


さて。シリーズ化してますカテゴリー、パンフレットで振り返るJC。丁度44年前のカラー作品!



少林寺では十二年の修行があり、最後の試験をパスしないと下山は許されない。


最後に。スタッフやキャストの一部を書いてるページ。その中に"ルン・ユァン"という人の記載があります。これは誰なのか?不思議ですよね。ちょっと私には分かりませんでした。どなたか分かる方、教えて欲しいですね。

どうも、こんにちは。
しばらく更新ストップしていた
企画(カテゴリー参照)のつづきになります。
順番もありますけど、今回は拳精を取り上げてみたいと思います。
一応拳が付くので拳シリーズになるんですかね。
パンフレット裏が金田賢一の『不良少年』。つまり同時上映の邦画とセットになっています。こちらは未見でした。。たまたまなのか、ホントに珍しくスタッフ全員の写真が掲載されているんで驚いちゃうんだけども、なぜか全員メガネをかけてました(笑)。どーでもいい話・・。
で、拳精の方はイラストレーターの方の書いた拳精ちゃんたちがとってもかわいらしいんですよね~。こんなマスコット欲しい!!
ストーリーも読んでみます。うーん、単純だけど、ちょっとミステリアスな要素が絡んでいるシナリオになりますよね。
そういえば、拳精に関しては噂話もいろいろありますね!例えば、あの黒装束の男。忍者っぽい動きでカッコいいですよね。これは誰であるのか?これに関しては個人的な意見になりますけど、ここでメモを書いておきます。
動きがとにかくスピーディーですよね。ただ1人の人間ではなさそうです。かぶっている頭巾の違いで2~3名かも?
当時のメンバーで、こんなアクロバティックなアクションができる人ってかなり限定されると思います。
あと、この人物の手が特徴的ですね。七煞拳譜の教本を抜き取る手や和尚の口を押えたりする手などで確認できますが、にぎりこぶしも相当ごっつい大きさで、指も太くてがっちりした掌をしています。
可能性としては、最初の人物は拳精の武術指導にも名前が挙がっている人。これが無難なラインだと思っていますが、
謝見文さんとか彭剛さんではないかな??実は謝さんもごっつい手をしている人なんですよね。私の好きなカンフー映画ではボス役を結構演じていますが、ジャッキー映画だと凄いアクションは殆ど見せないですけど、他の映画ではとんでもなくキレのあるアクション(足技もかなりのモノ!)で魅了してくれてます。あと、もう1人はジャッキー本人である可能性もあると思いますが、真相は闇の中・・・。
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あと、拳精は一部が韓国ロケで、有名な寺院などが使われてますね。
韓国バージョンはあまり好きじゃないですが、20年くらい前に知り合いを通じて入手しました。割と最近になってこの韓国バージョンの謎の資料を入手。これがそう。
おそらく韓国語が分かる方が解説されていて、セリフについても詳しく書かれていました。
韓国版の肝はやはり通常版の本編には登場しない人物(女性)が出演していることですね。私もこれを最初に見た時かなりの衝撃でした。
この資料には名前が記載されてないですけど、こちらの女優さんは以前の調査で判明した玄愛利(ヒョン・エリ)という韓国の女優さんでした。
韓国でロケしている関係でどこかで探してきたのがこの人だったのに残念ながら香港上映版ではカットされてしまい、この女優さん、その後も見かけることはありませんでした。。
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ストーリーをざっと見直しみると、やや気になる点が見つかる・・。
中盤、牢にいたはずの慧悟がいなくなり、その後、管長が裏切者を捕まえるため十八羅漢の派遣を命令する。
しかし、そんなシーンは無く、一龍が拳精たちからの秘技・五獣の拳に磨きをかけている頃、陸青は総帥の候補者たちを次々に倒してゆく。一通り訓練を終えた一龍は下山を決意。下山には十八羅漢を破ることが必須であった。管長は通例に従って試練を受けさせるが、その前段で裏切者の捕獲に「失敗した」と言っていた。あれ?なんで失敗したの?ちょっとおかしいですよね(笑)。
主役の対決の前にちょっとだけでも、十八羅漢の凄いところを見せていたらともっと良かった気がしちゃってます。
確かに見せ場というか面白い部分は、拳精たちからの技伝授とその成果である田俊とのバトルだと思いますが、一龍とこの十八羅漢の対決シーン(at 行天宮)が一応この映画の見せ場となっています。(あのトンファー、子供の頃に見た時の印象が強く残っています。)まぁ少林寺から下山するあたりなどは「少林寺木人拳」と同じ流れを感じますが、個人的には木人と対決して下山する方が好きかな?
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拳精お好きの方ならストーリーはインプットされてるかと思います。その脚本を邵氏をクビになってしまったベテランの
潘壘に依頼しているんですね。台湾芸術電影の父と呼ばれた潘壘監督はベトナム生まれ。(2017年没)。戦時中、激しい戦争から避難しようと出国、上海へ。その後台湾へ移住。台湾で文学雑誌を創刊したりする傍ら、62年に監督した映画『颱風』が国際市場で注目を集めるようになり、その後、台湾の邵氏作品に着手した。『情人石』(64)が代表作。
他にも『毒玫瑰』(66)や『パープルダーツ』など非常に面白い映画を撮る監督さんですよ!(ジミーさんの『劍』も素晴らしかった!)パープルダーツと呼んじゃいますけど、これが凄い武俠片で紫のかんざしを武器にする女剣士のお話です。
とまぁいろんな映画を撮ったりしていた人でしたが、拳精の脚本を単独で書くに当たり、自身の作品から何かヒントを得ていたりしたら面白いですよね。
注目すべきなのは邵氏カテゴリ2の『色中餓鬼』(75)ですね。華倫主演の本作。拳精はコメディ要素満載でありましたが、この『色中餓鬼』は拳精の3年も前に潘壘が撮ったコミカルな要素は微塵にも感じられない本格ホラー作品だったのです。おフダを持った主人公・華倫がお化けから逃げたりするシーンはもちろんの事、ラウ・カーリョンの『神打』よりも早く唐偉成と同じ格好した道士が登場!これはちょっと意外でしたね。拳精に関わった人物に焦点を当ててみると新たな発見があったりしますのでそれも面白いと思いました。
今回はちょっと新しい視点で拳精を追ってみました。またね~。
とりあえず日本語でって方に!石丸ジャッキー!!
『拳精』ネガ・フィルムからテレシネした劇場公開版。おすすめのブルーレイ・ソフト!!
いつも読んでます。ムービー・コミックス!!これでセリフが分かります。




