石天(ディーン・セキ)がジャッキーの「蛇鶴八拳」みたいに食堂で戦っているこの映画のタイトルはなんでしょう?
わかるカナ?
石天(ディーン・セキ)がジャッキーの「蛇鶴八拳」みたいに食堂で戦っているこの映画のタイトルはなんでしょう?
わかるカナ?
ビリー・チョン主演のバイオレンス・アクションムービー。当時はアメリカでも評判が良かったみたいですが香港でのタイトルは『手指拗出』と、ちょっとなじみの無い響きになっています(下の記事参照)。実際の タイトル『生死〜』の方が断然馴染みがありますね。
ところで、ビリー・チョンの恒生(エターナル・フィルム)作品はどれもクオリティが高くて良質のカンフー映画が揃っています。(ビリーだけでよくもこれだけの作品を次々と制作できたなぁと思います)これらの作品を一気に流して見るととても見応えがあります。『生死~』もいきなりのっけから共演者のカール・スコットの演舞も格好いいですね。 これはどうしてなのかと考えると、邵氏で助監督として育った林展偉が『武状元』で監督デビューを果たし、この人も詳細不明ながら70年代後半には実力を発揮して来ていたんですね。
本編は陳星が刑務所から脱走するシーンからはじまります。陳星が逃走するシーンだと初期の『蕩寇灘』なども思い出されますね。
その陳星も76年頃の『跳灰』などではイメージがかなり変わっていました。
ただこのカンフーエグゼの陳星を見ているとちょうど『蕩寇灘』のころのイメージにまた戻っています。ちょっと不思議な感覚に見舞われてしまいました。これはどうしてなんでしょうね。
江島のおっさんはビリー主演の恒生作品にはなくてはならない(?)存在で大方レギュラー出演、しっかり『生死邊縁』にも参加しています。江島の登場でより楽しくなってきます。いろいろなところで楽しませてくれますね、彼は(笑。
ギロチンの登場する映画はいくつかありますが、某日本人俳優の『盲劍血滴子』もそうでしたね。 『盲劍・血滴子』
台湾の書籍をめくっていると、富華公司のところにこの『盲劍血滴子』の記述があります。(ここではとりあえず、『盲劍血滴子』が台湾では77年に公開されてることがわかりました。)
そしてこの映画では江島が登場します(笑)。今回のオッサンは何と血滴子を武器に座頭…じゃなかっためくら坊主と対決です(爆。 ギロチンを持った江島さん
チェン・ホンリエ(陳鴻烈)が出てきますが、田野と共演した何かの古い映画をくっつけているような???
映画のデータはKFSシステムでキーワード(血滴子)で検索してみてください。
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ちなみにKFSもまだシステム改修中ですがいろいろいじっています。ジャッキーの70代作品も取り敢えず入力だけしてみました。ちょっと忘れていたのが何夢華監督の『金毛獅王』。初期の邵氏作品も研究してみると面白いですよ!
やっと手にしてみました、ぴあ最終号。最終?と聞いて書店に行ってみると置いてなかったのであきらめてたんですけど、たまたま別の書店にあったんです。
また雑誌の廃刊か。って当たり前みたいになっているのが、どうしてなのか(?)自然のなりゆきとしか言えませんが、いまさら驚くも何もありません。
とはいっても昔はこの雑誌だけを頼りにしていた映画少年でしたのでかなり役に立っていた情報誌でした。表紙の絵がやはり特徴のあるもので、今週はこの人なんだぁとその時に少しは話題になっている人物が誰であったのか把握できたりして楽しみにしていた部分もありました。
香港スターが表紙を飾ることは非常に少なかったと思いますが、例えばジャッキーもそんな表紙の顔をかざった時がありましたね。
これがそのときの物。
1057号
終わってしまえばその殆どが古い情報になってしまうのですぐに処分するという運命の雑誌なのでありますが、しっかり捨てずにまだ取ってありました(よく残ってたねー)。まぁいつなくなっても分からないような状態ですのでいまのうちにパラパラと読み返してみようかと。
このときは「メダリオン」が公開された頃で巷で流行っていた時期だったんでしょうね。 イラストの絵は今見ると鼻は大きいとしても、ちょっとふっくらしすぎちゃってるなぁ(笑)。でもちょっと面白い絵だなと思います。
他にも表紙を飾ったスターもいたと思いました。
歴史はこの最終号を見れば分かる内容になっているように思います。
長い間どうもお疲れ様でした。
右下に小さい子が(笑。
ワン・ユー&リュー・チャーフィの2人がダブル主演した『功夫小子』。(脚本:ニークワン)このオープニング曲はなつかしのシューティング・ゲーム「バンクパニック」で使われた曲でディキシーという曲です。こちら
髪型は気にしないで。(チャーフィ)
後述しますが、実はこれも江島の映画でもあるんですよね(笑。
今回監督さんのリュー・チャーヨン。
一応、この映画では兄弟対決も見せてくれてます・・。
隊長といえばこの人!こんなところでもしっかり登場しちゃってます。
隊長のカール・マックです!
バックステージじゃありません。
この女優さん。
あんまり見ない顔だけど、ちょっと気になってきた。
この気の強い女優さんは誰?
とにかくカンフースター(・・の若い頃)の対決が見物。この3人が対戦!
他にも例えばマースVSチャーフィ、チュンファVSチャーフィなどが楽しめます。
そして、江島のおじさんは、堂々のボス役を演じてます!まぁこの方が大ボスを演じてるということでもこの映画のいいところでもあり、どうなっているの?というケースでもあります(笑。個人的にはもうちょっと若い江島も見てみたいなぁ。
顔切れてるけど、ワシが江島じゃ。
ワン・ユーとチャーフィのコンビネーション・バトルもとても面白いです。
みなさん若くてなんかいいですね。