「カールじいさんの空飛ぶ家」を見てください
きっときっと心が素敵になれると思います
ふるらんも「いい夫婦をみるとこっちも幸せになれる」と思う一人ですから・・・
病院の寮にいた時のお話です。
緊急に救急車が二台来ることになり、ふるらんはとにかくエプロンだけして病院に行きました
処置の準備をして・・・
そして60代後半ぐらいのご夫婦が担架で運ばれてきました。
二人とも足を挟まれて骨折しています。
ただ二人とも意識ははっきりしていて、元気で、互いに名前を呼び合ったり、手をつながせてほしい・・というので担架を二つなれべての処置が行われました。
二人は
「大丈夫か?」
「ええ、あなたは?」
「僕は大丈夫、痛いのは君のほうじゃないのか?」
「足、だいぶ腫れてる?」・・・
とっても愛し合ってる二人のようで、ずっとお互いを励まし合って処置を受けていました
病棟にはその時、二人部屋が空いていなくて、男女に別れてお部屋にはいることになりました。
二人は離れるの辛いようでしたので・・
(夫婦の人はわかるよね?一人で寝るのってさびしいものね~)
ふるらんは考えて二人にお手紙を書いてもらってお互いに渡すことを提案しました。
二人は手紙を書き、そしてふるらんがとどけ、その手紙を枕まとにおいて二人は無事寝てくれました
ナースステーションに戻り、先生がカルテを書いていました。
夜勤の看護師さん達から
「助かったわ~二人いっぺんだからとっても無理だと思ったから」と言われ
「いえいえ、ふるらんの時も助けてもらいましたから」と話しました。
先生が
「それにしてもあの年齢で二人とも仲良しだね~」というので夜勤の看護師さんが
「そうですよね。あの年齢だともう話すこともないのが普通なのに」というとヘルパーさんが
「我が家だってもう話すことなんてないですよ~まして寝るところは別です」と笑いました。
ふるらんがじ~~としているので先生が
「なんか感じるの?(←知っている人は知っているから)」というので
「失ってから手に入れたからだと思います」というと看護師さんやヘルパーさんが
「え?どういう意味?」と聞くのでふるらんは
「なんか・・そんな気がします。え~意味ですか??う~~ん・・」
ふるらんは自分で話していることが時々わからない時があります。
う~んなんていうのかな?
聞こえてくることをそのまま言うからかな?
で・・それを聞いた先生が
「なんかわかるなぁ・・・失ってから手に入れたから・・っていう意味・・漠然としているけどなんか深いものがあるね」というので
「お子さんか誰か無くされたのでしょうかね?」と看護師さんが言うと
「もっと何か・・深いんだろうね・・ふるらん君が漠然というときは‘人の真意’に触れることが多いからね」と言いました。
旦那さんが左足、奥さんが右足の骨折。
でもそんなに二人とも痛がらないし・・
「愛があれば痛くないのかも」とスタッフで思ったりして
いいねぇ~あの夫婦・・と病棟で褒められるぐらいの二人で。
いつも手をつないで移動するし、ご飯も二人笑顔で食べる。
みんなに親切でそして片一方の姿をいつも追いかけて・・
お手洗いから出てくるまでそちらの方向を見ている。
いつもうなずいて会話をして、同じもので同じ感動をしていて・・
同じ時を刻んでいる・・・
きっと心臓も同じように脈を打ってるかも・・と思うぐらい。
「二人一緒に○くなるつもりかもねぇ・・」と発言してもおかしくない。
入院して数日後、先生から
「自宅から通っていいですよ」と許可が出ました。
すると
「ありがとうございます」と二人同時に挨拶をしていました。
でも二人とも足が折れているので歩くのは不便で・・まぁ二人三脚でも・・という感じになるけど・・それでも本当に不便で・・先生から
「退院するのもいいですけれど、不便さを考えたら病院におられますか?」と聞かれ、二人は
「同じ部屋なら、ここに居させてください」と言われました。
・・・ということで二人部屋が空いて・・二人で入室。
そしてやっぱりラブラブ
で、やっぱり・・その秘密を知りたいのはスタッフ全員だし、他の患者さんも同意見でした。
誰がその秘密を解明してくるかがみんなの思いでした。
続く…
きっときっと心が素敵になれると思います
ふるらんも「いい夫婦をみるとこっちも幸せになれる」と思う一人ですから・・・
病院の寮にいた時のお話です。
緊急に救急車が二台来ることになり、ふるらんはとにかくエプロンだけして病院に行きました
処置の準備をして・・・
そして60代後半ぐらいのご夫婦が担架で運ばれてきました。
二人とも足を挟まれて骨折しています。
ただ二人とも意識ははっきりしていて、元気で、互いに名前を呼び合ったり、手をつながせてほしい・・というので担架を二つなれべての処置が行われました。
二人は
「大丈夫か?」
「ええ、あなたは?」
「僕は大丈夫、痛いのは君のほうじゃないのか?」
「足、だいぶ腫れてる?」・・・
とっても愛し合ってる二人のようで、ずっとお互いを励まし合って処置を受けていました
病棟にはその時、二人部屋が空いていなくて、男女に別れてお部屋にはいることになりました。
二人は離れるの辛いようでしたので・・
(夫婦の人はわかるよね?一人で寝るのってさびしいものね~)
ふるらんは考えて二人にお手紙を書いてもらってお互いに渡すことを提案しました。
二人は手紙を書き、そしてふるらんがとどけ、その手紙を枕まとにおいて二人は無事寝てくれました
ナースステーションに戻り、先生がカルテを書いていました。
夜勤の看護師さん達から
「助かったわ~二人いっぺんだからとっても無理だと思ったから」と言われ
「いえいえ、ふるらんの時も助けてもらいましたから」と話しました。
先生が
「それにしてもあの年齢で二人とも仲良しだね~」というので夜勤の看護師さんが
「そうですよね。あの年齢だともう話すこともないのが普通なのに」というとヘルパーさんが
「我が家だってもう話すことなんてないですよ~まして寝るところは別です」と笑いました。
ふるらんがじ~~としているので先生が
「なんか感じるの?(←知っている人は知っているから)」というので
「失ってから手に入れたからだと思います」というと看護師さんやヘルパーさんが
「え?どういう意味?」と聞くのでふるらんは
「なんか・・そんな気がします。え~意味ですか??う~~ん・・」
ふるらんは自分で話していることが時々わからない時があります。
う~んなんていうのかな?
聞こえてくることをそのまま言うからかな?
で・・それを聞いた先生が
「なんかわかるなぁ・・・失ってから手に入れたから・・っていう意味・・漠然としているけどなんか深いものがあるね」というので
「お子さんか誰か無くされたのでしょうかね?」と看護師さんが言うと
「もっと何か・・深いんだろうね・・ふるらん君が漠然というときは‘人の真意’に触れることが多いからね」と言いました。
旦那さんが左足、奥さんが右足の骨折。
でもそんなに二人とも痛がらないし・・
「愛があれば痛くないのかも」とスタッフで思ったりして
いいねぇ~あの夫婦・・と病棟で褒められるぐらいの二人で。
いつも手をつないで移動するし、ご飯も二人笑顔で食べる。
みんなに親切でそして片一方の姿をいつも追いかけて・・
お手洗いから出てくるまでそちらの方向を見ている。
いつもうなずいて会話をして、同じもので同じ感動をしていて・・
同じ時を刻んでいる・・・
きっと心臓も同じように脈を打ってるかも・・と思うぐらい。
「二人一緒に○くなるつもりかもねぇ・・」と発言してもおかしくない。
入院して数日後、先生から
「自宅から通っていいですよ」と許可が出ました。
すると
「ありがとうございます」と二人同時に挨拶をしていました。
でも二人とも足が折れているので歩くのは不便で・・まぁ二人三脚でも・・という感じになるけど・・それでも本当に不便で・・先生から
「退院するのもいいですけれど、不便さを考えたら病院におられますか?」と聞かれ、二人は
「同じ部屋なら、ここに居させてください」と言われました。
・・・ということで二人部屋が空いて・・二人で入室。
そしてやっぱりラブラブ
で、やっぱり・・その秘密を知りたいのはスタッフ全員だし、他の患者さんも同意見でした。
誰がその秘密を解明してくるかがみんなの思いでした。
続く…