蛇拳については以前からの残課題がありました。それはBSで放送されたときのタイトルですが、どうしてあれが"SNAKY MONKEY"表記だったのか未だに不明のままなんですよね。これはまぁいいですけど。
とりあえず表紙ですが、こちらも酔拳と同じくモンキーパンチさんのイラストです。パンフレットには表紙含め3枚のイラストがあります。もっとあるような気がしますが、私は見たことがありません。

あと、最後のページはラストのシーンが3枚の写真で構成されたページになっています。左上のカラーの写真。これはロビーカードにもなっていたシーンですが、ここが残っていない場面になりますね。結構パンフレットとかにこういった未公開場面が出てたりすることが多いので要チェックと思います。
タイミングは敵のボス、シャンカンが最初に回転ジャンプして攻撃するところの直後からですね。ここからおそらく数分間カットしているのですが、この部分から2枚の写真が掲載されてます。中央の大きい写真は別のアングルからの写真で
ここのシーンは上のカット部分のすぐ後で見られます。
いくらブルーレイで映像が綺麗になろうともこの場面は復活しませんね。
酔拳の様に主題歌も無かったのでさびしい気もしますが、
映画に挿入された音楽(但し、流用ですが・・・)は選曲が良くて本当に気に入ってます。これなら主題歌がいらない訳ですね。と、解釈・・。

以前ご紹介しましたこちらのCD。『ストライカー』という映画の音楽が大半を占めています。
のオンパレードでしたね。メインの物はちょっと古い映画のようですが、サッカー選手のドラマのようです。
ドラマと言えば、最近気になるのはキリン、じゃなくて大河ドラマ『麒麟がくる』ですね。主役の長谷川博己ほか話題の出演者、ゲストの時代劇ですので必見ですよ。19日スタートですので、いまから楽しみです。
ではまた次回をお楽しみに。
現在は残念ながらもう既になくなって廃館の状態です。
その昔東映の映画館にはよく通いましたが、閉館している事が多く
ただ建物自体が残っていたりする映画館もまだありますね。
パンフレットで振り返るという企画ですが、新作公開の度に毎回買っているとかなりの数になりますよね。最近は映像ソフトの特典として小さく縮小されたパンフレットが入っていたりしますが、やはりオリジナルのサイズのモノが読みやすくていいですね。
パンフレットのページを開くと、一瞬にしてその映画の記憶や体験を含めた自分だけの世界に戻る事が出来ると思います。
そしてまた閉じる時にまた元の状態に戻して映画の世界をしまい込むのです。
これがパンフレットの魔力です。チラシではそうはいきません。
竜のヒゲにつかまった爺さんも面白い絵ですね。1本の映画を1枚のイラストで表現するというのはセンスが必要ですよね。
ページをめくると、若いジャッキーのオンパレードです。いいですね!
パンフを綺麗な状態で保存するのはなかなか難しいですね。パンフレットってカラーの写真ページが多くて指紋は厳禁ですので手袋をはめて見ることになります。保存用と閲覧用に最低2部あると便利ですね。
発行部数もチラシほど多くないですが、大きさ、ページ数がありますので整理はしずらいかと思います。チラシの方がバインダーに入れてスッキリするのですが、チラシだと2本が1枚におさまったりします。当時の上映は、2本立てが当たり前のようになってて酔拳は確かトラック野郎でしたね。
そして、著名な映画評論家の方はたちの記事。フリーライターによる記事が読めます。映画の公開前に現地へ飛んで取材とかまぁそんな事もあったりするようです。
最後にはご存知、四人囃子のレコードが歌詞とともに紹介されてます。無くてはならない日本だけのオリジナル主題歌ですよ。同じアーティストによる楽曲は残念ながらこれだけですけど存在感、影響は絶大でしたね。
あと、わたしの好きなページがコレ。1ページに14枚もの画像を集約したもので酔拳の魅力そのすべてがこのページで表現されていると思います。

それから数年前には、酔拳と蛇拳のブルーレイボックスが発売されましたね。いまのところこのソフトが一番と思いますので、これを正月休みに楽しみたいと思います。※フジの吹替特典映像入ってます。
