杜鵑草(ホトトギス)の花が咲きました。
日本原産のゆり科の植物です。
紫の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似てることから「杜鵑草」と呼ばれるそうです。
ホトトギズといえば、万葉の時代から度々歌にも詠まれていますが
こちらのホトトギスは、鳥のほうです。
変換をすると、漢字で不如帰(ホトトギス)と出てきます。
帰ってこられなくなった、中国の王様が不如帰(ホトトギス)というとりになったなったというお話からつけられた名前だそうです。
花のホトトギスは、杜鵑草(ホトトギス)と書くようですが
鳥のホトトギスのほうは、他にも、杜鵑・時鳥・杜宇・蜀魂・霍公鳥・田鵑
・無常鳥・杜魂・布谷・霍公・黄昏鳥・
夕影鳥・菖蒲鳥・初時鳥・山時鳥・沓手鳥・子規…など
沢山の表記があるようです。
それだけ、親しまれてきた鳥なのですね。
ホトトギスの名前は、鳴き声から来ているそうです。
「ホトトギス」とか「テッペンカケタカ」とか「特許許可局」聞こえるといわれます。
実際にはどんな声か知りたい方は、こちらのサイトでどうぞ~♪
どうでしたか?なんと鳴いているように聞こえましたか?
私には、「ホ・ト・ト・ギ・ス」と聞こえますけど?
ところで、ホトトギスを詠んだ歌といえば沢山あります。
「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」
~美味しい鰹が食べたくなります。本当は、秋の鰹の方が脂がのって美味しいとか?
「ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる」(後徳大寺左大臣))
百人一首で覚えましたね~。切ない歌です。
「なかぬなら 殺してしまへ 時鳥(ホトトギス) 織田右府」(織田信長)
「鳴かずとも なかして見せふ 杜鵑(ホトトギス) 豊太閤」(豊臣秀吉)
「なかぬなら 鳴まで待よ 郭公(ホトトギス) 大權現様」(徳川家康)
これらはあまりにも有名ですね。
「ホトトギス」の鳴き声が{てっぺん かけたか]と聞こえるところから
こういう句が生まれたのでしょうね。
おまけに付け加えると
「なかぬなら それでいいじゃん ホトトギス」(フィギアスケート;織田信成)
テレビのインタビューで、織田信長の子孫と騒がれた織田信成くんです。
今シーズンは、汚名挽回で頑張ってくださいね~♪
それでは私も、一句・・・・
ホトトギス ホトトギス・・・・鳴き声聞いたことがないと思うし~
う~ん・・・
「ホトトギス ああ不如帰 杜鵑草」
って、全然ダメじゃん
【ダリア】
メキシコ原産のキク科の植物です。
和名を「天竺牡丹:てんじくぼたん」というそうです。
江戸時代に日本に渡ってきたというこの花も、すっかり日本の花ですね。
今日の食卓から~
とても美味しい栗が、少しだけ手に入ったので 水まんじゅうに入れてみました。 こしあんとの相性もばっちり! |
今日もお付き合いくださってありがとう~!