電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

アジアの英雄

2017-08-17 22:45:04 | ドキュメンタリー

久々にBSでブルース・リーの映像が放送されますね。
テレビで放送されるときはドキュメンタリーとか多いのですが、こちらは御存知モノクロのロスト・インタビューです。


放送日は土曜日のようですのでファンは要チェック!

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92899/2899058/index.html

このインタビューは好きでよく見ていましたね。今回映像の世紀という番組の6回目だそうです。さすがブルース・リーですね! 

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獅子と呼ばれた女・宋慶齢

2011-06-30 00:00:00 | ドキュメンタリー

先日放送された、近代の中国の女性に関するドキュメンタリー番組「獅子と呼ばれた女・宋慶齢」を見ました。 慶齢は一時、来日もしていたとのことだったが日本にだって当然ながら関連があるでしょう。日本人の私はこの番組をどう受け取るべきか。

東京・日比谷には今でも慶齢の弾いたピアノが保管されているという。ピアノだって弾けた彼女は挫折した自分(私)からすればそんな才能も羨ましいけど、ピアノが残されているという事実は音楽家でもないのにどういうことなのだろう?(これはあとできっとわかる…)。

当時、アメリカの大学に留学していた慶齢はこの留学によって本格的に英語をマスターし、1912年に大学を出て帰国途中日本へ寄り、孫文の英文秘書となった。そして結婚する時には日本人・梅屋トクが孫文と慶齢の間を取り持ち、結婚したのだという。トクのひ孫の女性の方がインタビューを受けていました。そんな人までいるんですね。

慶齢の父をはじめ皆が結婚に猛反対したのは「宋家の三姉妹」でも描かれていた通りだった。唯一、結婚を認めてくれた妹・美齢が結婚した時の写真を見ると、映画では姉・靄齢を演じたミシェール・ヨーみたいな顔に見えてしまう。孫文は慶齢のために彼女の英名ロザムンドに肖り中国初の飛行機に”ロザムンド”号という名を付けたそうだ。年の離れた孫文は誰も真似の出来ないそんなプレゼントを彼女に贈った。
しかし、孫文は肝臓がんで1925年に亡くなってしまう。孫文の死後、慶齢は上海の家に引きこもったとか。

しかし、目が覚めたように政治活動を開始。やがて蒋介石と対立するようになった慶齢は声明文を次々に発表する。ひたすらタイプライターを打ちこの時の執念のように政治活動に打ち込む姿などからいつしか獅子の女と呼ばれるようになったという。(目の覚めた獅子は強いのだ。)獅子の女なんてそう易々とは呼ばれる訳はない。ピアノが弾けるひとりの女性なのだから。
そして、1927年にはモスクワへ行く慶齢。これは逃げたのではなく世界に革命は終わっていないと宣言するためだったと言います。新しいタイプの政治家だったと研究者は語っていたが必要とあらば自ら外国にも出向くのである。

姉妹の性格については、妹・美齢は表面は慎ましやかだが物欲があって野心的であり、姉・靄齢は富に執着する率直な性格だった。そんな姉の方を好ましく思っていたという慶齢。しかし、その想いとは裏腹に慶齢は美齢の結婚にあまりにも大きなショックを受け病に伏したそうです。
中国では慶齢の人気が高いそうですが、番組で中国人ジャーナリストが語っていた話で印象的だったのは中国の若い人の意見で女性の生き方としては美齢の方が良かったという意見があるんだそうです。(つまり慶齢ほど苦難を背負わなかったという見方から。)どこの地域か不明だったがそんな意見もありました。

また、専門家が慶齢の精神分析するという違った面からも中国の一人の女性を見つめる番組はつづく。彼女は革命だけではなく普通に福祉や教育もテーマだったというのも政治家の性質を持っていますよね。そして番組は慶齢についてもっと深く入り込みます。周囲の誰かに人柄について聞くと、心の内を話さない人だったそうです。(本当は誰かに話したいのに・・。)そして遠く離れてしまった妹・美齢にもう一度だけ会いたかったと言うのです。しかし、それはどんなに望もうともついに実現することはありませんでした。

