電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

『劍女幽魂』のレストアバージョン

2011-01-30 00:32:59 | 邵氏電影

デジタルに修復された『劍女幽魂』をついに見ることが出来ました。
協和影視VHSでは狭い画面となっていましたのでとても見やすいですね。

邵氏のDVD未発売作品はまだまだ多数あり、入手したリストによれば
5つに分類されるとか。(以下の通り)
既にリリース済み・・・590本
準備・・・69本
修復済み・・・26本
海外との合作・・・19本
未確認作品・・・255本

『劍女幽魂』は上記準備中69本のうちの1本にカウントされている。
(『七殺』は修復済みとの事)
まだ200本以上の未確認の中には功夫片も含まれ、そのリリースが待たれるところ。
例えば『奇門怪招爛頭蟀』(79)。これは最後に分類されており残念ながらまったく見ることが出来ません。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャッキー俳優生活40周年

2011-01-24 23:57:42 | ニュース

今日の午前中、テレビでジャッキーのちょっとした特集番組が放送されました。

”ジャッキー・チェン俳優40周年”と題して、
名作映画ランキングが発表され、映画の名場面が紹介されていました。
(ジャッキー本人も登場して広東語でインタビューに答えていました。)

5位 「サンダーアーム/龍兄虎弟」(大怪我した話や、ジャッキー映画のNG集の理由など。)
4位 「ラッシュアワー」(ここでは日本語吹替のシーンが・・。もちろんあのテーマソングも流れました。いやぁーあの曲はホントいいですね~。最高!)
3位 「ポリスストーリー香港国際警察」
2位 「ドランクモンキー酔拳」
1位 「プロジェクトA」
(「酔拳」が79年など、年度はすべて劇場公開年で紹介。日本ではその方がよいと思う。)

面白かったのは紹介される映画の各シーンが日本語吹替音声で
放送されたことです。(いままであまりなかったケースではないかな?)
「キャノンボール」や「プロジェクトBB」「酔拳」など殆どが日本語の方で本編の一部を流していたんです。(ちらっと、広川太一郎さんの声も聞けました。)

そして、「酔拳」のあと、拳シリーズへと話題が変わってゆくうれしい展開に!!

約15分にわたってジャッキー映画の”ツボ”が紹介され、ジャッキーが映画俳優として40周年という番組の構成もよかったですね。(初主演から40年・・・とか書かれてしまうと「ちょっと。違うでしょ。」と言いたくなりますが。)是非、今年はもっとテレビなどでジャッキーを紹介して、映画も沢山放送してもらいたいですね。40周年を迎えたジャッキーに改めてリスペクトしたいと思います!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

龍の忍者

2011-01-20 00:01:38 | 呉思遠と思遠影業

来月、龍の忍者のDVDが発売されます。待望のDVD化ですが、どんな内容か今から楽しみですね~。

そういえば随分前ににHKLからDVDが出てましたけどワイドな画面(もちろんスクイーズ仕様!)でしたので、それまでスタンダードサイズの映像を見ていたので本当にうれしかったです!(お金がなくてヒイヒイ言いながら高価なHKLのDVDを買ったのを覚えています)
そして特典に入っていたのが、オリジナル予告編やDVDではカットされた部分を東映ビデオから収録したものでしたね。
いまじゃ見ることもありませんが、あのビデオも大好きでした。
「龍の忍者」が香港で公開されたときには何と!あの津島要も駆けつけたらしいですが、あちらでのバージョンは白い字のものだったんでしょうね。 
 予告より

でもやっぱり赤字の方がうれしいなぁ。
こちらがなつかしの涙うるうるの赤字バージョン 
 
香港より早く公開されたので日本のファンはとてもラッキーだったんですよね。
東映から「百地三太夫」とかDVDがリリースされているのに今回東映からリリースされないようなのですけど、これが本当なら実に不思議な話なのですが、もし出せるならとっくに出てますかね(汗。

