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その人らしい生活

2018年02月09日 | 看護師の仕事など
所属する法人の理念は

 その人らしく生活することをささえる という 意味合いの理念。

その人が望むような生活を、住み慣れた家で過ごすよう
一緒に寄り添って考えることです。

がんの終末期で寝たきりで、ほとんど会話もしない女性が退院して
訪問介護を1日3回うけながら、生活しています。
1人暮らし・・・・・

尿は膀胱留置カテーテル。
便はオムツ。

体が大きいため、介護者は2-3人必要です。

でも、何とか生活しています。
脚の小さなきずから、ほうかしきえんになったので
毎日抗生剤の点滴のために、看護師は訪問しています。

医師の指示があるので。

がんの終末期の訪問看護は、医療保険で訪問しますが、
訪問介護は介護保険を利用します。
その介護保険の点数も制限があるため、もうすぐ不足します。
お金がある場合は、点数がはみでたぶんは、自己負担となりますが、
この方は生活保護世帯なた目、自己負担はできません。

よって、点数が足りないために入院となる予定です。

でも、訪問介護のおむつ交換を、訪問看護を行なうことができます。
そうすると、点数を使わなくてもすむので、在宅にいられる可能性もあります。
医療保険の訪問看護は、がんの終末期の場合は、制限がなく
1日3回まで訪問できます。

もちろん、患者さんの自己負担もありません。

そのことを、退院した病院のケースワーカーに伝えていました。
そういう方法もできるんですけどねって。
そのことが、ケアマネジャーの耳に入り

 「ですぎたことをしないでほしい」

と、スタッフが言われました。
在宅療養できる方法があることを提案したことが、だめだったようです。