電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

満洲人の撮影開始!18歳のジャッキー・チェン

2025-01-28 23:45:00 | 成龍的電影

こんにちは。最近また、ジョン・ウー熱が再燃してしまった醒龍です。


いろいろ見てると、確かに金振八さんが何かと出てきますけど、すっかり忘れてました「ソルジャードッグス」のBDなんかも観たりしてました。



ということで、ジョン・ウー初期作まとめ(その2)の記事も執筆中でして、近々アップする予定ですので、お楽しみに!


さて、きょうのお昼休み、まぁいつもは相棒とお弁当を買いに行くのですが、毎週火曜日は午前中の会議(あちらは春節でしばらくお休み。。)が長引くので買いには行けず、自席で簡単に済ませたのですが、たまたまネットサーフィン(死語)してたら、とあるビンテージ雑誌に偶然出会したんです。


あれっ?これは・・・!?


はい、それは『満洲人』(73)の製作開始を紹介する雑誌記事だったんですよ〜



そして、驚いたのはこの写真です。


この画像には入ってない人物を含めて全部で11名。(最終的にはスタッフ含めて全員の名前がわかりました)

ジョン・ウーこそ、助監督の1人なので写ってはいませんが、監督の靳蜀美(パオ・ホッライ監督の奥様)がしっかり入って、出演者と一緒に記念写真を撮られてました。

みなさんが並んでる写真がページの一番上に掲載されてたんですね。



えっ、若い!!

左から二番目のうしろの男性が18歳のジャッキーです!ちょっと、笑ってますね(笑)

うれしかったのかな?


いやぁ、やりました!

ジャッキーの映画への関与は、独自の調査により既に分かってはいましたけど、いままで写真のようにハッキリそれを証明出来る"モノ"が無かったんです。


あと個人的にかなり衝撃的なのが、右端で割愛させていただきましたが、プロデューサーの陸正行氏。割と有名人ですね。そしてなんとこれもビックリ。うしろの列に朱牧がいるではありませんか!!(ジャッキー同様、クレジットにも朱牧の名前はどこにも無いのです)



チン・シューメイ監督と朱牧のツーショット



こちらは主演の金振八さんと(お若いですね)



この会社(世界影業)はこの『満洲人』の一本だけ製作して終わってた模様ですけど、朱牧もおそらく制作に関わっていたのですね。



そして前述の通り、調査済みではありましたが、ジャッキーはクレジットもありませんし、映画本編での出演場面も確認出来なかったのです。記事を読む限りは、出演していてもおかしくないような書きっぷりとなってましたね。


JWインタビュー本では、どう書かれていたのでしょうか。数行だけでしたけど、初めてこれを読んだときは、かなりインパクト大の内容だったんですよね。


このジョン・ウー監督がインタビューアから「カラテ愚連隊」を撮る前にジャッキーをどこで見つけたかを答えた部分だけ、ちょっと引用してみますね。


(日本語訳)


JW: 映画を作る前から、私たちは知り合いでした。私はいつも彼の作品が好きでした。彼はとても勤勉な人で、いつもいいアイデアを持って いました。(途中略)私は『満洲人』で彼と仕事をしました。彼はメインキャラクターの一人でした。私はその映画で助監督だったので、実は『カラテ愚連隊』の前にも一緒に仕事をしたことがあったんです。


こんな感じでした。ジョン・ウーの中ではメインキャラクターの一人だったというのが、興味深いですね。


以前にアップした満洲人の記事

https://blog.goo.ne.jp/leecoo/e/963cee4f7119372c27348c48fbb22d44


こちらの記事で、10年以上前に私が考察しました通り、‘’パオ監督と関連のある映画にジャッキーが関わったということになると想像できます。‘’と推察していた事が、ようやくこの写真と記事から確証が取れたと言うことになります。

ジャッキーの『満洲人』関与に関し、今までは、ジョン・ウーのインタビュー本に書かれた文字だけが頼りだったので、これで話がつながってホッとしています。随分時間がかかってしまいましたが、今日になって確認出来た事はとても良かったと思います。


実際の雑誌は是非入手したいと思いますが、まさかこんな衝撃的な写真、事実が掲載されているとは思いませんでした。また、今後もいろいろ調査を続けていきたいと思います。


『満洲人』(邦題は「死闘!香港のゴッドファーザー」と言います)については、ドイツからDVDが出ていますので、興味のある方はこちらをチェックしてみてください。

https://www.amazon.de/dp/B086B8FVRM?tag=onlinefilmdatenb&linkCode=osi&th=1&psc=1

Der Pate von Hongkong - 1973 (DVD)

こちらは2枚組となっていて、計4本の作品が入っています。(リージョン2)

『満洲人』は、2枚目の1本。

カラテ愚連隊にも通じるものがありますね。
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ジャッキー出演予定映画『狼煙(のろし)』について

2025-01-24 12:46:00 | 成龍的電影

こんにちは、醒龍です。

昨日、金曜より公開の「金手指」前売りをゲットして来ました!

