電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

チャンタオとの出会い

2011-08-31 00:00:00 | 邵氏電影

チャンタオ…。
あなたと初めて会ったのは、あの映画だったかしら?それともこっちだったのかしら。まぁいいわ。いずれにしてもあなたと知り合えることになったんですから。
あなたが輝いていたあのとき私はまだ若かったわ。またたのしい夢を見させてね。
                                                       カマ子より

エガシラ…じゃなかった江島が好きなオカマがいたらこんなラブレターとか書くんだろうね、多分いないけど(爆。
香港映画には欠かせない、主役を引き立てる影の存在。江島のような楽しませてくれる役者さんが他にもたくさんいるはずです。彼らがいたからこそ成り立っていたとも思えてきます。
チャンタオは私のように隠れたファンを持ち、いわゆる名バイプレイヤーとして長く映画界に君臨していましたのでファンのために頑張って本当にファンを喜ばせてくれた方だと思っています。

今回は彼の初期の作品で台湾の辛奇が監督した邵氏作品『隠身女侠』(71)でチャン・タオのオッサンぶりを確認してみました。

これはリリー・リーが主演のオカルティック武侠片になっています。

 主演はリリーさんと安平

リリーさんは、なんと透明人間になっちゃいます。

 かわいらしいりりーさんが、

 川で手を洗っていると

 だんだん手が透けてきて・・・

 透明人間になっちゃった。

 あれ?

 こんなギョっとする場面もあるけど。

そして、チャンタオの登場です。

 仲間と酒をのむ江島。水滸伝ぽい?

まだ小さい役ではありますが、堂々としてなかなかオッサンぶりを発揮しているじゃないですか。(沙悟浄みたいでちょっとキモーイんですけど。)映画出演はかなりの本数になりますが、初期のころはこんな感じだったのが分かりました。次回はどんなオッサンになっていることやら。

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江島

2011-08-30 00:00:00 | その他・研究

江島の部屋へようこそ(笑

少し前に『少林英雄榜』(79)を観て以来チャン・タオが面白いなと思って、その時の彼を思い出すたびクスクスとひとりで笑ってます。

 

邵氏作品にも多数出場、じゃなかった出演しているチャンタオですが、独立プロのカンフー映画にも、うれしい事にしょっちゅう登場してましたね。
さて、彼は70年代後半『少林英雄榜』などに登場してあのキャラを作り上げるまでにどんな経験をしてきたのでしょう。
主役を張れるような人物ではなかったようですが、役者としての才能もきっとありますよね。

70年頃に俳優をスタートした台湾出身の彼は1942年生まれ。(現在は69歳になっていると思います。)最近『七十二家房客』でも元気な姿を見せていたのでホッとしていました。また例によって彼の作品を洗ってみようと思います。

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水野美紀の太極拳

2011-08-29 00:00:00 | 未整理

きょうからテレビで水野美紀の太極拳がはじまりました。
太極拳は体操なのと思っている人も多いと思いますが、健康のために何かやれることはないかなと考えたときにはスムーズに始められるかも知れません。

画はありませんがしっかりやってますよ、水野美紀が。

でもテキストがまた詐欺みたいなヤツなんですが(苦笑、表紙とかいくつかのページは確かに水野美紀です!しかし、ほとんどのページは○○○○○(ひみつ。本屋で見てね) なんですよ!!

5分番組ですが女優さんが太極拳やるなんてあまり聞きませんし、番組の質の高さをチェックしつつ、wiiのフィットネスパーティにも飽きてしまったので(汗)、しばらく講座を楽しんでみようかなと思います。

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七十年代倉田作品のすべて

2011-08-28 00:00:00 | その他・研究

香港そして台湾で活躍した数少ない日本人の倉田さん。
倉田さんはなぜ邵氏にはいったのでしょうか?入ったというと語弊がありますがつまり契約のことです。
70年のとある日、帝国ホテルに来ていた邵氏のランランショウが若手の俳優を探していた。そして東映にいた倉田保昭はオーディションを受ける。

自伝には何も書かれていなかったけど、倉田さんは最善を尽くしたに違いない。結果は見事オーディションをパスして香港でのデビュー作『悪客』に出演するのである。
その後、南海影業の二本を経て、韓国ロケした『四騎士』へ出演。これも邵氏の作品です。 その国内盤DVDが発売されたと聞いたときはとても嬉しくなりました。(私はこの四騎士がリリースされたのは倉田さんの出演作だからこそできたのだなぁと確信しています。)ここで倉田さんはしばらく邵氏から離れることになります。

