
皆さん、おはようございます。
昨日は天気も良く、朝から29℃だったので「今日は30℃を越えんじゃね?」なんて思っていたのですが、予想していた通り簡単に越えちゃいました。
おまけに日中のクソ暑い中に石垣島の西海岸を屋良部崎を目指して歩いたものですらガレ場に加えてアップダウンがありで、マジで死ぬかと思った・・・ いや、完全にヤバイ状態に陥りました。
あのぉ…
ここで、はっきりと言っておきますが、この後の内容を読んで安易に言ってみようなんて思わないでくださいね。
浮石の多いガレ場だけでなく、ここへアクセスするには幾度かロープを使用して壁面を登らなければならないし、「もしも」の際には救助なんて簡単に行けませんません。
おーーーー!なんて叫んでも、上の画像に写っている対岸の西表島までは聞こえないのです・・・(笑
まぁ、そんな話は一先ず何処に置いといて、目指すところは、ここ!

半島状に海へと突き出した屋良部崎。
グリーンタフ(緑色の凝灰岩)のために青く見え、石垣島で見られる風景とは少し違います。
って言うか、屋良部崎は御神崎と同じ並びになりますから、その御神崎の海岸をイメージすると分かりやすいかも?
そして、この屋良部崎まで行った目的が、これ!

火山か噴火した際に雨が降ると、吹き上げられた大量の火山灰の中を雨が落ちる時に火山灰の粒子を雨が吸着して豆状の粒となって落ちてくるという火山豆石なのです。
その火山豆石が降灰した上に落ち、長い年月と共に凝灰岩と化し屋良部崎にある一部のグリーンタフの表面に見られるのです。
まぁ、雨粒が吸着したものなので“うわっ!”ってサイズは無いのですが、この地で見られるモノは大きいもので1cmほどで良く見られるサイズのモノは5~6mmくらいかなぁ?
ちなみにスケール代わりにハンマーを置いてみると、こんな感じ。

これが屋良部崎で見られる火山豆石だ!なんて知識が無いと知らずに踏みつけてしまいそうな大きさです。
石垣島はサンゴなど出来た比較的に新しい石灰岩や於茂登岳を構成する花こう岩をイメージされる方も多いかと思いますが場所によっては、このような火山豆石や枕状溶岩などの火山活動時の観察ができるのです。