かなり前に台湾のものか不明ながら北京語版ビデオも購入したことがあって、東映のビデオには無かったのですが冒頭、五重の塔でコナン・リーが出てきて見たことのないトレーニング・シーンが入っていたのでこれも凄くうれしかったんです。(いま思えばもしかしたらVCDから変換したものだったのかも??)先日も1台壊れたデッキを処分したばかりで、そろそろビデオが再生できる環境もなくなりつつあるのですが、私はそのビデオを大切に保管しています。

その五重の塔があった場所は台湾の峨嵋湖のほとりであったという説があります。

静かなとても良い場所だったはずなんですが、目の疲れるグーグル・アースで観察してみると(苦笑、今や湖では巨大な仏像や建物を建造しているらしく雰囲気が台無しの様子でした。。。でも、静かな湖って神秘的で好きですね。余談ですが、日本でも北海道には私の気に入っているオンネトーというとてもきれいな湖があるんですよね。(ゆっくり休息したいですね。)

本編は結局、伊賀忍者の福佐(田中浩)は敵に知られるはずが無い隠れ家が見つかって殺された玄武の父・玄六(元奎)を裏切ったということになると思います。
だから玄武に首を刎ねられても仕方がなかった。
その福佐は孫靖が病気の時、背負って遠く離れた名医に駆けつけた。
それから実の親子のようになった。
孫靖の父・孫将軍(田豊)はあまり出てきませんが少しだけ登場してましたっけ。
(あれ?東映のビデオには田豊がクレジットされていたのに出てこなかったではないか。)

冒頭、五重の塔でコナン・リーとタイポーの会話のシーンがありました。タイポーが祭りに行こうと誘うのです。その後の祭りのシーンは道教の女神・媽祖を天后廟でお迎えするお祭りです。
なぜタイポーはそんなにお祭りに行きたかったのか?
タイポーの役は魚蛋奇。つまりは”蛋民”の血を引くものということで
(蛋民とは香港やマカオなどの沿岸地域の水上生活者を意味します)
海の守り神・媽祖を参拝したいから…ということなんでしょうね。

そうそう「龍の忍者」のパンフによれば雨続きだった2月の台湾で真田さんは1ヶ月こもって撮影したんだとか。是非真田さんになつかしの台湾撮影話とかコメントしてほしいですね。
ということで、ゴ・シエンも(笑)真っ青の日本でのDVDリリースを喜びたいと思います。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Googleアースでロケ地をさがそう

2011-01-17 23:51:09 | その他・研究
Googleアースなんて今まで使ったことがほとんどありませんでしたが、電影フリークス流の使い道をちょっとご紹介したいと思います。
それは、映画のロケ地の上空の姿をGoogleアース(無料版)で見てみるという方法です。 って、おぬしどんだけヒマなんじゃい(笑)。

映画の撮影された場所に行ってみたいというのは誰もが思うことだと思います。
私のケースですと、たとえ長期の休暇があったとしても実現させることは100%無理でした。

先日ふと、閃いたのがGoogleアース。
これなら簡単に今の風景が見れるかもしれないと・・。

但し、場所を探すのは大変そう。。。

うーん、とりあえずは台湾にある中影(電影)文化城あたりでも探してみようかと思い10分ほど探していると、

あった、ありました!!
こちらをクリック!!

でも、どの辺かわからないと思いますので
この辺にあります

故宮博物院のそばということであっという間に見つかりました。(台北市の士林区にあります)


中影文化城全景
こちらをクリック!!
既に閉鎖されているような話もあったので
建物とかもう無いのかと思っていたのですが、この写真は残っていました。
但し見られるのは最新の風景ではないようで。これは2006年時点(?)