久々のトニー・レオン&アンディ・ラウの映画なので楽しみですね

サイン入りのポストカードもらえました

実はちょっと前にアンディの昔の映画を見てたんです。(マカオのカジノ王のヤツね!)これを海外の知り合いに伝えると、うれしそうにマカオの旅の話、カジノの事などを教えてくれました。ついでにその時の写真も送ってもらえて良かったです(笑)


さて、本題に。

きょうは、ジャッキー・チェンが出演を予定していた映画『狼煙』についてです。


これってその昔、友人のAceさんと話をしてた事がありました。

詳細は忘れてしまったのですが、銀色記事を見て思い出したので、書いてみる事にしました。他では一切聞いたことがない話なので今回はそのメモです。



ご覧の通り、タイトルが『狼煙』というものになるのですが、当ブログでも何度か書いてますベテランの岳楓が監督だったんです。


見出しの写真は、出演者と監督が映画の打ち合わせ(工作會議)をしたときのもので、主要な出演者が写真に映っています。あの金振八がおそらくメイン、他には、貝蒂、王青がいますね。


岳楓(ユエフェン)監督は、周りからマスターユエ、または単にマスターと呼ばれており、73年の春頃にスタッフと出演者を集めて映画の打合せの会合を開いたのだそうです。



あと、シナリオライターとして定評のある、人肉好き(?)葉逸芳(葉榮祖監督の父)が脚本を書いたと記事では解説されてます。


出演者には、ショウブラのベテラン俳優、藍偉烈や劉茜蒙(邵氏作品に多く出演)、任浩が予定されていました。

そして、もう1人。なんとジャッキーの名前が割と大きな役回り(口のきけない役)で挙がっていたんです。

御存知の通り、『女警察』の頃はジャッキーがまだ陳元龍という芸名だった頃ですね。



時期的には73年に入ってすぐ、金振八主演の『満洲人』を撮影して、その後ぐらいになるかと思います。


監督は、主人公として金振八の容姿や武術アクションを、ヒロイン役のベティ貝蔕は演技力とその美貌から適任と判断して二人をキャスティングしたそうです。ジャッキーに関しては、既にリーハンシャンの映画や前述の『女警察』で実績があって、格闘シーンのパフォーマンスも良かったため、マスターユエはこの映画の役を演じる候補として稀有な俳優であり、必ず上手く演じられると信じていたそうです。邵氏のベテラン監督に認められるなんて凄いですよね。


ストーリーは、清末民初の軍人、孫伝芳(そん でんほう。日本で留学経験あり)の軍閥時代描いた激動の物語であった模様です。

記事によれば、マスターユエは、この葉逸芳の書いた激しくスリリングなバトル、想定外のプロットとクライマックスを備えたというシナリオを気に入って映画化をあの開發電影公司で目指していたそうです。戦争ものだった模様なので、製作費用は莫大になったと想像できますね。


金振八は開發関連で先の『満洲人』や『大除害』、『黑人物』などなど多数出演してました。その流れで次なる映画がこの『狼煙』だったんですね。私は彼のファンですので、是非完成した映画を見てみたかったですね。



映画が製作中止になってしまった理由は、残念ながら分かりませんが、もし映画が完成、劇場公開されていたらどうなっていた事でしょう。(撮影開始など、その後の情報とかあればいいのですが・・・。)


今回は、ジャッキーが口のきけない役、木人拳のような映画が作られる前、73年にもう一本映画が予定されていたというお話でした。




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新精武門

2025-01-11 23:21:00 | 成龍的電影

こんにちは、醒龍です。

今回はジャッキーの「新精武門」について思い出しながら、少しだけメモを書いておきます。(記事は短め)

さて、80年代当時はジャッキーが映画雑誌の投票でも人気で、主演作が順次劇場公開されるようになっていましたね。
しかし、私が当時期待していた「新精武門」はついに劇場公開されることはなかったんです。
この「新精武門」の存在を知った一冊の本がありました。


芳賀書店から出ていました日野康一先生の「カラーデラックス」をお持ちの方は巻末にある各作品のページを参照して頂きたいと思います。


これです。手に入りやすかったのでこれを最初に買いました。(なつかしー)

この本で印象が残ってますのは、ジャッキーがタバコを銜(くわ)えて武術指導した時の連続写真(テレビのブラウン管に映ったイメージの写真)と、やはり巻末の未公開作品を含んだの作品紹介ページが圧巻だったと思います。(今思えば笑拳の撮影時の写真とかもあって貴重でした。)

「新精武門」はそのタバコの写真の次のページから載っていた最初の映画でした。映画は劇場で見るしかなかった時代でしたし、未公開映画を是非見てみたい心境にさせられましたね(笑)。

また、白黒ページではありますが、それぞれポスター画像があって、小さい羅維影業のロゴマークが隅に入っていたと思います。私はこのマークに着目してましたね。この「新精武門」が最初ですが、初期はLとWの文字のマーク、後期が太い線のLoマークですね。つまり羅維作品は前期、後期の2つに分けられるのではないかと思います。

