犬の身体は人が作って健康を維持する義務がある...

2020年01月24日 | 人と犬の健康を考える

犬は人間の友として、

地球に生きる代表的な生き物です。

その犬たちが、

人と同じように健康を維持するためには、

「人間同様に、良質なタンパク質(アミノ酸)を

十分に摂ることが必要。」だ、

と言うことが容易に理解できますね。

犬は長い時間をかけて、

人の役に立ち、

人と一緒に暮らすために

都合良く改良されてきたとは言え、

本来の身体は、「動物性タンパク質」の摂取に適した

身体であり、それが現在に受け継がれています。

タンパク質は、その品質が高いほど消化率が高い
ことが分かっていますね。

犬も人間同様、日々の健康を長く維持する為に
は良質なアミノ酸を必要とし、そのアミノ酸は
主に肉などの動物性のタンパク質に多く含まれ
ています。

さて、我々が日常的に犬に与えているドッグフー
ドは、犬に必要なタンパク質を確保しつつ、穀類
などを用いた炭水化物を混入して嵩を増やし、更
に必要とされるビタミン類などを加えて、犬の食
べ物としての体裁を整えています。

『肉由来の良質な動物性たんぱく質を多く含み、
穀類を使った炭水化物を殆ど含まないフードこそ
が、肉食性の犬にとっての本来の食事(給餌)と言え、
それこそが正に理想的なドッグフードである。』
と言う見解もありますが、
ラブラドールのブリーダーである私は、一概にそ
うとばかりは思っていません。

ラブラドールの身体を健康に整えるには、

日常的に良質なドッグフードを給餌し、

個体ごとに、また年齢などに応じて考慮された

@良質なタンパク質及び@ビタミン類などを

サプリメントとして補ってあげる給餌方法が、

現時点ではベストであると考えています。

いくら犬の身体は食べたものによって作られると
は言え、タンパク質だけが多すぎても到底それは
叶いません。
また生き物の常として日常生活の中の運動量等が、
肉体の構築に大きく影響される事が判っています。

栄養の偏りは身体全体の不健全性を生み、更に加
えて精神面での不健康さも助長してしまいます。
与え続けてみると良くわかりますが、
主に動物の肉を用い、穀物などの炭水化物を極力
減らしたフードが、ラブラドールにとってベスト
とは言いがたいところであります。

犬も人間同様に高齢犬ともなると、

若い犬たちに比べて

タンパク質をより一層多く必要とします。

つまり、フード以外から良質なタンパク質をダイ
レクトに摂る必要が出てくると言うことなのです。

高齢ともなると、食べたものの消化吸収能力がガ
クンと落ちることが判っています。

高齢犬が必要とする良質なタンパク質は、
消化能力などの関係からも、フードだけからでは
十分に得るのが困難であり、
プロティンやアミノ酸類と言った、消化に優れた
物質(サプリメント)から積極的に摂ることがベスト
なのだと思えるのです。

成長期の子犬であれ、10歳を超えた高齢犬であれ、
身体に必要な十分な量のタンパク質が摂れないと
(吸収できないと)身体の中の窒素バランスが崩れ
てしまいます。⇒あらゆる不調を来すことが判っ
ています。
https://www.nutri.co.jp/nutrition/keywords/ch1-6/keyword5/

犬の身体は、足らなくなった、生きるために必要
なタンパク質を補うために、自らの身体の筋肉を
分解してタンパク質を得ようとします。その結果、
犬の身体の筋肉は痩せ衰え、いわゆるタンパク質
欠乏症の状態になります。⇒
(ダイエットできたわけではありません)
https://www.vill.izumizaki.fukushima.jp/sp/page/page000421.html

タンパク質不足は、犬の身体の筋肉や臓器、そし
て遺伝子までおも含め、体内で働かねばならない
多くの役割を放棄した状態を作り出してしまいます。

例えば、
①臓器、筋肉、皮膚、骨や歯、被毛や爪などが衰える。
②犬の体の主材料となるペプチドホルモンや、神経伝
達物質の構成が儘ならなくなる。(精神疾患や発作)
③免疫機能が低下し、病気やガンなどに弱くなる。
④必須タンパク質である酵素の構成が出来なくなる。
※体の機能を高める酵素の構成が損なわれと、
病気に罹り易く、治りにくくなり~やがてそれは短命
に繋がり~そして死に至ります。

人の体も犬の身体も、
10万種類からのタンパク質か

構成されていると言われています。

このタンパク質は、僅かに20種類のアミノ酸が数
十~数百個以上の鎖状に繋がってできています。
人の場合、20種類のアミノ酸のうち9種類は自ら
の体の中で作り出すことができないため、食物か
ら摂ることが必要と言われています。
※必須アミノ酸

良質な高タンパク食を十分に与え続ける事により、
腎臓をはじめとした内臓の細菌を除去できること
もわかっています。

またさらに、内臓にとって良い酸性状態を作り出
すことが出来ることから、
免疫機能の著しい向上に繋がり、治りにくい病気
(尿路感染やアレルギー)の治癒/改善や、
犬のその他の体内細菌にとって、非常に有益とな
るであろうことが理解できます。

※犬の健康及び健全性は、

おもに給餌によって司られている。

①まず、愛犬に与えるべきは、良質で新鮮なドッグフード

②幼齢期、育成期、老齢期によって、栄養の偏りを防ぐ知識

が必要。(手作りの給餌では、健全な犬の身体は作りにくい。)

③病気にしない、怪我をさせない、出来る限り朗らかに育てる

以上が、ラブラドールを飼育するにあたっての三原則ですね。

 

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