工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

市電と夜とCKBと

2021年12月04日 | 鉄道・鉄道模型
 横浜市交通局の100周年を記念して、鉄道コレクションでは横浜市交通局関係の製品が各種発売されています。私の元にも横浜市電1150形がやってきました。
 地元ではないため、横浜市電については本来なじみがないのですが、製品化予告に出ていた青と白のツートンカラーが美しかったのと、横浜市電を歌った曲が気になって、1150形の新旧塗装を買った、というわけです。

 すっきりとした青と白の配色が美しいですね。
 後期の塗装です。


 前述のように、横浜市電の思い出を歌った曲があります。クレイジーケンバンド(以下「CKB」と略)の「路面電車」という曲です(アルバム「Soul電波」に収録)。

 お盆の前後の横浜の人々の様子をタイ東北部の民謡のビートに合わせて歌っています。一度聴いたら忘れない、強烈なメロディです。ィ横山剣さんの東洋一のサウンドマシーンぶりがうかがえまして、ちょっとシュールな歌詞もでてきます。

 この曲にはクリーニング(屋)の望月さんと通船に乗ってる山本さんという登場人物が出てきますが、曲中では前者はいすゞベレット1600GTが、後者は「ヨタハチ」ことトヨタS800が愛車でした。1/150のミニカーでは見かけず、トミーテックのカーコレクションでは過去の名車をラインナップに入れていましたが、これらの自動車は含まれませんでした。最近はこのシリーズも止まってしまったようですが、いつの日か復活するときにはベレットや「ヨタハチ」だけでなく、いすゞ117クーペ、ホンダS600/800、シビック(初代)など、国産メーカーの過去の名車を入れてほしいところです。
 模型はとりあえず動力化までこぎつけました。これでひとまずは走れるわけですが、あとは系統板をどこにするか、行先案内はどこにするか、などやることがもう少し残っています。ということで「アメ車と夜と本牧と」ならぬ「市電と夜とCKBと」の一席でした。

 今日のおまけ

CKBにの「混沌料理」という曲にはダブルデッカーのトラムに飛び乗り、とありますが、香港のトラムも現地産のミニチュアが出ています。いつか香港も行ってみたいなあ。

 

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