今日、12月8日は日米開戦の日であり、今年がちょうど80年にあたることは、このブログの読者の皆様には説明の必要はないでしょう。開戦の時に中学生だった私の父は、開戦の報を聞いていろいろな意味で「えらいことになった」という気持になったと言っていました。首都を陥落させても奥地に逃げ込まれて収拾がつかなくなっていた中国大陸での戦争とは違い、米英と正面切って戦うわけです。今ほど情報は無いにしても、東京の中学生にはアメリカやイギリスの国力がどのようなものか全く知らなかったわけではないでしょうから、えらいことになったという気持ちになるのも理解できます。
開戦のハイライトである真珠湾攻撃は模型誌等でも特集が組まれますし、この季節は模型屋さんの棚もいつも以上に零戦や空母機動部隊のキットに力を入れているようにも思えます。真珠湾攻撃は飛行機も艦船のモデラーにとっても関係しますし、英軍との戦闘になったマレー半島の戦いでは陸モノのモデラーも腕の見せ所でしょう。もちろん、英海軍の戦艦を航空攻撃で沈めたということで、こちらも艦船、航空機のモデラーにはなじみが深いかと思います。
私も真珠湾攻撃の主役だった零式艦上戦闘機21型については、真珠湾前後の姿で何度か作っています。今回お目にかけるのはハセガワ1/48のキットを組んだもので、15年ほど前の旧作です。


胴体の赤帯と、垂直尾翼の黄橙色の帯は塗装にしています。
機体のカラーは写真では明灰白色っぽく見えますが、この模型ではMr.カラー128番の陸軍機の灰緑色をベースにした色で塗ったため、実際にはもっと灰緑色が強めです。また、この模型ではウェザリングはほとんど施しておらず、ごく薄く墨入れをした程度です。
零戦の塗装について、一時は「飴色論争」に振り回されたりもしましたが、自分の中では「灰緑色が少し入った明灰白色」というイメージで調色しています。マーキングは1/72でも1/48でも「赤城」艦載機をチョイスすることが多く、これはかつてのハセガワ1/72の零戦21型のキットの箱絵に描かれた、母艦上空を飛ぶ赤城の艦載機のイメージから離れられないからでしょうか。
真珠湾攻撃の機体、というとどうも零戦ばかり作っていますが、私のストックには1/72の97艦攻や99艦爆が待機しています。そろそろハンガーから飛行甲板に出してあげないと、と思っております。
開戦のハイライトである真珠湾攻撃は模型誌等でも特集が組まれますし、この季節は模型屋さんの棚もいつも以上に零戦や空母機動部隊のキットに力を入れているようにも思えます。真珠湾攻撃は飛行機も艦船のモデラーにとっても関係しますし、英軍との戦闘になったマレー半島の戦いでは陸モノのモデラーも腕の見せ所でしょう。もちろん、英海軍の戦艦を航空攻撃で沈めたということで、こちらも艦船、航空機のモデラーにはなじみが深いかと思います。
私も真珠湾攻撃の主役だった零式艦上戦闘機21型については、真珠湾前後の姿で何度か作っています。今回お目にかけるのはハセガワ1/48のキットを組んだもので、15年ほど前の旧作です。


胴体の赤帯と、垂直尾翼の黄橙色の帯は塗装にしています。
機体のカラーは写真では明灰白色っぽく見えますが、この模型ではMr.カラー128番の陸軍機の灰緑色をベースにした色で塗ったため、実際にはもっと灰緑色が強めです。また、この模型ではウェザリングはほとんど施しておらず、ごく薄く墨入れをした程度です。
零戦の塗装について、一時は「飴色論争」に振り回されたりもしましたが、自分の中では「灰緑色が少し入った明灰白色」というイメージで調色しています。マーキングは1/72でも1/48でも「赤城」艦載機をチョイスすることが多く、これはかつてのハセガワ1/72の零戦21型のキットの箱絵に描かれた、母艦上空を飛ぶ赤城の艦載機のイメージから離れられないからでしょうか。
真珠湾攻撃の機体、というとどうも零戦ばかり作っていますが、私のストックには1/72の97艦攻や99艦爆が待機しています。そろそろハンガーから飛行甲板に出してあげないと、と思っております。