放送大学で、学んでいます

大学を出ているので、編入で全科生になりました。心理学を中心に学びまして、今は、再入学により、再び学びを始めました。

誤植や不統一が目に付く「印刷教材」

2012年08月23日 | 放送大学雑感

過去の私のブログでも、何度か指摘させてもらっているが、編集者がちゃんと原稿を読んでいないと思われるケースがほとんどである。

数名の共著になる印刷教材だと、用語が統一されていないものや、文体に統一性がなく、通読しづらいものがある。

たとえば、「愛着」と「アタッチメント」は、本来、「アタッチメント」が「愛着(愛着行動)」と訳されたにもかかわらず、研究者によっては、「愛着」という訳語が、本来の意味を示していないとして使わない人もいる。

あと、私が著者なら、引用文献として、入手しやすいものを使うだろうところを絶版になった論文集から引いているなど、どうかなあと思えるものも見受けられる。

 

他の一般の大学の先生が、放送大学のテキストを自身の講義テキストとして使われるぐらい洗練されたものもあってよいように思われる。

まだ、多くの科目を見た訳ではないので、何ともいえないが、一生ものの教科書と出会いたいものである。

 

私が、1990年代に入学したときの講義科目には、渡邊二郎「英米哲学入門」ちくま学芸文庫として発行されるなど読み物としても評価の高いものもあった。

 


放送大学の費用 学費以外のテレビやレコーダーなど

2012年08月23日 | 放送大学雑感

地方に住んでいて、放送大学で、何かを勉強しようと思った場合、昔(1990年代)に比べると、格段に便利になった。

ただ、cs放送が終わったことにより、若干不便になったことは残念である。

cs放送だと、cs連動のレコーダー(たとえば、東芝ヴァルディアR-9)があれば、一週間の予約さえしておけば、

ラジオ放送も「録画」できたので、それをDVD-Rに焼けば、通勤の自動車で聞くこともできたし、テレビ放送も

画面は自動車ではチラ見しかできないが、職場のパソコンでも再生できたので、昼休みに見ることもできた。

 

昔(1990年代)は、どうしていたかというと、京都にある学習センターまで日曜日などに通っていた。

 

BS放送は、高画質ではあるが、VRモードでのダビングが容易でないので、手軽に利用できる媒体に移せない。

 

また、機種にも依るのであろうが、BSラジオ放送は、「録画」できないので、放送授業を聞くのが技術的に

かなり難しくなった。

 

パソコンを使って、放送大学のサイトからストリーミング再生できる科目がほとんどであるが、これを録音するとなると

パソコンのイヤホン端子からICレコーダにつないで行わないといけないので、かなり面倒な作業になる。

 

で、タイトルの件であるが、DVDレコーダが約9万円、ICレコーダが約3万円、パソコンが約12万円となり、合計で約24万円が

かかっている。ただ、他の用途にも使えるので、無駄にはならないけれど、レコーダとパソコンがないと、視聴は困難なので

必要経費と言えよう。