どうも、こんにちは。
久々の更新になります。最近は休みもあまり無くなかなか記事を書けませんが、趣味は大いに楽しみたい性分ですので極力形あるもので残したりしておきたいところであります。出来る限り書いていきたいですね〜。
さて、今回はチャーリー親分こと、陳恵敏の登場です(笑)。親分はやっぱり他の人とは違ってオリジナリティーに富んでいて、誰も真似が出来ないと思います。
今回の映画ですが、原題が『大毒梟』(75)となっています。英語題の『Tiger Force』の方が呼びやすいので私はいつもTiger Forceって呼んでます。親分はこんなカッコいい映画にも出演していたんですから流石ですね!
DVDはいくつか存在している模様ですが、(あの独SplendidフィルムのDVDもあります!)英語版DVDには特典として映画の宣伝材料の資料が多数入っています。
例えばドイツ語のこんなヤツ。
私はドイツ人のスタッフが多い某サイトのスタッフをやっていますので、海外のスタッフとの連絡もメールでやり取りすることが多いですが、友人にメールを送ったりすると、そのスタッフの一人(たぶん世界でも随一のコレクター)の彼がいつも貴重なドイツ版の資料を提供してくれますので大変ありがたいです。
DVDには韓国版のVHSジャケット画像なんかも含まれますので、韓国版ビデオもあるんですかねぇ。
韓国版ビデオには疎い私ですので、見られるのはいつになることやら。。
今年に入って、映画の一大イベントがありました。例の映画祭ですが、いままでこんなお題目の映画祭無かったですね。不思議ではありますけど、今後も1~2年に1回ぐらいは開催してもらえるとモチベーションがキープできますし、結果的に全体の収益も上がると思うんですよね。
1本、上映がヒジョーにうれしかった作品がありまして、(過去記事も書いたような気がしますが・・)嘉倫主演の刑事もの『跳灰』ですね。これが日本で上映されるなんて誰が予想できたでしょうか。この機会を逃してはならない気持ちになってしまった私は、格安チケットをゲットしてなつかしい会場へ向かったのでした。
会場は以前とまったくと言っていいほど変化がない様子でしたが、館名自体が変更されていました。。
まぁ他にもいっぱい貴重な作品が日本に居ながら鑑賞できた訳で、本当に良かったなぁ。
さてTiger Forceは、その『跳灰』に出演されていた陳星とチャーリー親分がマニラでロケした、ジャンル的にはハードボイルドなポリスアクション巨編になるでしょうか。この陳星と親分の若い時の独立製片公司の映画はいっぱい見てきましたが、ふたりの共演となると、『餓虎狂龍』や『黒名単』などがありますね。ただこれらは親分がまだ新人の頃で凄い対決やイケてる場面はあんまりなかったですね。
その点、このTigerForceはかなりの出来だと思っています。『黒名単』の頃にちょうど大スターになっていた陳星がその時期を経過して数年経ってちょっと髪の毛もヤバくなってきた(笑)75年頃に、いい感じでファースト・フィルムに声を掛けられたんですね。BGMには、あのCleopatra Jonesのテーマを流してムードを盛り上げます。
いつもの無断使用!笑。でも名曲。
家族を愛するインターポール(カッコいい!)の陳星が麻薬組織壊滅のために現地へ派遣される。組織から送り込まれた旧友のチャーリーと一線交えたり、友情を温めたりと、この二人がメインであとはガイジンばかり起用して、結果的に国際的な情景を醸し出していると思います。監督も『危うし!タイガー』の江洪だから息もピッタリ!
いいカラダしたふたりがプールで飲んでいるのはコーラかな?
モーターボートやらヘリやら、フィリピンロケならではのド派手なアクションの連続で頑張っている陳星。東洋のブロンソンと言われる訳だ(笑)!
ジージャンに黄色のTシャツとカジュアルにキメてる陳星と、修道士みたいに凛々しいチャーリー親分が楽しめる最高の映画となっています!