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私の看護観

2010年12月19日 | 雑記
「私の看護観」を検索している方が多くなっています。
今の時期は何かレポートなどがあるのでしょうか。

私の基本は、フローレンス・ナイチンゲールとヴァージニア・ヘンダーソンです。

病気になったり、事故や病気の後遺症があって、日常生活の様々私たちが
普段していることが、できなくなったことを手伝います。
実に多種多様で、同じことはありません。

歯磨きだって、洗顔だって、お風呂の入り方、食事の食べる順番まで
人は違っていて、その人に合わせて援助しなければなりません。
もちろん、食事をする時間とか、入浴日は病院であったり、
その他の施設によって決まっていて、決まっていないと収拾がつかないので
個人レベルに合わせることは限界があるものです。

すでに、患者さんは、入院したことによって、あるいは家から出て
生活することによって、今までの生活と同じようにすることが
ほとんどできなくなります。
それだけで、気分が滅入ったり、イライラしたりします。

自分の家以外で生活することそのものがストレスです。
楽しい旅行ならともかく、具合も悪いし、緊張もします。

入院患者さんを看護する場所に勤務する看護師は、とてつもなく
大勢の患者さんや、あるいはご家族の要望に応えるように
看護計画を立案し、実行し、評価し、再度計画を立案します。
その繰り返しです。

  すごく難しいです。

さらには、体を自分で動かすのが難しくなっていたら
床ずれができやすくなる、食事も十分に摂れないから
栄養状態も悪化しやすい、皮膚の弾力性も乏しくなる・・・・
よって、床ずれを予防できるように、マットレスの選択をします。
そのためには、病院にどんなマットレスがあって、エアマットがあるのか
をれを使用するか、使用するとマットレスが高くなり、
そうすると、ベッドの柵の高さは低くなりすぎないか、
食事のときのテーブルは稼動式のものを用意しようか、
そのマットレスはどのタイミングで変えようか、お風呂のときにしようか、
今すぐにしようか・・・・・・・・・・・・・・

多くのことを話し合って、人手も確保して実行します。

毎日患者さんが様々出入りしますので、考えることも多くなります。

看護は奥深い、というより、人間の生活は奥深いのでした。
ですから、看護を勉強するということは、人間の体のしくみや
病気のしくみ、生活の基本や、より健康的な生活の知識も
なければなりませんん。

考えれば考えるほど難しいので、休日は考えないようにしましょうか。