中影文化城は日本では台湾映画「幽幻道士」などの撮影場所としても有名ですが、GOOGLEの画像(全景の3番で見れる写真)

これが、



ココという訳ですね!
「龍拳」冒頭のシーンより。他に「飛龍神拳」の前半部分などで使われています。

赤枠が「拳精」で使われた場所。黄色が「龍拳」など

上空写真を見ると、まとまった四角いエリアの中は残っているようなのですが、龍拳の広場の周りなどは巨大なクレーンが置かれていて、かなり壊されているように見えます。(奥の大きな建物は残っている感じです)


もう少し接近してみると、二階建ての家屋があるのが分かると思います。(右下にクレーンがあります。)

これらが全て取り壊されてしまっていたら残念ですねぇ。。。

こんな感じで台湾や香港などの全体の地図から実際の現場が、大体どの辺の位置にあるかということが分かりますから、これは面白いのではないかと思いました。

【参考】
2008年の中影文化城
http://www.youtube.com/watch?v=ZZ9IiO3B7Xw

ちょっと脱線しますが、先日の70年代マーシャルアーツガイドブック、"The Ultimate Guide to Martial Arts Movies of the 1970s"について少々書いておきますね。
香港市政局刊の”七十年代香港電影研究”と合わせて私にとってはバイブルになりそうな本ですが、この本にある面白いデータがMAパーセンテージという数値。
掲載されてます500本近くのそれぞれの映画のカンフーアクションをパーセントで表しています。(作者はイギリス人ですがかなり時間をかけて研究されていますね。)

これはもっと細かいデータ、つまりNOT/LOTとNOF/LOFという二種類のデータから構成されています。
分かりづらいので具体例を。

例えば「龍拳」の場合、MAパーセンテージは 24.78%となっています。
これはNOT/LOT(Number of training/ Length of training)と、
NOF/LOF(Number of fight sequences/ Length of fight sequences)を合わせた数値、つまり訓練シーンの数と時間、ファイトシークエンスのシーン数と時間になるのでそれぞれの時間を加算してランニングタイムから割合を計算したものになります。単純にパーセンテージが高ければそれだけカンフーアクションが多いということになるかと思います。
40%を超えることは稀で、大抵の場合は10%〜30%程度でしょうか。(ちなみに「酔拳」は40%を超えており、あのヨガ拳法が登場する「Kungfu VS Yoga」はなんと50%超だったのでした)ご参考まで。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベスト・キッドDVD

2011-01-11 23:29:07 | 成龍的電影
昨年公開された「ベストキッド」が発売されましたね。
予定より一日早くDVDの方を見ることが出来ましたが、ブルーレイでは別エンディングが収録されているそうで特典がDVDより凄いんですね。
ブルーレイもソフトが充実してきているようですが、残念ながらブルーレイというものはまだ再生環境がありませんので我が家には無縁のものですけど…。(勉強不足で何を買ったらいいのかわかりませんので(苦笑。
新作映画がDVDになったときの日本語吹き替えも実は楽しみの一つでありました。(たぶん劇場版のと同じと思われますがどうなんでしょう??)今回も石丸さんがジャッキーの声をアテてますね〜。

ジャッキーが泣くシーンのある映画というのはあまり多くはないですけど、もしあったら石丸さんの腕の見せ所だと思っていますが、やっぱりジャッキーが車を壊すところのシーンから、ドレに連れられて竹竿を使って特訓するシーンは感動して涙しますね。
(泣きながら演技する石丸さんって好きだなぁ)

今回は中国語も入っているのでオール日本語とはなっていないのですが、普通ならこんな細かいことまでしてなかったと思うんですけど、またいつかTVでやるときなんかには全部日本語になったりするのかなと思っています。

あと、今まで気が付かなかったんですが、もちろん本人ではありませんがノリユキ・パットモリタっぽい人が出演していたりしてちょっとドキっとしました!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七煞 To Kill a Mastermind メモ