呉思遠関連については以前記事を書きました。
それにしても73年頃が一番多忙な時期だったんじゃないでしょうか。

ここに一枚の写真があります。

呉思遠と契約する倉田さん


この時、富国影業と契約して、呉思遠が熱望した『餓虎狂龍』に出演しました。
この契約が倉田さんの映画人生でとても大きな出来事だったんじゃないかなと思っています。倉田さんが過去共演したスターを振り返ってみると本当に凄いメンツなのです。その共演スターを再確認にしながら70年代の凄さを総まくりしてみたいと思います。

『悪客』(1971) いきなりデビッド・チャンとティ・ロンと共演。チェン・チェ監督とも共演できましたね。  

   これが倉田さんの香港映画初出演シーンだ!

『小拳王』(1971) メンフェイ、ラウ・コンと共演。

     倉田さんのヌンチャク・アクション!!

『四騎士』(1972) チェン・カンタイと共演。

四騎士劇中でテレビに映った倉田さん


『方世玉』(1972) メンフェイ、王青と共演。子供のころ見たこの倉田さんの悪役は強烈だった。

      古いファンはやっぱりコレですね。


『餓虎狂龍』(1972)   陳星とはじめて共演。

   まだやっぱり若いね。


『猛虎下山』(1972)     続いて陳星と共演。

 白の衣装がビシッと決まった倉田さん。この頃眼光が鋭くなる

『麒麟掌』(1972) ユニコーン・チャン共演

 麒麟掌で倒される倉田さん


『爬山虎』(1972)   「子連れドラゴン女人拳」の孫嘉林と共演。  
両手両足で壁のぼりしちゃう倉田さんが登場

『英雄本色』(1973) そして、台湾でついにジミーさんと共演!!! 

   濃い3人(笑)。薄い、濃い、中くらいの順。

『[走旱]盡殺絶』(1973)  陳星、上官霊鳳、エディー・コー共演。

   銀行のトップの倉田さん

『死對頭』(1973)金剛と共演

この金剛との作品、結構好きかなぁ。

 

『女英雄飛車奪寶』(1973)上官霊鳳と共演。
この時の上官霊鳳とってもかわいらしいので一番好き。    


『怒髮衝冠』(1973) アラン・タン共演

 先日亡くなったアランタンとも。

『大小通吃』(1973)これは豪華。 黄元申、フーチン、シー・フォン共演。(黄元申の”申”は甲羅の甲によく勘違いされます。)

     黄元申とのバトルがインパクト大。 

『黒豹』(1973) 陳星と共演

 港で陳星とバトル

    
『除暴』(1973)  江彬共演。 出番殆ど無し。  
多忙だったんでしょうねぇ。スーツでチラッと出演。

『強中手』(1973)  マニアックな田野と共演

    自伝に貴重なカラー写真が載ってましたね。


『飛虎小霸王』(1973)王冠雄、シルビア・チャン共演作。
シルビア・チャンのデビュー作。

川原を投げる、投げまくる倉田さん。

『雙面女殺星』(1973)  上官霊鳳と金剛と共演

 この組み合わせも多いですね。

    
『虎拳』(1973)   陳星との共演。   出演シーンは少ないけど龍飛を魯平と一緒にブンなぐっていました。
 ちょっと笑顔の倉田さん

『両虎悪鬥』(1973) 金剛と共演。

   Tシャツ姿が印象的でした。

 
『大小游龍』(1973) 上官霊鳳、金剛と共演。おなじみの鄭富雄なんかも。

最近、知野さんもブログを書いてましたね。

『狼對狼』(1973) 陳強と共演。

  倉田さんの出番少ない。陳強と戦う。

  
『神龍小虎闖江湖』(1973)  ブルース・リャン共演。この「帰って来たドラゴン」のブルース・リャンがやっぱり有名ですねぇ。   
 黄韻詩さんとツーショット

『金三角龍虎門』(1974) チャンリーと共演。フィリピンでの撮影。

     ナイトショーのぼよよーんにうっとり


『香港小教父』(1974)  またまたブルース・リャン

    大舞台・ローマでの格闘!!

