長期とは言えないが
けっして短くはない出張
から
無事に帰って参りました。
お土産は?
美味しいもの 食べてきたぁ?
おいらは 食うや食わず
木の根っこ喰って 待ってたぜいぃ
ほんとかよ おい
お前さんには 目の開かない頃から
たんと栄養を摂らせて
丈夫に育ててきた心算(つもり)なんだけどなぁ~
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食事でこんなに変わる、脳の発達や病気
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〈繁殖(犬に限らず)と栄養学は切り離せない関係がある〉
昨今先進国において、
低出生体重児(2500g以下)の増加が懸念されている。
特に日本では増加が著しく、
10人に一人は低出生体重児である現実がある。
低出生体重児の特徴は、
生まれながらにIQが低いことである。
原因と言われているのは、
妊婦の痩せ願望=痩せ過ぎ⇒すなわち栄養不足である。
出生体重が軽いほど、注意欠陥多動性障害(ADHD)になり易い。
また 社会性の欠損など深刻な課題を抱える。
栄養不足による低出生体重や早産により、
大脳白質の体積は著しく減少する。
そして神経細胞の興奮性が増し、抑制性が減る現象が起こる。
アメリカでの研究から
魚の摂取とIQ
妊婦が週に二回のシーフード(魚230~340g)を食べると、
子供のIQが3.3上昇する。
イギリスで行われた実験からは
早産時300人を対象に、7歳時点でのIQテストを実施した。
母乳で育った子供は、
人工乳(ミルク)で育った子よりIQが8.3高かった。
ベラルーシでの実験
17,000人の赤ちゃんが参加し、6歳時にIQテストを行った結果、
母乳で育った子は
人工乳(ミルク)で育った子よりIQが5.9高い結果が出た。
日本の研究からは
生後10か月から4歳までの健康な乳幼児133人を対象に、
大脳白質の体積をMRIで計測した結果、
母乳で育てた幼児の方が
人工乳(ミルク)で育てた幼児に比べて
大脳白質の体積が顕著に大きかった。
これらの臨床研究から
低体重で生まれてくると、
IQが低く、多動などの問題を持つ可能性が大であることが分かり、
妊娠中に魚=タンパク質を沢山食べたり(十分な栄養摂取)、
母乳哺育であると、子供のIQは高くなることが分かった。
妊娠中~乳幼児となってからの十分な栄養摂取は、
子供の脳の健やかな発達にとって
非常に重要なことが理解できた。
※脳だけではなく肉体そのものも。
母乳の成分、
特に初乳の中に高濃度で含まれる
糖タンパク質であるラクトフェリンに注目。
ラクトフェリンは
血管内皮細胞のトランスサイトーシスにより
血液脳関門を容易に通過することが分かっている。
良い犬とは、良い犬づくりとは、
犬のブリーダーに課せられた課題は少なくはない。
方向性を正しく定めたブリーダーであれば、栄養学を
学ぶのは必至であり、その研究を怠ることはない。
そこで得られた知識を惜しげもなく繁殖行為の中で実践し、
確実に結果として結び付けていけば、新たな発見が其処に
生まれる。
先に挙げた様々な問題は、犬の繁殖現場でも全く同様に起
こるので、栄養学から得られた知識は大いに生かされるこ
ととなります。
追記予定あり...
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