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『百夜行』と『幻夜』

2010年12月11日 | 雑記
ちょっと気になるところがあって、読み返しました。
先に『幻夜』を読んで、「風とともに去りぬ」のスカーレット・オハラの
くだりを確認しました。
主人公の美冬の生き方が、『百夜行の』雪穂と酷似しています。
これに関しては、とっても素晴らしい解説もありました。

  にゃるほど~~~って思うくらいです。

すごくわかりやすい解説でした。

ここには書かれていませんが、『白夜行』の最初の40ページくらいで
雪穂が「風とともに去りぬ」を読んでいますし、亮司も読んでいます。
二人が図書館で会うようにもなります。

『幻夜』でも、スカーレットのような生き方について美冬が
誰かと話していたり、過去を調べるに当たり、そのことがでてきます。

ですから、さらに同一人物かと、私も思っているのでした。
病棟のスタッフも、同様の考えです。
中には「私、美冬みたいになりたいわ」という人も。

堀北女優が雪穂の役をやるそうです・・・・・・。
もっと冷たい感じの女優さんがよろしいのでしょうけれども。
原作を読んだ人は、皆さん同様に思うはずです。

それにしても、悲しい小説です。
親に愛されないどころか、幼少時代に売られたような状況で
この女性は、きっと世の中に対する復讐のような気持ちなのかもしれません。



さて、これは何でしょう?



これはただのサラダ。



オーブンで焼いて完成させます。