生涯かかった数々の運動。孫文先生の夢。晩年、死を予感した慶齢は南京にある孫文の墓には入らないと言い残す。これはまだ活動をしていたときの事、極々僅かな身近な人間には本音をもらしていた。もう引退したいと。あれだけ中国の理想に燃えていた彼女も終盤には変貌してゆくのです。何か大きな使命を果たし終えたのでしょうか。番組はそんな人間らしい彼女の様子を映し出していました。

まずは存在を知って、彼女がどんな人物だったのかを知ることでその国や人々の動き・考えまでも分かる。それだけ大きな存在だった彼女は獅子と呼ばれるまでになった。映画だけではなかなか分からない慶齢の真の姿を反映したこの教養番組を通じ孫文の妻・慶齢の事が少しは理解が出来たのかも知れない。終

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『愛心無國界311燭光晩會』を終えて

2011-04-01 23:49:02 | ドキュメンタリー

本日『愛心無國界311燭光晩會』が開催されました。
私はラジオ局とRTHKという香港の放送局でその中継を見ていました。

全部は見れませんでしたが、そのイベントの様子は大体見れたのですが、
香港の人たちがこんな盛大なイベントを開催してくれたことに
とても感動し、感謝の気持ちでいっぱいになりましたね。

 

 

司会のアグネスも雅俊さんが登場したときには通訳をしていました。
雅俊さんは昔のドラマの曲俺たちの旅を歌っていましたね。

時折、3/11の模様が流れるたびに本当に涙がこぼれてきました。
二度と起きて欲しくない事です。

ジャッキー&ジェイシー、エリック・ツアン、ドニー・イェン、ジョン・シャム
アンディなど香港のスターたちが、とても感動的な場面を見せてくれたことが
本当にうれしく思います。


ジャッキー。そして香港のみなさん。

本当にありがとう!!!

 

 

イベント前に祈願するスタッフ

リハーサルでジャッキー指揮のもと、「アンパンマンのマーチ」を歌う香港の子供たち。

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香港のラジオ局

2011-03-31 22:21:43 | ドキュメンタリー

いよいよ明日に迫った東北関東大震災復興チャリティ・イベント。
日本からは中村雅俊さんや千昌夫さん(懐かしすぎる〜)、AKBも参加されるようです。千さん「北国の春」を熱唱してくれるのかな??
ムービーアジア以外で放送される情報はないかなと集めていましたら
TVB大富(782ch)というCS局や香港のラジオ局で中継があるみたいです。
ところで香港のラジオなんて日本で聞けるのか?と疑問に思っていたのですが、こちらのサイトから聞けるんですね。

http://radiotime.com/station/s_14488/RTHK_Radio_2_948.aspx 

rthk2というFM局です。

番組表はこちら

http://programme.rthk.org.hk/channel/radio/index.php?c=radio2&m=timetable&date=20110401

上記の番組表をみると、

19:00-23:00 愛心無國界311燭光晩會

となっていますね。
ラジオなので音声のみになりますが映像が見れない方も、とりあえずこちらの方法で各国の歌手の歌声を聞けるのではないでしょうか。ご参考まで。

(※本当に当日聞けるかどうか私には分かりません)

どうか聞けますように!

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『各路英雄』

2010-08-19 00:26:06 | ドキュメンタリー
香港のTV局、香港ラジオテレビ(香港電台)が制作したドキュメンタリー番組。
昨年に現地で放送され、石堅にはじまり、陳觀泰や鄭佩佩、徐楓といった香港の映画スター
を毎回特集していました。(全10回)

2009-09-30 神堅如石 - 石堅
2009-10-07 武者之行進 - 陳觀泰
2009-10-14 金燕子本色 - 鄭佩佩
2009-10-21 動之以情理 – 董瑋(王韋)トン・ワイ
2009-10-28 力王蛻變 - 樊少皇
2009-11-04 一代侠女 - 徐楓
2009-11-11 五湖四海小兄弟 - 孟海
2009-11-18 我的電影故事1979-2009 - 唐季禮
2009-11-25 影之智者 - 午馬
2009-12-09 與龍共武 - 狄龍

毎回付けられているタイトルが素晴らしいですね。
この局は香港版某国営放送ってところですか。BSで放送しないかな?


