かんちゃんのゆっくり走ろう日記

健康維持が主目的のランニングによる成果の記録です。(リバティヒルクラブ所属)

能楽とランニング(その2)

2011-04-25 09:57:17 | 日記

マラソンより過酷な気力と筋力を要するといわれる能舞台を観賞してきました、恋重荷という曲目で、スポーツクラブの知人がシテ(主役)、人間国宝でもある能界の重鎮が問(相手役)でした。 国立能楽堂はまさに日本の伝統芸術を感じる堂々とした中にもしっとりとした雰囲気を持つ格調高い建物で、まずその雰囲気に圧倒されました。 能舞はまさにランニングとは異質の静の世界でした、主役以外の謡や囃子役も必要以外の動作は完ぺきな静止状態でした、それは大変な筋力と気力が必要だと感じました。 主役の移動はゆっくりとした摺り足と静止の繰り返しと舞(円運動)で、静の中からも湧き上がる気力と気合は大変なもので、その緊張がピリピリと伝わってきました、なるほどランナーには無い極度の気合と気力が感じられました。 囃子の笛の音や太鼓の微妙なリズム感と、巧みに強弱を打ち分ける大ツツミ、小ツツミの音に思わず吸い込まれ、 しばし別世界にしたることができました。 さすが日本の伝統芸術です、改めて日本人であることの喜びを感じた日となりました。

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