久し振りに
ワンコの飼育について
書いてみます。
それというのも
ここ連日に亘って
仔犬の面会や
親犬/若犬を見たいという方々と
お会いする機会に恵まれていて、
それらの方々からのご質問やお悩み相談は、
ラブラドールに限らず、犬の飼育に関する
事ばかりだと言うことに驚いてしまったから
と言う理由が一つにあります。
ここに来られたみなさんは、一様に
犬種のこととか、その犬の育て方のこととかを
誰に、どんな風にして教わったら良いかと言うことで、
ほんとうに悩んでおられるんですね。
驚きました...
私達からの お答えとしては
「犬種のことはその犬種を研究している
ブリーダーに聞くのが一番」ですよ
とお答えしているのですが、
それを聞いてスッキリしたという方は
意外にも少ないのですね...。
※ブリーダーにも責任があると言えば
そうなのかも知れませんが、
一般の方々が
色々な質問をぶつけてみたいなというブリーダーが
すぐには見当たらないというお悩みもあるのだとか。
う~ん 確かにそうかも知れませんねぇ。
昨日来られた方は
ラブラドールの目の病気のことで
とてもとてもご苦労された方でした。
進行性網膜萎縮=prcdPRA と言う目の病気を
ご存じでしょうか?
ワタシ(達)自身は、
進行性網膜萎縮と言う目の病気を発症した個体を
この目で見たこともなく、また何処何処で
進行性網膜萎縮が発症したよと言うことを
(外国も含めて)私達の周りで聞いたことがありません。
然しこの病気にかかってしまったラブラドールを飼育
されていた方からの貴重なお話しは、大変重く、そし
て絶対にそんな事があってはならないという思いに
強く駆られたことは事実です。
そして何故か、気が重くなってしまったことも...
じじつなのでした。
人の行為には何から何まで限界が有ると言う事も判っ
ていたつもりでしたが...。
※ 進行性網膜萎縮と言う遺伝性疾患を考えた場合、
ブリーダーの正しい考え方(基本姿勢・心構え)としては、
検査(調査)を行なってその結果が若しノーマル(クリアー)
以外の結果(キャリア、アフェクテッド)が出た場合は、
絶対にその個体を繁殖には使わないという原則を持つ事
が大事であると考えます。
出来るだけ、繁殖行為には妥協が伴わないように心掛け
るべきではないかなと思います。
凡庸なものを作るのはブリーディングとは言えない事を、
強く心に刻み込むことが大事なことかも知れませんね。
いま ワタシタチは、
二頭のやんちゃ坊主(^^;)
を 育てています。
二頭のやんちゃ坊主と行っても
それは70日頃までの事であり、
今は 依然としてやんちゃな男の子と、
元はやんちゃな子でしたがとても聞き分けが良く
賢い男の子の二頭を育てていると言った言い方が
正しいのかも知れません。
片方の子は 頭の成長が早いせいか???
150日目にして犬歯が永久歯に生え替わっています。
四本に見える犬歯の様子を、
このままずっと残しておいてみたい想いが僅かにある
のは、いけないことですよね(^^;)
乳歯が永久歯に生え替わる頃の若犬達は、
口の中が痛痒いせいか、本能的に、なんでも
手当たり次第に噛んでみたい欲求と戦っているようです。
そんなタイミングで、噛んではいけないものを教えてあげると
意外にも、教えられたことを長く覚えていられるようですね。
若犬の育成は
大事な躾の時期である一面
給餌と運動を重要に考えてみる、
身体作りに尽きる時期であるとも言えます。
この頃には、ラブラドールに特有とも言える
ゴージャスな被毛の出来上がる時期ですね。
被毛の薄い個体や柔らかな毛質の個体は、
給餌内容を考えてきた方が良いかも知れません。
※ 我々ブリーダーは、
栄養価の考慮されない所謂”手作り食”を
成長著しい時期の若犬に与えることはありません。
犬の育成は、始めから終りまで、
ままごと遊びの気分で行うものではないからです。
給餌内容と時間と共に変化していく給餌量等のことは
逐一、犬をお求めになったブリーダーに問いかけて下さい。
※ 弊舎の仔犬と若犬に興味の有る方は...
どうぞお気軽に、メールかお電話で、詳細をお尋ねください。
lab@triplestar.jp
090-2650-0403
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