今日の二日市・福岡西教会の礼拝は、ルテール教会共通の「東北関東大震災を覚えての祈り」
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により四旬節第2主日礼拝を守りました。
また、礼拝の中で東北関東大震災募金を集めました。被災者の方々の上に神さまの特別のみ支えがありますようお祈りいたします。
次週の主日は二日市教会はセッポ・パウラサーリ牧師の「水」の、福岡西教会は野口勝彦牧師の「この私である」の説教にて四旬節第3主日礼拝を守ります。
あしあと |
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ある夜、わたしは夢を見た。 わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。 暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。 どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。 ひとつはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。 これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、 わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。 そこには一つのあしあとしかなかった。 わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。 このことがいつもわたしの心を乱していたので、 わたしはその悩みについて主にお尋ねした。 「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、 あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、 わたしと語り合ってくださると約束されました。 それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、 ひとりのあしあとしかなかったのです。 いちばんあなたを必要としたときに、 あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、 わたしにはわかりません。」 主は、ささやかれた。 「わたしの大切な子よ。 わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。 ましてや、苦しみや試みの時に。 あしあとがひとつだったとき、 わたしはあなたを背負って歩いていた。」 |
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マーガレット・F・パワーズ translation copyright(C)1996 by Pacific Broadcasting Association |