76年に入った当時の香港ではブルース・リーの「精武門」の続編の製作が2本同時に別々の会社で進行中だったそうです。(その1本は勿論この「新精武門」)
76年3月から羅維監督で撮影開始した「新精武門」は7月に香港で公開されました。このニュースは日本にも僅かに入って来ていたようです。

日本では70年代終わりの「ドランクモンキー酔拳」からスタートした主演映画の相次ぐ公開でジャッキーの快進撃は続き、主演作で未公開だったのは「キラードラゴン流星拳」などあと数本を残すのみとなってましたよね。
しかし、「新精武門」劇場公開の夢もいつしか破れ、忘れかけた頃、私はある情報をキャッチしました。それは・・・?!

なんと未公開作品のTV放映で評判が良かったのか分かりませんがTBSで深夜に「新精武門」を放送するというのです。

タイトルは「新・怒りの鉄拳」となっていました(見出し画像参照)。待ちわびた映画をついに観ることが出来るなんて、泣きたくなる程メッチャうれしいニュースでしたね!

もっとも劇場公開するという話もあったのかもしれませんけど、その時はテレビでの視聴で十分でした。
この「新精武門」は平成2年2月、ついに放送されたのです。私は翌年に就職する予定の学生でした。

今回はメモを書きました 

おしまい

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ジャッキー・チェンを探して

2025-01-09 10:06:00 | 成龍的電影

こんにちは、醒龍てす。


先日、海外でジャッキー・チェンのとある映画を騒いでる方を発見!

まぁ、とりあえずジャッキー出演なので、人気があるようです。

そう、実はコレの事でした。

あんまり映画っぽくないですけど、きれいに作られてはいるんですよ。編集がね。

私は随分前にDVD1回だけ観ただけでした。




コレ2009年に映画祭上映、東京・中国映画週間だったんですね。行けてなかったですけど、知り合いの◯◯オさん、あの人は当時観てブログまで書いて(笑)


DVDが『ジャッキー・チェン カンフー・キッド』で、おまけにアマプラでは『ジャッキー・チェン カンフーマスター』のタイトルなので、なぜか全部違うんですよね。ははは


とにかくまぁ内容は置いといて、ユン・ピョウ、サモハンこそいませんがバリバリ七小福が絡んだ映画はいいじゃない!

名前だけ挙げておきますね。

元樓、元彬、元武、元秋、元華、元寶。あと元庭!プロデューサーがウー・ミンツァイ先生でした。







特長としては、出演シーンが決められていて、それぞれのパートを楽しむ感じです。

で、面白いのが、家系図なんです!

今回の主人公が一番下(笑)




今回一番気になった人。それは将軍役を演じた後、普段着になったりするユン・ワーでした。


貫禄あって余裕の出演でありました。


ジャッキーとの共演本数ですが、コラボサーチでの検索の結果、本数は22本でした。ご参考まで。

ジャッキー・チェンをさがして・・・。

やっぱり、これが一番好き!


Looking for Jackie




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蛇拳が無料公開中!

2024-12-30 21:00:05 | 成龍的電影

こんにちは、醒龍です。

いろいろユーチューブで見ていて気が付いたのですが、現在ソニーピクチャーズの公式チャンネルにて「蛇拳」の本編動画が無料公開されてるんですよね。

 

このブログでも何度も登場した「蛇拳」ですが、こうして公式から無料オープンになるのはうれしいですよね。(酔拳は無料公開ではなく、今回蛇拳のみのようです)

個人的にはあの思遠影業の青い渦巻きを見ただけで、ワクワクしちゃいます(笑)。

昔はβのビデオなどが最初に発売されてましたけど、まだソニーではありませんでしたね。

そのあとDVDが発売されて、その頃からずっとソニーピクチャーズで変わってないですね。(とあるメーカーから一瞬出てたかな?)

その後も新しいDVDブルーレイも日本語入りで出たりして、4Kとか2Kリマスター版は出ないのかな?


まだデッキも奇跡的に残ってますよ!

字幕とはいえ、蛇拳が高画質でスマホでも手軽に鑑賞できちゃいますからありがたいと思います。

年末年始に蛇拳を見るというのも、なかなか良い事と思いますので、お時間ありましたら是非に!

 

 


作品詳細はこちら https://www.sonypictures.jp/he/745315

1978年『蛇拳』(字幕版)【映画フル公開】 真剣勝負のなかにコミカルなアクションも楽しめる、これぞジャッキーが生んだ香港カンフーアクション!

【あらすじ】 百年来の仇敵、鷹爪塾と蛇形塾。ある時、鷹爪塾は目障りな存在の蛇形塾を滅ぼそうと、次々と蛇形拳の使い手を倒していく。そんな折、道場で稽古台にされ屈辱の毎日を送る青年、ガンフーは 一人の老人と出会い、技を仕込まれる。彼こそが蛇形拳の達人、バク・チョンティンだった。そして遂にバク・チョンティンにまで鷹爪塾の刺客が迫る。窮地に陥った師匠を救うため、彼らに戦いを挑むガンフー。果して鷹爪拳を打ち破れるのか!