『大追蹤』(1974)   ハン・インチェと共演。これはうれしかったのかな。

長い顔のチョイ・ホンさんとも。

『神拳飛龍』(1974)   もちろん、ブルース・リャン。(あと、ヤン・スエなど) 

得意の素早い蹴り。これが好き!!  

『方世玉大破梅花椿』(1977) メンフェイとラウ・カーウィンと共演。

日本人らしい日本人役


『旋風方世玉』(1977) メンフェイ、譚道良と共演。クレジットはしっかりあるけど、冒頭だけチラッと出演

 挿入だから共演とは言えないかも。

『傳奇方世玉』(1977)  同じくメンフェイ、譚道良と共演。

 これも復讐のドラゴンからの流用     

『中華丈夫』(1978) 劉家輝、そして劉家良とも共演。劉家輝の話は確か倉田さんの著書・交友録にも無かったね。

  カニ拳を見せた倉田さん

   
『撈家撈女撈上撈』(1978)  ブルース・ライと共演。カンロク出てきた高遠も目立ってましたけど。

   龍方と対決する倉田さん(右:龍方)

『猛男』(1978) チャーリー・チャンと共演。at インドネシア

  この頃もなかなかかっこいい。

以上、80年代以降も倉田さんの活躍は続きますが、とりあえず70年代までをざっと書いてみました。

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跳灰

2011-08-22 00:00:00 | その他・研究

『跳灰』JUMPING ASHは1976年、「ザ・ポップマン」の監督であるレオン・ポーチがイギリスで映画を勉強した経験から放った第1弾である。(広東語音声)
香港新浪潮(香港ニューウェーブ)の先駆けとして知られている本作だが、こちらのウィキペディアを読むと、イムホーのところに『夜車』なんてものあって驚いた。
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E6%B8%AF%E6%96%B0%E6%B5%AA%E6%BD%AE

主題曲は当時流行っており”大丈夫”や”問我”といった曲もyoutubeなどでは現在視聴可能となっている。
【参考】こちらは海外のブログより
http://suling213.blogspot.com/2010/05/blog-post.html

刑事物も流行していた香港で、社会問題になっていた麻薬をテーマに主役の刑事(嘉倫)が組織と対決する。
本作ではオランダロケを敢行。リアルな映画作りで、当然アメリカの刑事ものを意識している。陳星とチャーリー・チャンが出演しているが、やはり注目は嘉倫か。

オランダと言えばコレ

また、共同で監督そして製作や脚本にも関与したジョセフィーン・シャオが花を添えている。


競馬場のシーン。これは香港かな?
そうだ、そうだ。これを見て思い出した。邵氏などのカメラマンだった西本正さんが、競馬場のシーンを「MrBOO!ギャンブル大将」と何かの映画と掛け持ちで撮影したとかって話を思い出した。確かハーベストの映画を撮っていてその映画のタイトルを思い出せなかったとか。(あれはなんだったっけ?)

スラムの九龍寨城の嘉倫さん

冒頭、キャストは3人だけクレジットされていた。陳星とチャーリー、ジョセフィーンの3人だ。
なのでこの2人の対決はやはりこの映画では一番の見所になっている。

いいねぇ、この2人。


ラストのクレジット。こんなのもいいね。

執行製片にはあのロニー・ユーが。

武術顧問がチャーリーになってる。

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阿Sir毒后老虎槍

2011-08-21 00:00:00 | 邵氏電影

これが正真正銘『阿SIR毒后老虎槍』(1977)です。

76年に孫仲は『毒后秘史』を監督。(DVDが出た時は『紅粉?星』というタイトルでリリースされた。)その後、『以毒攻毒』という作品を発表します。
これが後の『阿SIR毒后老虎槍』になります。この辺りの事情が交錯していて
海外の情報も間違っていたりしていたので私も混乱させられました(汗)。

エクスターミネーター陳萍のショットガンが炸裂!?

イー・トンシンが新人として紹介され、前作の岳華と陳萍はそのまま同じ役で出演しています。(結末はどうなるんでしょうか?)また、前作では下記の通り、ニー・クァンが脚本だったのですが、本作では司徒安に変わっています。
前作はニー・クァン氏だったものが変更。なぜ?

