ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆嬉しい便り

2006年03月27日 | 閑話休題
Mon

先週末、関東圏内のある方からお電話を戴きました。

盲人の方で、三代目の盲導犬をお使いになっている方からのご連絡でした。

その方にとって、三頭目のパートナーはすこぶるウマの合うパートナーの様でした。

「ノア」と言う、いかにも盲導犬にふさわしい名前のその子は、盲導犬としてはやや大型のブラックの明るい性格
の元気者で、ユーザーさんはとても気に入っている様子でした。

日本の制度の中で、私達の様なブリーダーから盲導犬協会に譲渡された「盲導犬候補生」のその後はブリーダ
ーに明確に伝えられる事はありません。

私達の手元からは、今までに四頭の仔犬が「盲導犬候補生」として北関東にある盲導犬センターに譲渡されて
います。

その内の一頭は訓練半ばにリジェクトされ、一般の飼い主さんに渡されていますが、一度飼い主さんに連れられ
て里帰りを果しています。

後の三頭は全て盲導犬として働いているので、今後会える事は無いと思っていました。

そんななかでの小さな出来事でした。人の心と、犬に対しての思いやりに、ほんの少し目頭の熱くなるような気持
ちになりました。

夏の前に、ユーザーさんのお宅へ「ノア」に会いに行く予定を立てました、、、、、。


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☆写真:Kidderminsterの西にあるAreyと言う小さな村で、 RiverSeven の川岸にて、水鳥たちと戯れる親子。
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☆Crufts 2006

2006年03月26日 | ショーイング
Sun

今年は一人でクラフトに行った為、何かと忙しく、ゆっくりショーを観戦とは行きませんでした。

"LabradorRetrieverClub"や"MidlandCountiesL/RClub"のブースでのマナーの悪さには、呆れる位です。

自分の順番を待って用事を済ませていると、平気で割り込みを敢行する人がいます。

また、順番を待って後に並んでいても、その人の知り合いとおぼしき人を割り込ませたりと、、、普通の神経で
は考えられません。

この様な事が起こるのは全て「オーバーシーズ」の受付での事です。大概はどこの国の人かは判っていますが、
お国柄と笑って済ますには余りにも・・・・・です。

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さて、
牝のクラスでウィナーとなったのは、予想通り"IT CH Loch Mor Sugar"でした。ブリーダーやラブラドール関係者の
多くが認める「名花」です。

連戦の疲れか、フランコの調子もイマイチだった様子で≪BOB≫を逃す結果となりましたが、もしシュガーが選ばれ
ていたら、グループファーストは確実だった様に思ったのは私だけではなかったようです。

フランコは沢山の良いラブラドールを持っています、カマっぽいハンドリングは全く戴けませんが、犬を見抜く目と
繁殖の手法には見習うべきものがあります。

ブリーダーを通じて彼からもらったイタリアの「レトリバークラブ」のイヤーブックを観たりしていると、結果は既に予
想できていた様に思えます。 (2001年頃のTriplestarサイトにイタリアの台頭を書いた覚えがあります)

いま彼の手元には、シュガーの姪っ子、つまり"Nikki"="IT/CH Loco Mor Sokeri"の子供二頭がいます。

我が家のサリーよりはるかに良い資質を持った子達です、どんな活躍をする子に育て上げるのでしょう、、、、興味
は尽きません。

続く
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☆モスクワでは

2006年03月25日 | トリプルスターの日常
Sat

ロシアより愛を込めて・・・・・古いですね~~~。

帰国前に、モスクワのディナからメールが来ていました。

何と、「ドッグショー」なるものを見に行ったそうです。物好き?