【キャスト】

ガンフー:ジャッキー・チェン

バク・チョンティン:ユエン・シャオティエン

ショングン・ヤッワン:ウォン・チェンリー

【スタッフ】

監督:ユエン・ウーピン

製作・脚本:ウン・シーユアン

 

© 1978 Seasonal Film Corporation. All Rights Reserved.

#ソニーピクチャーズエンタテインメント #movie #無料公開 #映画 #映画フル #フル #蛇拳 #ジャッキーチェン #成龍 #香港映画 #アクション #カンフー映画 #カンフー #ユエンウーピン #袁和平 #桃白白 #バーチャファイター #猫 #蛇 #jackiechan #snakefist


【映像ソフト】

ブルーレイBOXはこちら

 

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プロテクター

2024-12-18 08:59:00 | 成龍的電影

こんにちは、醒龍です。


BSトゥエルビで放送中のジャッキー・チェン特集。毎週金曜20時から今月末までかな?やってますねー!



先日録画しておいたヤツを短時間だけ鑑賞しました。お茶の間で観れるジャッキー映画最高だね〜。普段はもっぱらPCでみてるからテレビでは見ないけど、吹き替え入りだからアレね!

平日の朝は忙しいから、10分だけとかで毎日楽しむなんて鑑賞方法も良いかもね?!

拳銃持ったジャッキー刑事のカッコいい姿を朝から見れていい気分♫

10月からはじまって、ラストスパートの今月は、ポリスストーリーシリーズなど刑事役が続くので、要チェック!




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少爺兵とは?

2021-07-26 17:00:09 | 成龍的電影

皆様こんにちは。醒龍と申します。

梅雨明けしてから一気に暑くなり、夏本番。突如体に変化が現れたり、そしてそれが不自由になる元凶だったりすると、やっぱりストレスとなってしまいますね。口内炎って冬の季節になりやすいらしいけど、今は夏。そうすると、なんですかね~?疲労か何か。ビタミンB2不足との情報もあり、牛乳を飲んだり、栄養補給したりしてます。あとは漢方かな?何とか早めに治しておきたいところ・・。

さて、今回の記事は「少爺兵」について。はじめて聞く言葉ですけど、そうアレですよ。「ドラゴン・ロード(『龍少爺』)」。あの映画でジャッキーが演じてたのが、阿龍(ドラゴン)で、コワーイ道場主の息子、つまり若旦那。タイトルは「ドラゴンの若旦那」とかって何かに書いてあったっけ。

これが何かと言いますと・・、これは後ほど。

先日、邵氏の映画雑誌、南國電影'72/5月号を読んでいて、『十面埋伏』(のちに『埋伏』と改名)や『蕩寇誌』の新作紹介記事があったので、これ以外の映画での成龍出演の可能性についてツイートしたところ、何とフォロワーのOさんがこう教えてくれたのです!

Oさん「エキストラ時代に水に落ちる演技をしてたら、ジャッキーは溺れてしまって・・・」

  「ティ・ロンがそれ見て、何やってんだと、笑ってた時期のお話?」

私「えっ、マジ!?」

 

要約すると、このようなやり取りだったのですけど、この話を私はこの時はじめて知りました。

この驚異の新事実に私は飛び上がるような気持ちでした。

twitter開始して10年以上経ちますが、twitterやってて良かったなぁと感じた瞬間でした。

話せば、非常に長くなりますが(なるべく短く簡潔に書いときますw)、要するにジャッキー・チェンという人と、ショウブラザース(邵氏)のトップスターとの接点というのは稀で、仕事上殆ど関わることが無かった訳なのです。(70年代の話)当時、会社が異なるスターたちの競演、コラボというのは物凄い魅力があるんですよね。例えば、ゴールデン・ハーベストのスター黄家達が邵氏の映画に出た!なんて話とか、とにかく全く信じられない話な訳で・・。

ジャッキーや七小福のメンバーが邵氏のスターと共演するなんて話。それを聞いたらビックリします!そのルーツを過去、いろいろ調べたことがありますが、私の記憶には何も残っていません・・。

 

そして、これはフォロワーのIさん(多謝!)からの情報になりますが、トークショー『今夜不設防』でジャッキーが海で溺れそうになった映画の話をしているというのです。衝撃ですね。実際にその時の様子を喋ってるというのですから。

今回その詳細は、香港のその番組で知ることとなりました。これはあの、ジェームズ・ウォン(黄霑)、ニー・クワン(倪匡)、チャイ・ラン(蔡瀾)の3名がレギュラーで、毎回ゲストを呼んでおしゃべりする番組(89年スタート。現在は終了)なんですよね。

日本の番組でも映画スター、芸能人などを呼んで楽しく語り合うトーク番組なんて、

スター千一夜(すたーせんいちや)