2011-01-10 01:06:07 | 邵氏電影

スン・チョン(孫仲)監督が武侠アクションの極限を見せつけた作品。
同じ79年にはティロンの『教頭』も撮っているが、『七煞』は決して退けを取らない出来。『教頭』とは映画のタイプは異なり、チャン・チェ監督が『五毒』で見せていたような独特の雰囲気を持つ作品である。



キャスティングもカルト殺人集団”七煞会”の教主・萠世豪役に王龍威を置き、ユン・ワーという通好みの俳優や羅軍や羅勝といった邵氏の新しい顔を使いそれぞれのキャラクターが持つ得意技をアピールした五毒テイストのスーパー武侠片に仕上がっている。

冒頭、まず3人が現れる。
盧一飛(羅勝)、梁杰(羅軍)、范壽(鄧偉豪)



待ち受けるのは、
石剛、ユン・ワー、王龍威、元彬、猛丁哥の5名。
これで七殺会のメンバー勢揃い。


同じスン・チョン監督『風雷魔鏡』の九幽魔女を彷彿とさせる女・殷(劉慧玲)








情報:香港の公開日は1979-11-23であるが、78年から製作開始されている模様。
    雑誌では真善美、No.82('80-3月号)と南國電影、No.250('79-1月号)に記事あり。

画像:


出演者:ゲスト出演として谷峰、曹達華が出演。
また、黄彰役に屠龍ことディック・ウェイが出演している。


尚、羅軍と羅勝は”五毒”メンバーの一人・羅莽(ロー・マン)の兄弟である。




1983年勁文社「クンフースター大百科」に載っていたのが
「七殺」でのユン・ワーの姿だったのだ。この本はディック・ウェイやマン・ディンゴ(猛丁哥)の情報まで載っており出演作品など大変参考になる本でした。(ただ、上記画像はユン・ワーのページの隣の人物と入れ替わっていましたが(笑)。


会社:邵氏

ソフト:未確認

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猿拳映画の系譜

2011-01-07 00:00:56 | その他・研究
いわゆる猿拳映画は70年代にはいくつもの作品が製作されています。
まず74年にチェンカンタイの師匠、陳秀中が主演した映画『猴拳寇四』(74) が登場しました。
この映画が製作されたにより70年代の終盤、本格的に猿拳という拳法を題材とした完成度の高い、よりハイレベルな映画が作られるきっかけとなったのではないでしょうか。

とは言ってもピークの79年前後になるまではそれほど多くの作品は作られていません。(ちなみに今から数年前にはウー・ジンや劉家良が見せた猿拳が記憶に新しい御存知「超酔拳」なども製作されるようになりますね。)
また、77年に台湾でチェン・カンタイが自費で製作したのが『鐵猴子』。これが着実に劉家良らに影響を与えていたと思うのです。

Die Schule des Shaolin
独盤DVD

話を元に戻しますと『猴拳寇四』は早い時期に光明影業ほかのプロダクションで製作され、その光明影業ではシー・キエンの「激突!ドラゴン対ジャガー(『二龍爭珠』)」なども撮られています。要するに『猴拳寇四』も同じくシー・キエンや武術指導家陳少鵬らと共に作られたのでしょう。
陳秀中氏にとってはおそらくこの作品が映画初出演となると思いますが、『猴拳寇四』の冒頭では猴拳の演舞を見せていますね。


映画の設定こそ民初功夫片となっていますが、この映画としては大聖劈掛門の掌門人であった彼が出演したことに大きな意味があったのだと思われます。
映画の展開はというと、横暴を振るう軍閥と敵対する陳秀中は入牢させられ土地の道場主・田豊が協力して陳を助け、軍閥と共謀する地元のボス・石堅と対決するという単純なストーリー構成となっています。
ラストでは石堅との決戦となりますね。
石堅も途中、三節棍の演舞なども見せ貫禄のあるところを表現していたと思います。実際の陳秀中という人はかなり小柄であることに驚かされますが(背丈が田豊の首のあたりぐらいで、一緒に出ている子役と同じくらい)高名な武術家ということで周囲も緊張していたでしょうね。
とにかく70年代の功夫片というのは、大会のチャンピオンとかどこかの国の武芸の有段者とかそんな売り文句が宣伝として使われていたりしていたんですよね。そうすることにより観客の興味を惹くことが多かったように思います。
陳秀中は『猴拳寇四』の後、数本の映画に関わることとなり、弟子のチェン・カンタイやポムソン・シーらと協力して『六合千手』や『上海灘大亨』(邦題:上海の帝王)などの映画に関わったり、また再び石堅と陳少鵬と共同で「覇者の剣」の武術指導に当たるなど映画界でも活躍することになっていきますね。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真説モンキーカンフー

