ときどき
今日も気温は意外に上がらず、過ごし易かったのだと思いました。
但し湿度が高く、活動させた犬達の荒い呼吸がなかなか収まりませんでした。
エアコンで室温を下げ、同時に除湿機も稼働させて、更に扇風機を回し半ば強引に犬達のクールダウンを図ってあげました。
月曜日の犬達は、ポンコツのリラックスした気持ちを感じ取って自分達も浮かれ気味になり、ついついはしゃぎ過ぎになる傾向があります。
こんな時でしょうか、犬(ラブラドール)って本当に正直で素晴らしい生きものなんだなぁ~と実感するのは。
ゴーヤの花が咲きました。
今朝、ベスを運動場に連れ出そうとして拒否されてしまいました。
ベスはもともと、どう言うわけか雨が嫌いで、雨降りの時期はハンドリング(扱い)に苦労したものです。
雨が降っていると、オシッコでもウンチでも我慢してしまうんですね。
なので、出先などでは困ることも多かったです。
下の写真は、ベスの一歳前の写真です。
撮った時の事を鮮明に覚えています。
今は閉校になった県立吉見高校野球部のグランドがあった、「東部緑地公園」のメタセコイアの木の下で撮ったことを。
ベスを譲渡して戴いた時のことも鮮明に覚えています。
K子さんと二人で繁殖者の犬舎まで行って、見せて戴いた時の光景です。
少し汚れていて元気なさそうに見えましたが、惹かれるものを感じて連れて帰りました。(7ヶ月齢)
その後飼育にはとても手のかかった事を覚えています。
我々も駆けだしでしたから、試行錯誤を随分としました。
滑ったり転んだりしながらも、我々もベスも極めて能天気だったのが功を奏したのでしょう。
ベスはショーでは強かったですよ。 但しマナーは悪かったですまるでヤンキーのお姉さんみたいでした。
エレガントなレディーにみせるのに、K子さんはだいぶ苦労していました。(ショーの後の手の指はいつも血が出ていました)
ベス20ヶ月齢
ベスは私達の犬舎の最大功労者です。
私達は今迄ベスとともに生きて来たと言って過言ではないでしょう。
良い事も良くないことも、ラブラドールの殆どすべてに亘って学ばなければならない事を教えてくれたのがベスでした。
2003/07/27
ベスは若い頃ヤンキーでしたから、当然熟女となってからは押しも押されぬ大姐御でしたね、、、。
孫のジャックと
ハンサムな若い牡が好きで、いつも数頭傍にはべらしてご機嫌にしていました。
軟弱な牡は嫌いで、良く脅していました。 多分ベスの気晴らしだったんですね。
でもそれでトラウマになってしまい、スタッドワークで腰が引けてしまう様になってしまった有名犬もいましたっけ。
2007/08/10
昨日のファニーを思いだしますが、ベスがおとなしくなってきたのは13歳の頃からでしょうか?
私たち好みの(貫録十分な)体型を維持し続けたせいか、脂肪種やらも大小取り混ぜて幾つか出来ました。
元々は皮膚が弱く、特に換毛期等は泣くほど苦労したものです。
しかし何がしかの検査以外で病院に行くこともなく、出来た物(腫瘍)や罹ったもの(皮膚疾患など)は全て自分で治してきま
した。 ベスの身体で学んだ飼育の仕方(手法)は、いま脈々と生きていて私達を助けています。
2010/11/06
しかし思い返してみれば、(虎さんのように全国津々浦々旅したわけではありませんが)何処に行っても堂々と振る舞う自慢
の犬でしたね。 街中でも、田舎道でも、其処に居れば一目で判るほどの輝く存在感が有った時期もありましたからね。
2010/12/08
16歳(10月)を目の前にして、だいぶヨタヨタし始めましたがまだまだ存在感だけは十分に有るんですよ。
だいたい獣医さんには呆れられるほど肥っていますしね、、、、。
しかし、私達の目から見れば、この体形がとても艶っぽくて年とったラブ婆さんの理想の体形なんですよ、、。
度々言いますが、犬は人間が作り上げて行くものなんだと思っています。
素材は色々(他所で生まれた犬)なんですが、自らの犬舎に合った犬に作り上げて行くのがブリーダーの腕なのではないで
しょうか。 最終的に形作る体形や気性を、いつも意識して育てて行くこと。 それが理想の飼育と言うことだと思っています。
2008/07/01
良い資質を持った犬ならば、飼い方さえ誤らなければ亡くなるまで良い犬のままでいますから、、、それは見事なものなのですよ。
今日も色んな事が山ほどあって疲れましたが、テキーラ片手にベスの柔らかな身体を足で悪戯しながら書いたブログです。
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皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp
くりっくりの目もキラキラしていて、とてもヤンキーだったとは思えないほどです。フフ。
我が家のヤンキー娘も、そんな風に美しい16歳になってほしいなぁ~と思ってしまいました。
お見事です。
京都は如何でしたか?
さてベスは、歳をとるにつれて被毛が良くなり、
夏になって手触りが良くなります、、、、。
いま足もとのベスは、まるでラッコかアザラシみたいです。
秋の誕生日を迎える頃には、無邪気に子供かえりするんでしょうか、、、。
今でもとっても(無邪気で)可愛いんですが
いつもコメントありがとうございます。
ご愛犬ともども、ご自愛下さいね。