ぐらいかなと思いますけど、とにかくこういった番組はあまり無かったと思います。

番組そのものの存在は知っていましたが、すべて広東語でのトーク。やはり敷居が高く、内容については全く把握できずにいました。ゲストとして2回出演したのはジャッキーだけのようで、これは快挙ですね。

・youtube

https://www.youtube.com/watch?v=qVaz3xinReE

・音声が若干ずれていますが、こちらは字幕あり

https://www.bilibili.com/video/BV1jD4y19794

今回ネタにしているのは1回目の放送で、約3分間のそのトーク部分を要約すると、

・張徹の『水滸傳』でのエピソード

・当時は唐佳や劉家良の班とは別の徐二牛の班だった

・王青と仲良かったので彼が劉家良に紹介してくれた

・刀を口にくわえた役でおぼれそうになった

・船頭に代わったら、今度は船酔いした

・水につかっている水閘の衛兵をやった

というような事をジャッキーは話していました。個人的にはジャッキーの口から唐佳の名前が出るなんて夢のような話でした。出来たら唐佳についてじっくり話をしてもらいたいですね。とにかく早口でいろんなジェスチャーを入れながら喋るジャッキー。あと、手を頭の上にあげて遠くを見るようなポーズも取ったりしてましたね(笑)。

日本ではあまり注目されていないのか、こういったネタが埋もれてしまった形になっているのが残念ですね。この番組は毎回ゲストが多数出演されていますので、まだまだ日本のファンが知らないエピソードなどがあるのかも知れません!

ただまぁ非常に気になる話なのですが、どこまで正確な話なのか、やはり現状の残された映画を見てみるしかありません。

そして、またまたフォロワーのKさん、Hさんからのありがたい情報。当時のロードショー誌に例の記事が掲載されているというのです。フィービー・ケイツが表紙のこちら。

ロードショー誌89年10月号に掲載された記事を引用してみると、

(以下、引用)

C:昔けっこうドジなことをやったとか。「おぼっちゃま」というあだ名までつけられて。

J:(笑)そう。スタントマンやってた時代は結構ドジなことをやりましたね。「おぼっちゃま」っていうのは、要するに何も出来ないという意味なんだから。一つ、エピソードを思い出した。僕は昔、別のスタントマンの組に呼ばれた事があるんです。(中略)そしたらアクション監督にお前は海賊をやれと。でも本当のことを言うと、僕は水泳はあまり得意じゃない。まぁ仕方がないので監督に言われた通り海に入って泳いで海の中で撮影を待った。しかし、僕はもう海の中で疲れて溺れそうになった。(中略)そしたら、じゃあお前は船に上がれ。船の上で立っていればそれでいいと、監督は言う。僕は船に乗って、ティ・ロンのそばで立っていた。暫くしてから、監督はまた僕が見えないのに気づき、ティ・ロンに「おい!あいつはどこへ行っちゃったんだ?」と怒鳴った。

するとティ・ロンが「あいつはもう船酔いで倒れてるよ!」って。僕は本当に倒れてたんですよ。それ以来「おぼっちゃま」のあだ名を付けられちゃった。

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とまぁ今まで聞いたことが無かった寝耳な内容。日本の映画雑誌って、この手の記事の場合は映画のタイトルを記載していて(但し、そのタイトルはいつも間違ってるんだけども・・。)、それでもこの映画の事なのかとすっと頭に入るのだが、今回の場合は題名が書かれておらず、読者もいったいどの映画の事なのか分からないですね?雑誌で記事にするのに、当時はこんな内容でOKだったんですね。

雑誌では少爺兵の事を”おぼっちゃま(兵)”。と表現しています。兵士役だけどお金持ちのお坊ちゃまで、溺れたり、船酔いして何もできない状態。それでそのあだ名が付いたという笑い話ですね。ドラゴン・ロードでもお金持ちのおぼっちゃまでした。

私がはじめて知った今回のこの少爺兵のエピソード。日本へ留学経験もあって、日本語も堪能な蔡瀾氏が、とにかく事情通ですから今回のエピソードをジャッキーからキャッチしてそれを番組や雑誌に是非とも取り上げようという意向があったように思えました。香港の雑誌なんかにももしかすると当時掲載されていたかも知れない。

では、ここからが本題。

トーク番組、雑誌、フォロワーさんからの情報、私が映像を確認したもの。これらをまとめて整理してみると、

・ジャッキーの顔が確認できたのは、閉まった水閘の前で海面に顔だけ出していた『蕩寇誌』のみ。【写真1】

・『蕩寇誌』で刀をくわえて海を泳いでいるのは、トン・インチャン(唐炎燦)。【写真2】

・『蕩寇誌』では船頭として元奎が確認できるが、ティ・ロンはここのシーンには不在。【写真3】

・大きな船でティ・ロンと七小福(元奎)がいたのは『大海盗』。【写真4】

・ティ・ロンが『大海盗』で船酔いしたジャッキーの代弁をしたという話の記事(中文)がある。(参考)