女囚の陳萍さん。派手に暴れますか。

梶芽衣子の原型は『残酷女刑務所』にありそうですが、陳萍もきっとそうですね。
彼女の場合やっぱり”エクス~”というよりもセクシー・キラーというのが合っていると思います。

こちらは『毒女』

そのセクシーキラー陳萍さんは『毒女』以来、文字通り毒のある女を演じることが多くなり、呂奇の『瘋狂大笨賊』ではミニスカートギャングのお姉さんやったりしてましたね。彼女のフィルモも少し洗ってみようと思います。
『瘋狂大笨賊』

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ブルース・リャン&倉田保昭『神拳飛龍』

2011-08-20 00:00:00 | バージョン比較

ブルース・リャンのフィルモを眺めていると、テレビ用のドラマが一部に紛れ込んでいるのが分かります。例えば倉田さん主演の『神拳飛龍』(The Fighting Dragon)がそう。
しかし、元がテレビドラマでもしっかり映画のように冒頭に中国語タイトルのオープニングを付ければ別。これでカルト映画もどきに早変わりだ(笑)。本当に映画のように紹介している向こうのサイトもあるし、このような編集が妙にうれしくなってしまう。
2003年10月、突如として日本のCS局で「闘え!ドラゴン劇場版」と題して放送された事があったのですが、あれを見ただけではどの辺が劇場版なのかは分からなかった(爆。結局、どんなものだったのか内容チェックを忘れてしまっていましたが、上記の二つを比較してみるとしましょう。(左:『神拳飛龍』、右「闘えドラゴン電光石火(劇場版)」)

   

  

  

2つを比べてみると、オープニングとエンディングは別になっていました。本編は殆ど同じではあるのですが各エピソードの継ぎ目の編集などにちょっとした違いがあるようです。(例えば、チェン・ラウがタバコを吸うシーン、マカオ・セントポール寺院の終盤のシーン、リー・カーデンが部屋から外を眺めるシーン、竜馬が日本へ帰国して子供に迎えられるシーンの長短など)なので、まったく同じ物ではないという実感ですね。(この『神拳飛龍』のオープニングをカットしてそのまま放送したのかと思っていました。)CSバージョンではTVサイズの画面を映画のように見せるためなのか上下を少し切って横長にしています。『神拳飛龍』の方は画面が暗いのでCSバージョンの方が見やすい画面になっていました。感想としてはこんなところです。

 梁龍(左)もチラっと出演

こちらは、82年にアメリカで公開された「帰って来たドラゴン」のポスター。

このイラスト絵は赤い虎(ヤン・スエ)VS竜馬と車に飛び乗った竜馬で、明らかに「闘え!ドラゴン」から持ってきた絵になっていますね。『神拳飛龍』の英語題である"Fighting Dragon"はここでは、ブルース・リャンのことですが、(DEADLY TIGERは倉田保昭)まぁ誰がどっちなんて話は向こうではあまり気にしないですからね・・。「帰って来たドラゴン」や『神拳飛龍』の公開に関してはまだまだ不明な部分が多いのでいろいろ調べてみたいと思います。

さてマジン・リャンのつぎは倉田保昭か陳星か…。倉田先生の作品も多いのでこれは悩む、悩む。不定期ながら70年代総覧79年編もまだまだ続きますのでそちらもお楽しみに!

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ブルースリャンの初武術指導

2011-08-11 00:00:00 | その他・研究

ブルースリャンは、70年代はじめ、ある映画ではじめて武術指導という役目をつとめることになります。

ちょっと、その前に先日の『達摩五形拳』ですが、その方面に詳しい方々からメールをもらいまして詳細不明でした『達摩五形拳』の詳細が判明しました!(メールを送って頂いた皆様。どうもありがとうございました。)
結論としては、ブルースリャンは出演していないという事。そして『達摩鐵指功』とは一応別映画であるということです。
これらの貴重な情報はすべてデータベース上に登録、蓄積させておきたいと思います。(これが皆さんのための共有資源になりますので。)英語版のトレジャーオブブルースリーも海外ショップなどで是非購入してみたいと思います。(まだ買えるかな?)

