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加清純子の早熟と情熱

2014年02月22日 | 雑記
残雪の上の山茶花が、何となく血のように見えました。
白い雪に真っ赤な血という様子で、天才画家と言われたけど19才だか18才に家出して自殺した
加清純子を思い出しました。
以前、緩和ケア、シシリー・ソンダース、岡村昭彦から、加清純子にたどりついて
調べたことがあります。

純子は、渡辺淳一の『阿寒に果つ』という小説の主人公のモデルとなっています。

高校時代の渡辺淳一の初恋の人で、勝手に学校を休むような奔放な女子高生。
病気とみせかけるためにだったのか、本当だったのか、喀血したエピソードがあります。
天才画家と言われた絵は、どんなだったのでしょうか。

渡辺淳一が好きになった女性って、しかもこの頃ってどんな恋愛だったのか
今となっては霧の中。

56歳で亡くなった岡村昭彦は、ベトナム戦争の報道写真家で、活動家です。
緩和ケアに関わるようになり、さまざまな活動をしてこられた人です。
医師法違反で逮捕され釧路刑務所に収監されていたこともあり、その際に純子の面談を受けています。
加清純子が自決する前に会った最後の人だったそうです。

岡村昭彦の恋人でもあったのかしら?
来週学会で浜松に行きますが、静岡県立図書館には、読書家だった岡村氏の本が
1万8000冊も保管しているそうです。
緩和ケアの勉強を始めるときに出会う本がありますね。








もう春です。
来週には沈丁花のつぼみも膨らんでくるでしょうか。