・『大海盗』では石天の小舟に乗って漕ぐ王青のシーンがあるが、海中で刀を口にくわえるシーンは無い。【写真5】

・『水滸傳』では4隻が着岸する数分の浅瀬のシーンがあるが、七小福は無関係。【写真6】

ということで、少なくともトークショーの話は1つの映画(『水滸傳』)だけの話ではない事が容易に分かります。

写真1写真2写真3

写真4写真5写真6

 

「少爺兵」についての私の解釈はこうなります。

『蕩寇誌』は『水滸傳』の続きであるので、それは1つの『水滸傳』として考える。番組のスタンス、溺れた、船酔いしたというのはこの水滸伝でのエピソードを指しており、『大海盗』のことではない。これは本人ではなくともナイフを咥えて泳ぐシーン、船頭もおり、事実と合っている。同じ年に後から撮影したティ・ロン主演の映画が『大海盗』だった。つまり海賊のティ・ロンが出てくる船の話は『大海盗』しかあり得ない。先の映画で「少爺兵」と渾名の付いたジャッキーは船の上にはとても居られないので、外国船を襲撃して金塊を奪うシーンでジャッキーは離脱、『大海盗』の本編には登場していなかった。ティ・ロンの話だけをするならそれは『大海盗』になる。これが真相だと思います。

しかし・・・。

そしてまた、もう1つ。鮑學禮と関わっていたという事象が今までずっと解決できずにいましたが、以下の見解で氷解したと思います。以前書いた9年前の記事(『満洲人』)の下記リンク先を参照していただきたいのですが、

https://blog.goo.ne.jp/leecoo/e/963cee4f7119372c27348c48fbb22d44

その記事では中盤辺りで、

この時期(72~73年頃)に鮑學禮と関連のある映画にジャッキーが関わったということになると想像できます。

と書きました。この時思った事がおそらく間違っていなかったと確信したいのですが、今回関与を確認できた『大海盗』が正にそうではないでしょうか。その証拠の1つとして、まずは『大海盗』の監督の1人として鮑學禮がクレジットされているのが確認できます。やはり張徹というよりは鮑學禮の方がより近いポジションと考えられます。

ここで、前述の『大海盗』と『蕩寇誌』の撮影時期の近い2本について。『蕩寇誌』の方は、上記の通りジャッキー出演を確認済みでしたが(19年の記事参照)、鮑學禮は関与していません。この映画で方臘を演じた朱牧がいきなりボスを演じてます。怪しいですね。ここでどういう訳か朱牧が出てきました。

その記事に書いたゴールデン・ハーベストの映画(これは『ドラゴン怒りの鉄拳』か『アンジェラマオの女活殺拳』のどちらかであるが、『ドラゴン~』は早すぎるので、『~女活殺拳』が濃厚)の撮影現場に現れた鮑學禮がジャッキーに仕事を依頼したのは73年の『満洲人』ではなくて、もしかすると、もっと早い72年の映画である可能性も出てきました。それがこの『大海盗』であったと思うのです。そう、ロードショーの記事で最初に誰かに呼ばれましたね。でも、誰から呼ばれたかは書いていませんでした。トークショーでは王青と言っていたと思います。ただ、事実はそのままそっくりこの話の流れの通りではないと思います。ライバル会社の撮影現場だったり、ジャッキー個人に仕事を依頼することも疑問だし、実際のところ、映画の撮影の時期などから検証してみるとこういった結論になった、という事ですね。

ここのところ、長年積み重ねてきたデータを整理してました。72年頃の流れを整理すると、こうなります。

『水滸傳』(72年1月撮影)・・・出演シーンなし(おそらく無関係)。

『蕩寇誌』(72年2月撮影)・・・朱牧(Mr.BOO!)がゲスト出演してラスボスを演じた。彼の会社大地影業へ引き抜く。

『頂点立地』・・・大地影業出品、朱牧監督。林秀と共に出演(王青主演)。

『女警察』・・・大地影業出品、朱牧監督。林秀と共に出演。

『アンジェラ・マオの女活殺拳』・・・この時、鮑學禮がコンタクトして、仕事を依頼。

(サモハン、唐偉成のうしろに座っているのがジャッキー)

『大海盗』(72年11月撮影)・・・監督の一人、鮑學禮がどのパートか不明だが、ついにティ・ロンとコラボ!