2011-01-03 00:00:40 | TV放送作品
明けましておめでとうございます。
本日は久々に書きますが、昔テレビで見たカンフー映画についてです。



原題:『酔歩迷猴』The Drunken Monkey


主演の陳木川はチェン・カンタイの弟であるとか言われていたのですが
実際はチェン・カンタイのいとこ。つまり従弟と書くのが正しいですね。
そして大聖劈掛門の師弟でもあると思います。

映画ではその陳木川が五猴拳、即ち石猴、木猴、金猴、迷猴、酔猴
の5つの型を取り入れています。



映画は「怒りの荒野」(67)のテーマ曲に乗って
オープニングがスタートします(TVでは差し替え)。
このテーマ曲もカンフー映画ではよく耳にします。


文字通り酔猿拳vs風蛇拳宿命の対決っすね。
ヒゲのチャン・イー(張翼)が出てくると一気に台湾色に染まります。

ちなみに私が所有しているロビーカードがこちら(数種類あります)。
以前はTV局が保有していたものらしい


大聖劈掛門のサイトに掲載されている系図には、
高弟・陳秀中の弟子として50~60名ぐらいの人がいるようですが
(中には名前を変えている者もいると思います)
香港映画に関係がありそうな人名としては
まずはチェン・カンタイ。
ほかに高雄やポムソン・シー、アンソニー・ウォン、パイ・ピョウ、銭小豪と銭嘉楽などの名が連ねられています。


スタッフ、キャストの詳細データは香港電影資料館にあるので
そちらを参照していただくとして
この映画が79年作品なのかどうかを
判断するにはどうしたら・・!?

とりあえず銀色世界79年1月号に新作紹介ありますね。
このときはまだ洸明影業という会社だったようなのですが
最終的には天聲影業に変わっています。
(1月ということで1978年中に完成していた可能性もあるが・・。)
まぁしかし79年作品でもいいような気がしますので(笑、
79年に含める予定ではいます。

そもそもの話ですが、陳木川が猿拳の映画を製作するということで
当初、兄弟弟子・洗林旭との共演の話もありましたが、
結局、洗林旭は協利で「酔猿拳VS蛇拳」、陳木川は「真説モンキーカンフー」に出演することになりました。。
これだと『酔歩迷猴』は香港では公開されなかったようなので残念ながら陳木川は映画の勝負で負けたような形になってしまいますよね。(洗林旭の不戦勝か(笑。)
そういえば同時期には劉家良による『瘋猴』なんかも作られましたね!
(劉家良も流行のネタを察知する能力にも長けていたのかな??)
この時期、79年という年は本当に”猿拳映画”が熱かった時期でもあります。
どの映画が早かったのか?とかまだ考えていませんが『瘋猴』「酔猿拳VS蛇拳」「真説モンキーカンフー」「モンキーフィスト猿拳」『出籠馬留』・・・。(えっ、まだ他にもあるの??)
どの人が本当の実力者であったのかまではもちろん分かりませんけど
ライバル同士の競争があってそれぞれの会社で”猿拳”という同じテーマで映画化して結果はヒットしたのか否かにありますが、いくつもの映画が作られたんですね。
この映画も本物の型を取り入れたりして工夫していたはずなんですが・・・。




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする