タロット占いの教室に通われている生徒さんのお話です。
「人の役に立ちたい」というお気持ちがあって、それを育てて出会った人のためになりたい、と思う方でした。
彼女を見たときに、
「タロットで大丈夫」お勧めしました。
それから月に2回ぐらい教室に来てはお勉強。
実践を積むように訓練方法をお伝えしていきました。
彼女は自宅でお友達や家族を見ていきたいということとお友達の紹介だけで、という今の気持を考慮して・・
ふるらんは彼女の家でどうやってタロットをしていくかお伝えしました。
そしてそれが出来ているかの確認のため、写メを取ってきてもらったり、ふるらんが行ったり・・・
(その点は厳しいかもしれませんね、苦笑)
人の運勢を見る作業です。
自分がキチンとしていると当たります。
自分よくするのはもちろんですが、自分の周りもきちんとすることを望みます。
彼女がしっかりしていても、周りに問題があると・・
それを治すか、そこから離れるか、離れてもらうか、という手段になると思います。
楽しく、あかるくタロットをしたい。
でも基本は人を助けたいと思うのであればキチンとして欲しいものですものね。
ある日、彼女の家に行ってお茶をしながらタロット教室をすることになりました。


そのとき、彼女から
「お友達からタロットカードをもらったのですが見てもらえますか?」と言われ、ふるらんは見て見ると、
「あら~良いカードさんじゃない」とすぐ思いました。
そして
「このカードさんを持っていた人は心が優しすぎてしんどくなる人みたいね」と言うと
「その通りです。とても良い友達なのですが、優しすぎて背負ってしまうし、それを良いことに何でも何時でも寄りかかってくる人も居たみたいです」というお話を聞きました。
かわいそうに・・
礼儀をわからない人もいるのですものね・・・
「カードさんがあなたのところへ行きたがっているし、それで私は人助けよりも自分のことを占うことに専念するわ」とお友達が言われたそうです。
「そうね、そのお友達には、来年の春には動けるからそれまでは栄養を溜めてね、とつたえてね」と言いました。
新しいカードさんとの出会い。
何か良いことありそう・・と思いながら一枚一枚の声を聞いていました。
そして・・一枚取ると・・
「これで仕事をしていくという気持が出てきているからカードさんと仲良く、そしてキチンとした正しさの会話で進めてね」と言いました。
年末に入り、お正月。
お正月には親戚が来て賑やかになり、彼女はタロットをしてあげたそうです。
当たっている、と何回も言われて自信がついたそうです。
その中でいとこの女性に
「会社で良いことがあると思うから、行きたくないと思っているかもしれないけれどお正月あけ頑張って出勤してね」と優しくはなしたそうです。
すると・・
お正月を明けて出勤すると、周りの人からの話で苦手な女性の同僚が○月いっぱいで仕事をやめる、という話になっていたそうです。
「○月まで耐えれば大丈夫と思ったら気が楽になった。嫌な気持ちを乗り越えて出勤させてくれてありがとう」というメールがいとこから来たそうです。
ほんの少しでも人の役に立ったという事が生徒さんにとってとても自信になりました。
人の役に立って、『徳積み』です。
徳を積んで積んで積んで・・
どんどん積んで、
そしてまた徳を積ませてもらいましょう。
その徳でまた人のために頑張れる自分になっていきましょう。