公式サイト
http://www.rthk.org.hk/rthk/tv/actorsinaction/20090930.html
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レッドクリフ特番

2008-09-19 22:14:33 | ドキュメンタリー
明日の晩、9/20(土)※深夜1:25~『レッドクリフ』の特番がテレビ朝日にて放送されます。
インタビューやメイキングなどが放映されるそうですので、劇場に見に行かれる方、興味のある方は要チェックです!


※正確には日曜日になってからになります。(土曜日の25:25~)
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「燃えよカンフー」THIS IS KUNG FU

2008-05-29 00:58:26 | ドキュメンタリー

ドキュメンタリー映画です。
ちょっと間が開きましたが、このブログも少し見つめ直してみたいと思います。

この作品は香港映画と明らかに違うのですが、たまに見ると新鮮な気分に包まれるので何のストーリーも無い、こういった記録映画を見るのもいいですね。(まぁこれが趣味ですので)

ところで過去に製作された古い映画にはもちろん限りがあるのですが
その数は膨大でそのすべてを見るなんてことは不可能です。

ヤフオクに出品されたりして、ちょっと気になっていた
郭南宏の「河南嵩山少林寺」という作品も”逆襲!少林寺必殺拳”という
タイトルでビデオ化されていたのを最近になって知って驚きました。
(未見ですが、これにはストーリーがあるようです。)

映画の新作は続々と製作され劇場公開されてはいますが、
ファンであれば当然見るのが普通で、それを楽しみにしている人も多いはずです。
映画館というのは他に神経を使うこともないので確かに集中して見れる環境です。

しかし昔の映画館でしか見られない状況は崩れ去り、足も自然に遠ざかり
鑑賞するメディア、環境も多種多様となってしまっているのが現状。
これもDVDの普及を含めネット社会の影響だったりするのでしょうか。
子供の頃に通った懐かしい思い出の映画館が閉館されても、
映画館がゼロにならないのは救いですが、今はどこか入りにくいというか、入っても空気も昔とは違いますね。(一度入ってしまえばあまり気にしませんが)

でも今の私はDVDを買っても見ない。持っているだけで満足してしまう。
そんな状況でこの先どうなってしまうのか不安になってしまいます。
そうだ! 朝、家を出て帰るまでの時間で勿体無いのが通勤時間なのです。(これしか無い)
最早この時間を有効に使うしか今の私には残されていないのです。
電車の中で映画を楽しんでいる人なんて少ないのかも知れませんが、
これは新聞を読んだりや読書をしている人と同じ。音さえ漏れないようにしておけば
問題は無いはずです。携帯の小さな画面でもいいので個人的に楽しむ方法を見つけ何とか実践してみようと思います。

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話を元に戻します。当時はこんなものまで「少林寺」のヒットで上映されたんですね。
ちょっと調べてみれば、製作が呉仰前(ウー・ヤン・チャン)、
監督は仲義(チュン・イー)と楊頌(ヤン・チュン)が共同との事。
(全然聞いたこともないスタッフですね・・・。)
これはビデオになっていました(日本語版)。




カンフーの実演というのもグーですね(笑)。これが最後まで続きます^^。
中でも”南拳”。これが実に素晴らしい!



それから20数年後にDVD化されて日本盤も出ました。

こちらがDVD。(『中華武術』と判明。終盤”少林寺拳法”の演舞が無く、ビデオとは違っていました)


かなり若いリーリンチェイ。この頃は他の実演者に溶け込んで違和感ありませんでしたね。


今年もこの人に注目が集まってくれるといいのですが。

(新作、劇場に観に行く人。この指とーまれ!^^)
コメント (4)
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