                  王青も船漕ぎの一員として出演。この頃には劉家良にも紹介できるはず。 

あと、ティ・ロンにはもう1つの水滸伝『快活林』(72)があります。こちらは未見なのですが、スタッフ、出演者を見るとジャッキーが関わっている可能性が高いメンツとなっています。いつか見てみたいですね。

ちなみに、邵氏のベテラン監督、李翰祥の風月片『金瓶梅』(74)にのちのジャッキーが出演していたのも、そもそも朱牧が李翰祥にジャッキーを紹介して何本か李翰祥の映画に出演することとなったからでしょう。ジャッキーを子供の頃からよく知っていたと思われる朱牧の話はまた次の機会にでも・・。

 

最後になりますが、内容整理に少し時間がかかりましたが、これでスッキリしました。ご協力いただいたフォロワーの皆様には大変感謝しております。この場を借りてお礼を申し上げます。

<おわり>

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祝!ドランクモンキー酔拳 劇場公開40周年

2019-06-26 20:25:44 | 成龍的電影

こんにちは、醒龍です。

まだまだ梅雨明けは来ないですが暑い日が続きますね。来月は7月ということで夏真っ盛りになりますね。夏と言えばやっぱり酔拳がぴったりですね。なーんて。

ジャッキー・チェンが日本上陸したのが、79年。昭和でいうと昭和54年。今年が令和元年。何年前かなぁ、なんて和暦で数えると元号も変わったりして分からないですね。

そうなんです。早いもので来月でちょうど40周年。これはお祝いですね。折角だからイベントでもあればいいのになぁ。

せっかくなので太陽の下で酔拳のポーズを取るジャッキーをイメージして記念の絵を書いてみました。大したことのない絵ですが。

公開日は7月21日ですが、東京では先行上映がその日からだったんですよね。なので、全国ロードショーは8月4日からだったと思いました。地方で公開されたチラシの裏にはバーンと8月4日のハンコが押してありましたのでたぶんそうだと思いますね。まだ当時は行けませんでしたけども・・。


ジャッキーの旧作は吉祥寺東映とか三鷹のオスカーあたりでいっぱい観ましたね。当時は拳シリーズの劇場版ポスターがチラシ屋で150円で売ってたのでよく自転車で買いに行きましたっけ。昔をいろいろ思い出しますね。酔拳や蛇拳のは先日惜しくも亡くなられたモンキーパンチ氏のイラストを使って当時は本当にとことん日本独自路線を展開していたのがうれしくてとても懐かしい気がします。

オリジナルの海報は数種ありますが、やはり日本名ドランクモンキー酔拳の元となった英原題"Drunk Monkey in the Tigers Eyes"の表記と、ポスター上部に横書きで"蛇形刁手第二集"と入った物がそれっぽくていいですね。これがマストでしょう。

変更されたDRUNKEN MASTERはよく見ますが・・。

テレビでも酔拳はほぼ各局で放送されてましたけど、フジの初回放送が衝撃的でしたね。たまたまその日は家族がいなくて1人で見てたんですが、最後まで見終わったあと興奮してたのを覚えてますね。分かる方には分かると思うのですが、なかなかあの興奮は味わえないものだと思います。

それから20数年後、テレ東の21世紀特別編も良かったですが、とにかく昔から日本で一番愛されてるのが酔拳だと思いますね。

そうそう酔拳について1つ思い出しました。テレ朝バージョンってのがあって、これがちょっと違うんですよ。

テレ朝オープニング。トリミングされてますが割とキレイです。

右端に袁信義の顔もハッキリ映る、
ちょっとフィルムにキズが入ったような画像ですが、これがテレビ局の放送媒体として使われたことに驚きました。(副音声は無し)

”導演 袁和平"の出るタイミング。フジテレビで最初に流れた時はジャッキーの酔拳演武の中で出てきましたよね。

テレ朝のここの部分が謎で、なぜか違うタイミングなのです。忘れてましたけど、ずっと残ってしまった謎でした。

オープニングの拳法混乱(カンフージョン)がカットされ、いきなり本編がはじまる
この謎仕様について今回ちょっと、考えてみました。

テレ朝バージョンは、ババーンという激突音とともに将軍令からスタートします。

ココより前の部分が気になる部分なんですけど、本放送ではカットされてしまって見ることは出来ませんでした。

仮にですね、これがロングVerのプリントであったと仮定すると、ちょっと信じられない事が考えられるんです。(もちろん推測の域を出ませんが・・)

将軍令より前の部分は・・・。これはもう北京語版などで見られる黄正利と袁信義の場面しか考えられないんですね。

袁和平のクレジットは道場で出てくるので、その前のクレジットは酔八仙の書を開いたときの"監製 吳思遠"(ここがポイント!)と、当然あの某野外ロケ地になるはずです。それは同時にカンフージョンが流れないことを意味しますね。(同じ導演のクレジットが出るタイミングが2度出ることは考えられないため)

あと、以前から不思議だったのがフジのは酔拳のタイトルが映画の中で出て来ないんですよね。元のフィルムであれば必ずどこかにはあると思うんですが、これを不自然と思う局のスタッフさんは何らかの形で付け足しすることもありますね。配給会社がカンフージョンのオープニングを作ったので酔拳のタイトルを入れる場所が無くなってしまった格好ですね。本当なら香港版や8ミリのダイジェスト版みたいに酔八仙の書を開いた時にバーンと出るのが自然なタイミングでしょうか。

フジとテレ朝の違いとしては、導演と監製の順序が逆になっています。フジはカンフージョンの後、監製がなぜか最後となっていてそこでオープニングが終わります。テレ朝は最初に監製ではじまって最後に前述の導演が出るという具合です。これも本物っぽい気がしますね。

ちなみに、オープニングと場面が道場に切り替わるこのつなぎの部分が酔拳の編集のキモで、無数にある各国でリリースされた映像ソフトの中には導演の中文クレジットが飛んで消えてしまっているものもあります。

私の考えを整理すると・・・、劇場版は2種類あって、先行時がロングバージョン(カンフージョン無し)。
8月の正式公開では道場のシーンの無い短縮版という2つのバージョンだったのかもですね。

フジテレビの放送は短縮版のオープニングと道場場面を挿入したもの。テレ朝はロングから冒頭~激突音の直前までをカットして、さらに放送枠に入る程度に短くカットしたような状態だったと思われます。そうすると、短縮版では将軍令はなかったのかな??