ディナ母さんの感想は、ノンビリしていて犬達もディナより厳つく、ディナも出れば「優勝間違いなし」
なのではと思ったそうです。

ロシアに限らず欧州でのドッグショーは、「ビジネスチャンス」として流行の様相を見せています。

こんな所へ多くの犬種が、流れていきます、、、、、、、。

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写真:モスクワのショー会場にて、ラブラドール達は一見原産国風に見えるが、、。(ディナ母さん撮影)


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☆Crufts 2006

2006年03月25日 | ショーイング
Sat

クラフト雑感

この所、毎年「牡」のリングサイドで犬達を見続けていますが、周囲の変化は著しいものがあります。

耳に入る言葉は、英語が減りイタリア語やオランダ語が増えました、フランス語やドイツ語も増えました。

観客のマナーはとても悪くなりました。外国人はともかく、イギリス人の顔ぶれとマナーも悪くなりました。

私としては、以前ほど観戦していて楽しい雰囲気にはなれなくなりました、、、、、、、、。

犬達も全体にクオリティーは上がっているように見えますが、吠え掛かったり、小さな「いがみあい」が
みられたりと、ショーの質は低下している様に感じられます。

ベンチで吼える犬を見たのは三年前でした、その頃からサンディーランズではショーイングする犬達を
布製のケージで覆うようになりました。

高齢のブリーダー達は、大陸でのジャッジを経験し以前から犬達の変化に気付いていました。

基本的な指導を受けないブリーダー達が、ショーで勝つだけの犬作りに落ちいってしまうのは、いずこ
も変わりない様子です。

クラフトの前週行われた"East Anglian L/R Club"のショーでウィナーになった**犬舎のKさんは今回
のジャッジを嫌い、出陳を避けました。

ナルホド・・・・・・

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写真:BOBを獲得した"Suttonpark Manifesto JW"グループ戦では全く良いところ無く撃沈。
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☆帰国しました

2006年03月24日 | トリプルスターの日常
Fri

寒かったです、とても!

今年のイギリスは事の外寒く、スコットランドまで伸ばそうとした足は見事に引っ込みました。
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何はともあれ、無事に帰って来られて不思議な気分です・・・・・・・・・・・・・・。

今年も沢山の健康なラブラドール達に会ってきましたが、パルボ騒ぎに消毒薬持参の物騒な
旅でもありました。(クラフト会場までお薬を持ってきてくれました☆☆さん有難うございました)

私は訪問する犬舎の為に「防護服」まで持って行きましたが、いずこでも一笑に付され、、、、
あわれ役には立ちませんでした。

帰国後の我が家には、9頭のパピーがいましたので着替えは勿論頭の先から足の先まで消毒
薬を吹きかけての帰還となりました。

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帰国後最初の仕事は、溢れんばかりのメールの整理でした。心配な症状の犬達からの連絡も
無く、安心しました。

一夜明けた昨日は、ワン達にご挨拶に行きましたが、みんな何て事無く気抜けする位ごく普通
でした。

北ウェールズから連れてきた「マギー」だけが皆の歓迎を受けてションをちびって喜んでいました。

梅や杏の花が満開で、ウグイスたちも上手に鳴いていて「日本の春」をやっと実感できました。

朝、昼、晩と日本酒を飲んで体調を整え、夜には近所の「日本料理家」にて日本の味を堪能し
やっと落ち着いたところです、、、、、。

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今日は朝から「中華」のオンパレードでした、紹興酒も少々呑みすぎました、、、、。明日から
は頑張ります!

イギリスでの旅話はおいおい書かせていただきます、が、若い人達には面白くない話が多いか
も知れませんね~~。

私の親交ある人達(ブリーダー)は、皆60代後半から70代の方々ばかりです。浮いた話など有
りませんから、、、まったく。

不思議なのは、イギリスでは心トキメク思いをした事が一度もない事です、、、、、?

ロンドンやバーミンガムの街中で洒落たスタイルの女性を見かけることは少なくないのですが
何でなのでしょう、、、、?

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☆写真:サリーの母方の爺さん、フィンランドチャンピオン・Follies Storm Petel いかにも「もて
そうな」牡です。




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