ではここから本題に。ブルースがはじめて武術指導をした作品とは何か?陳星vs倉田の『餓虎狂龍』?それともパイ・インの『黄色殺手』? いえいえ違うんです。

ブルースリャンにもこの時期はこの会社というその時々の遷移、移り変わりというものがあると思うのですが、呉思遠の目に止まる前、つまり邵氏での作品が最初であるはずですよね。武術指導をするからには、まして邵氏のような大会社であれば必ずクレジットされると思います。

私の考えでは72年の『林冲夜奔』がそうではないかと。72年といっても実際は72年の早い段階で撮影してますのでこの『林冲夜奔』の武術指導が最も早いという考えです。
 これがおそらく初のクレジット
この映画の冒頭で、ルイス・ファンのお父様ファン・メイサン(水滸伝で有名な魯智深の役)が大暴れして目立ってますが、その場面で見せるリャンのとても地味〜な出演場面です。 
 一番右:リャン

表情もぽか〜んとしてどっかに行っちゃっているような感じです(笑)。空手のチャンピオンなのにね。
いやいや、でもこのリャンが魅せるギャップが最高ではないですか。実力を隠して、武術指導は叔父さんと共同作業、おまけに出演まで。(で、そのうち呉思遠の目に止まる)

面白いのでリャンについてもう少し続きますが、最近続いているネタであります香港カンフースター濃い人物編。つぎに登場する濃いスターはやはり陳星がいいですかね(爆。

 

 

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会社編集画面

2011-08-10 00:00:00 | データベース

今回の画面は会社を新しくデータベースに登録、編集が出来る画面です。

会社には出品(Production Company)、發行(Distributor)、攝製(Filming Company)の3種類あり、各作品にはこの3種の会社が必ず存在する訳ではありませんが、どこの会社で撮影し、製作され、配給されたのかこのデータによって判別できます。


実際にデータを編集する場合は左側にある会社リストの中文名(①)をクリックすると、右に小さな枠(②)が出てきます。ここで詳細データを入れます。(新規で登録する場合は③のボタンを使います。)

これで会社の名称はデータを蓄積できますが、その会社の属する国はまた別の話という訳で・・・。

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BLと陳星の『達摩五形拳』とは?

2011-08-09 00:00:00 | その他・研究

70年代を通して武術指導家としても活躍していたブルース・リャン。
龍の名の付く男としては、龍の付く大スターとの比較は避けられなかった。
ブルースリーとの共演はなかったけれども、ジャッキーチェンとしっかり共演していた(これが微妙なタイミングでの共演なんですよね!)

倉田さんとの共演作などについては次回にでも回すとして、今回は標題のとおり”ある作品について”です。

70年代の後半を整理していて、実はどうしても気になってしまった事があるのです(笑)。台湾時代に陳星とは一緒に仕事をしているのですが、80年に陳星と共演したという『達摩五形拳』についてのなのです。

英語ではTREASURE OF BRUCE LEE. 会社は英珊というところ。
製作会社を分析すると何か分かるかも知れない。
『達摩五形拳』はポスターによればP.T.INSANTRA FILM(=英珊影片)
という会社で作られているようだ。


 rjtというマークも見えます。

 
別の映画のオープニングから。
ジャカルタ、香港、マニラ、アメリカという都市と国がごっちゃの何といい加減なのだろう(笑)。

現在『達摩五形拳』は東方影業という会社が権利を握っているようですが、他に『忠烈精武門』(77)『霹靂龍拳』(78)『金殺手』(81)なども製作している会社です。

これらを見ていると要するに、『達摩五形拳』は『達摩鐵指功』(78)のことではないのかな?? (というか、スッキリするからそうだといいなぁというのが率直な感想なのだが。)

トレジャーオブブルースリーは私自身見た事が無く、本当にブルース・リャンが出ているのか分からないのですが、出ていたとしても『達摩鐵指功』に出演シーンを付け足したのでは?というのが私の勝手な予想です。(どなたか御存知の方、いらっしゃいませんか?)

ほかにも陳星との共演が意外に多かったので↓に列記しておきます。
【参考】共演リスト
『名單』(72)
『餓虎狂龍』(72)
『猛虎下山』(73)
『趕盡殺絶』(73)
『雙龍出海』(73)
『瘋拳癲腿』(79)
『龍門豪客』(79)
-------------------------
『瘋拳癲腿』は威霊公司の作品で戚冠軍も参加しています。『龍門豪客』は、つい最近になって香港影庫でも追加された韓国作品のようです。ということで陳星とは79年頃にまた一緒に出演するようになっています。

瘋拳癲腿より
 
つづく

 

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