別れと出会い

私が若い頃、外科病棟に所属していましたが、その時の外科医が
亡くなりました。
脳血管障害に倒れて、もう10年くらいでしょうか。

今夜はお通夜で、私もお手伝いに行きました。

お別れの会でしたが、多くの再会がありました。
びっくりするくらいの再会でした。

看護学生のときに、夏休みに実習に入った病棟の看護師さんに会いました。
もう、とっくにリタイアされていましたが、私にはわかりました。

　　「○○さんですね、私のこと覚えていますか？」
　　「あら、takakoさんね・・・・・」

覚えていて下さいました。感激です。
最近、緩和ケアの記事を書いたり、地域の方に紹介しているので
そのことも知ってくれていました。

懐かしい～懐かしすぎます。
新人の時にお世話になった看護師さんにも会いました。
初めて海外旅行するときに、お餞別をくれました。嬉しかったです。

10年ぶりに会う人、それ以上の人。
この私の看護師生活の20数年間が走馬灯のように、流れていきました。
外で立っていましたので、足は凍っていましたが、心は温かでした。

故人も、きっと喜んでいることでしょう。

妊娠して、急に膠原病になって、子供を産んですぐに亡くなった友人の
ご主人にも会いました。
その時の女の子が、看護大学に推薦入学が決まったそうです。
卒業後は、就職してもらいましょう。

こうして別れの儀式の時には、再会もたくさんあるんですね。
年も押し迫り、今年の総決算をした気分でした。
　
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緩和ケアはちょっと更新が遅れていますね。