電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

『ストリートファイター レジェンドオブチュンリー』

2009-03-08 12:48:55 | 未整理
日本製のゲームがまた映画化されましたね。『ストリートファイター レジェンドオブチュンリー』です。(2/28公開)※ネタバレあり

チュンリーといえば、中国の格闘家のはずですが、彼女が主役となりこれがハリウッド映画になるとどんなものになるのか。またなぜ彼女が格闘家になったのかストーリーも気になるところ。
ポスターを見るとチュンリー役のクリスティン・クルックの表情がアジア系には見えなかったので、最後までどれだけ違和感を覚えずにいられるか、実際に見るまではそんな感覚を持っていましたー(ということで、またいつものように事前になるべく情報を耳に入れないようにしてました。)

そういえば格ゲー・ブームの火付け役、ストⅡが登場してから随分と年数が経ちますが、このタイミングで再映画化とはどんな事情があるのか気になってました。ヴァンダム主演『ストリートファイター』(94)の公開当時は見たい洋画の数が多すぎてあまり興味が持てずにビデオスルーでした。

ところで映画が先か、ゲームが先かわからないものも増えてきましたが、昨年出版されたシネマゲーム完全読本「ゲームになった映画たち」には、セガサターン用のソフト「ストリートファイターリアルバトルオンフィルム」が紹介されてました。94年版の方は言ってみれば"映画になったゲームたち"の映画でしたけど、これは“映画”をゲームにしたというまさに逆パターンだったんですね。

そして、オリジナルのストⅡの持つ独特の世界や雰囲気は好き(攻撃を防御するというのが素晴らしく、スローモーションの演出はたまらなかった)だったのですが、実際の本編は…これは、なかなか面白かったです。うまくゲームと映画を融合してあって映画的な作りを感じ、クリスティンのチュンリーも徐々に慣れ、ストーリーにも入り込み、あっという間に終盤に。(ちょっと物足りないほど)時間の経過を忘れてしまいました。
謎の人物・元役のロビン・ショウも私の好きな軽やかな動きを見せていてとても楽しめました。もちろん春麗の必殺技も登場して楽しませてくれます。(ストーリーに絡む意味を持ったアイテム、アクセサリーの演出というのは本来どこから来たものなのだろう?)

クリスティンもオランダ人の父とインドネシア出身の母親のハーフということでポスターには騙されましたが実際にはアジアっぽい部分も感じられる面持ちだったでしょうか。

あと、本編を見るまで知らなかったのですが、大御所の女優さんがゲスト出演してました。(『大酔侠』のあの人です!こんな配慮もうれしいですね)

またパンフによればスタッフにあのディオン・ラムを入れてたという事でアクションにも磨きが掛かってましたー。舞台が香港、バンコクなので、原作のゲームファンだけでなく香港映画ファンにも充分楽しめる作品と思います。(今回の映画化に関してもパンフを読めばスッキリ納得できました!)
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サントラ本

2009-03-02 23:08:31 | 映画音楽

渋谷の飲み屋街にある古本屋(!)にてすばらしい本を見つけましたよ。

78年に出版された映画宝庫「サントラレコードの本」というもの。


巻頭のオリジナルジャケット展は見ていて楽しくなってきます。(左中央の"Hour of the gun"は、『迷拳三十六招』や『蛇形酔歩』のオープニングに使われています。)
また、オリジナルサントラ盤完全リストが凄い!全体的に読むところ多い本です。

他にも日野康一先生の映画主題歌ベスト150や日本映画サウンドトラックリストなど実にすばらしい内容でした。

あと、50ページに渡る映画音楽の歴史は圧巻で大変読みごたえがありました。

そして何と言っても当時の三大サントラコレクターによる座談会がおもしろい!
海外からの入手方法やレコード整理法など個性的な三人が自分のコレクション道を披露してくれてました。(仕舞い方もアイウエオ順、原題のアルファベット順、作曲家のアルファベット順と三者三様で面白かったです。)

その三人によるベスト100というのもありまして、ひとりずつ名盤100枚をリストに挙げていました。

また、責任編集の河野基比古さんが書いた直径30センチの映画館や「レコードによって人生を彩る悪友がひとり増えたことになる」とは名言でしたね~。

すぐにレコードからCDにはなりましたがレコードいいですよ、ホントに。
でもサントラCDコレクターも日本にはいらっしゃるんでしょうねぇ。
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レキジョって何だろう?

2009-03-01 18:06:14 | その他・研究
gooのトップページに”レキジョ”なるキーワードがあり、目に付きました。

何だろうと思ったらどうも歴史が好きな
女性のことらしい。

大河ドラマでは妻夫木聡が主役になったり(ローレライを観て以来、ちょっと動向が気になる俳優さんかなぁ)してますが、とにかく戦国武将に興味があるとかで何が影響しているのか気になります。
また、最近のゲーム機は持ってないのですが、最近の三国志系のゲームは女性を惹きつけるだけの要素、質を持っていてもおかしくないですね。

女性に歴史や戦国武将の人気が出ればこれはかなり良い傾向にあると言えるのではないでしょうか。何にしても女性が興味を持っているモノ、分野の生き残り、存続性は強いですね。
(サークルのメンバーは残念ながら女性は少なくてサークルの性質からか昨年もおひとり抜けました。。)

というのは、そういう女性がもしかしたらレッドクリフとかを観たりするのかなと思い、多少は香港の俳優、香港映画、ひょっとしてジョン・ウー監督なんかにも興味がもてるかも知れない。(だといいなぁ~)

そういえばTSUTAYAで無料でもらえる小冊子にレッドクリフパート2が4/10に公開が決定したと書いてありました。(これは待ち遠しいですね)で、その冊子の最初に特集してるぐらいなんで若者はやっぱりレッドクリフなんですね!
これもロングランでいってもらって夏ぐらいまで上映してたら凄いなと思います。

あと、アンディ・ラウやサモハンの三国志の方も時間があるのなら是非観に行きたいものです。観た人いませんか?
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