緩和ケア病棟でカンファレンス中におこった揺れでした。
ステーションの床のワックスがけをしていたので、廊下にだされた
ワゴン類が転倒していました。
病室のスライドドアはあいたり、しまったり。
エアーマットレスに臥床していた患者さんは、はねていました。
サイドレールにつかまりながらたえていました。
その後はエレベーターがとまり、夕方の食事はみんなで階段で運びました。
帰りの足は、車があったのでよかったです、帰ることができなかった職員は
泊まることになっていました。
家にいた息子は連絡はとれませんでしたが、何事もなく無事でした。
実家の家には想像通り連絡がとれませんでした。とりあえず、津波がなくてよかったと
思った記憶があります。
あれから10年。
いまだつらい思いをしている方々がたくさんいます。