2週間という先行上映の期間中、見ることが出来たのが一部の地域だったからこそ、このバージョン違いも可能性としてはあり得るのでは?と思ってます。

先行版と全国版とその両方を観た方がいてかつその差異が分かる人もおそらく殆どいないと思われますが、シーゾナルから提供されたものが先行版に近かった物だったかも知れませんし、独自の編集を加え全国展開されたとしたらスッキリしますねぇ。

当時は配給会社の都合もあって、映画をいつ、どのプリントで公開するというような事情は、今とはまったく違ってもっと複雑であったはずです。(これは会社によっても随分違ったのではないかという認識です)

そんな細かな事は観客はもちろん知りませんし、興味がない人にはまったくどうでもいい話です。

しかしファンは細かい部分の真相が知りたいので、今までもやって来たようにいろいろとああでもない、こうでもないとファンは議論し続けてきました。

推測の域を出ないのですが、好きであるからこそこんな事を考えていられるんですね。

とにかく、私もいつまで経ってもやっぱり酔拳が好きなんです。
40年前、日本の観客を前に主題曲"カンフージョン"をバックに華麗な酔拳を見せてくれたあのジャッキーの勇姿・・・。それはドランクモンキーとして、最高のデビューシーンだったのではないでしょうか。

以上、忘れかけていた疑問や謎について整理、考察してみました。

今夜は、気持ちだけロン毛のジャッキーになって(カツラは持ってませんw)お酒飲んで楽しく過ごしたいと思います。

See you next time!

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ザ・フォーリナー 復讐者

2019-05-03 15:02:50 | 成龍的電影

こんにちは、醒龍です。 

令和元年。GW真っ最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。世間は令和、令和で大騒ぎ。新しい元号・令和にちなんだグッズなんかもいっぱい出て日本はお祭りですね~。ホント、景気のいい明るい世の中になって欲しいですね。

さて、本日5月3日、本国より公開が遅れて遅れて約1年7カ月。待ちに待ったジャッキー新作映画「ザ・フォーリナー復讐者」(原題:『英倫対決』)がついに公開されましたね~。私も早速、初回上映の映画館へ飛び込んで来ました。

レビューはまた後日にでも書きたいと思いますが、アクションはもちろん、ジャッキーの迫真の演技に是非注目してみてください。Let's Go!!

 

エンディングテーマ(普通人) 

『ザ・フォーリナー復讐者』

本日(5/3)から絶賛公開中

 

(C)2017 SPARKLE ROLL MEDIA CORPORATION STX FINANCING, LLC WANDA MEDIA CO., LTD.SPARKLE ROLL CULTURE & ENTERTAINMENT DEVELOPMENT LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

 


【原作小説】

平成8年に刊行されました。映画とちょっと違います。あなたは先に読む派か後に読む派か!?

チャイナマン (新潮文庫)
Stephen Leather,田中 昌太郎
新潮社

 

【サントラCD】

※ジャッキーが歌う主題曲は含まれません。

Ost: the Foreigner
Imports
Imports

 

【作品Blu-ray】

※インポート盤のため、日本語字幕は含まれません。

Foreigner/ [Blu-ray] [Import]
クリエーター情報なし
メーカー情報なし
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ひさびさの映画鑑賞

2019-01-02 11:47:15 | 成龍的電影

明けましておめでとうございます。

2019年になりましたね。今年の正月休みは短いですが久々にジャッキー映画を楽しみました。

今回鑑賞したのは『蛇拳』です!いつ見ても『蛇拳』は面白いですよね~。

やはり正月になると、ジャッキー映画を見たくなってしまいます。以前は良く見ていましたので、その頃のイメージが定着しちゃっているのだと思います。

この『蛇拳』はテレビに繋がっているHDDに残っていたのですが、これは数年前に録画したものと思います。(消さないように、しっかり保護してますがw)HDDもすぐいっぱいになってしまうので時間があるときに整理したいですが、保護されてる映画や番組がいっぱいあるのであまり減らすことが出来ないかも・・・。困っちゃうなぁ。

新年を迎えて、HDDを新しくするというのも良いかも知れませんね。

とにかく2019年のスタートです。ということで当ブログはひさびさに『蛇拳』でスタートしました。また、時間があればブログも少し書いてみたいと思います。

今年一年どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

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