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Vomiting

2010年12月29日 | 雑記
夜中に急に腹の底からこみ上げてくる吐き気・・・・・・・
吐かずにはいられない状態になります。

そう、まさに子供はこんな症状でした。
昨夜、2時過ぎに激しいなんともいえない音が聴こえて来ました。
そう、嘔吐の音。

嘔吐が朝方終了してきたら、悪寒戦慄が始まり、発熱。
ウィルスは外に出すしかないので、嘔吐するしかありません。
今日の夕方は「はやく帰ってきて」メールがたくさんあって
帰宅して、点滴しました。

発熱と頭痛もひどいので、解熱鎮痛の座薬を入れて点滴すると
著しい発汗を伴って解熱してきました。
倦怠感も強く、食欲もなく、けっこうしんどい症状です。
色んな人がかかっていて、「辛かった~~」と話します。

今日は病院の納め会でしたが、そんなメールがあったので
さくさく帰りました。
でも、仕事は終わっていないような・・・・・・・・・。
明日も仕事に行かないと。

今日最後に話した患者さんのお母さんの涙が、私の涙も
誘いました。

 「あの子は私に辛く当たります。どうせ私は死ぬんだから
  お正月はみんなで楽しくやればいいのよ、私はいない方が
  楽しくやれるでしょ、私がいない方がいいんだからって
  言うんです。背中が痛いから、背中をさするんですけど
  私も孫の面倒もあるし、疲れて手を休めると、眠ってるの?
  眠いならやめていいわよっ、って言われて、夜中の2時まで
  さするんです。でも、そんな風に言う娘も、病気のせい
  だって思うようにしています。それまでの38年間は
  子育てして、仕事もして、本当にいい娘でしたから。」

小さな子供をのこして、旅立つことを知っている患者さんです。

 「私もこんなに痛いってことは、もう末期なんですよね?
  あとどれくらい生きられるのかしら?お正月は何だか
  入院していたいです。もう時間もないですし。」

焦る気持ち、お子さんを思う気持ち、たぶんお母さんたちを思う
気持ち。
どちらの気持ちも切なくて、涙がこぼれました。
小学生の娘さんは、無邪気で・・・・・・・・・・。

病棟はただその日を苦しくなく、辛くなく過ごしたいと願う人
ばかりです。