本ブログでたびたびご紹介しているポップ・インストゥルメンタルバンドのT-SQUAREですが、リーダーの安藤正容さんの「引退」でT-SQUAREα(アルファ)として活動を続けることになりました。本稿ではスクエアと略しますが、その新生スクエアの最初のライブが、10月23日、24日の両日に2ステージずつ開催され、私も24日の最初のステージを観てきました。
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(会場はブルーノート東京)
現在のスクエアは伊東たけし(サックス、Ewi)、坂東慧(ドラム)の両名で構成され、他のパートをサポートメンバーが担当するという形をとっています。
23日と24日ではサポートメンバーも少し異なり、私が見た24日は田中晋吾(ベース)、白井アキト(キーボード)というこのところのライブでおなじみの顔ぶれだったのですが、肝心のギターには両日とも若手の奏者であるYUMA HARA(原ゆうま)が参加しました。
YUMA HARAさんの名前はこれまで私も存じ上げていなかったのですが、祖父はビッグバンド・シャープス&フラッツを率いた故・原信夫氏ということで、私もよくテレビなどで拝見していました。ちなみにスクエアの90年代のサックス奏者だった本田雅人さんも一時期「シャープス&フラッツ」に在籍しており、何かの縁を感じます。
さて、ライブですが、24日の二回目は配信等も行われたほか、既に公式にセットリストも公開されております。一曲目にスクエアのデビューアルバムの一曲目である「A FEEL DEEP INSIDE」を持ってきたのは驚きとともに嬉しくなりました。これは「新生スクエアのデビューなんだぞ」という決意のようなものを感じました。つい最近の曲が中心になるのかなあ、と勝手に予想していたのですが、この日は全般に懐かしい曲や、今までライブでなかなか演奏されなかった曲も発掘しており、大満足なライブでした。坂東さんがどうしても演奏したい、と言っていたものの安藤さんに断られていたという経緯のある「SENTIMENTAL REASON」は私も好きな曲なのでライブで聴くことができて嬉しかったです。安藤さんが演奏を断っていたというのは曲のタイトルとおり何か理由があったのかと知りたくなりますね。ちなみに伊東さんも初めて演奏する、ということで当時のサックス、Ewi奏者だった本田雅人さんに連絡を取って話をしたそうです。他にも故・和泉宏隆さんの名バラード「FORGOTTEN SAGA」では涙腺が緩み、おなじみの「明日への扉」、「TRUTH」にアンコールの「ALL ABOUT YOU」で盛り上がって終演となりました。
そしてYUMA HARAさんの演奏もとても素晴らしく、伊東さん曰く「メンバー、スタッフだけでなく、お局様のような古いファンにもちゃんとご挨拶するんだぞ」ということでしたが、その古いファンのわたくしもこの日は近くで拝見いたしましたが大満足で、予定されている年末ライブも楽しみになってきました。ベテランのギタリストでしたらその人らしい味付けや「抜け感」だったり、「遊び」が随所に入るのかもしれませんが、若さとパワー溢れるプレイが、特に昔の曲に新しい風を吹き込んでいたように感じました。前日のライブはベーシストも若い森光奏太さん、キーボードは佐藤雄大さんということで、お客さんの方も「どんな音が出てくるのだろう」と緊張気味だったとのことですが、24日はステージ上も、そして私たち観客も楽しく盛り上がることができました。名曲を作り続けてきた安藤さんをはじめとして歴代メンバーに大変な感謝をしつつ、今後これらの曲も含めて演奏を続けていくであろう、T-SQUAREαの皆様に幸あれ♪ということで、本稿の結びとしたいと思います。
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(今回もオリジナルのカクテルで乾杯です)
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終演後、撮影許可があって撮影したものです。左からYUMA HARAさん、白井アキトさん、伊東たけしさん、坂東慧さん、田中晋吾さんの5人です。
伊東さんは「この日のために」サックスを新調したとのこと。リズムセクションの坂東さん、田中さんの二人はもう16年にわたってコンビを組んでおり、時の流れを感じます。
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(会場はブルーノート東京)
現在のスクエアは伊東たけし(サックス、Ewi)、坂東慧(ドラム)の両名で構成され、他のパートをサポートメンバーが担当するという形をとっています。
23日と24日ではサポートメンバーも少し異なり、私が見た24日は田中晋吾(ベース)、白井アキト(キーボード)というこのところのライブでおなじみの顔ぶれだったのですが、肝心のギターには両日とも若手の奏者であるYUMA HARA(原ゆうま)が参加しました。
YUMA HARAさんの名前はこれまで私も存じ上げていなかったのですが、祖父はビッグバンド・シャープス&フラッツを率いた故・原信夫氏ということで、私もよくテレビなどで拝見していました。ちなみにスクエアの90年代のサックス奏者だった本田雅人さんも一時期「シャープス&フラッツ」に在籍しており、何かの縁を感じます。
さて、ライブですが、24日の二回目は配信等も行われたほか、既に公式にセットリストも公開されております。一曲目にスクエアのデビューアルバムの一曲目である「A FEEL DEEP INSIDE」を持ってきたのは驚きとともに嬉しくなりました。これは「新生スクエアのデビューなんだぞ」という決意のようなものを感じました。つい最近の曲が中心になるのかなあ、と勝手に予想していたのですが、この日は全般に懐かしい曲や、今までライブでなかなか演奏されなかった曲も発掘しており、大満足なライブでした。坂東さんがどうしても演奏したい、と言っていたものの安藤さんに断られていたという経緯のある「SENTIMENTAL REASON」は私も好きな曲なのでライブで聴くことができて嬉しかったです。安藤さんが演奏を断っていたというのは曲のタイトルとおり何か理由があったのかと知りたくなりますね。ちなみに伊東さんも初めて演奏する、ということで当時のサックス、Ewi奏者だった本田雅人さんに連絡を取って話をしたそうです。他にも故・和泉宏隆さんの名バラード「FORGOTTEN SAGA」では涙腺が緩み、おなじみの「明日への扉」、「TRUTH」にアンコールの「ALL ABOUT YOU」で盛り上がって終演となりました。
そしてYUMA HARAさんの演奏もとても素晴らしく、伊東さん曰く「メンバー、スタッフだけでなく、お局様のような古いファンにもちゃんとご挨拶するんだぞ」ということでしたが、その古いファンのわたくしもこの日は近くで拝見いたしましたが大満足で、予定されている年末ライブも楽しみになってきました。ベテランのギタリストでしたらその人らしい味付けや「抜け感」だったり、「遊び」が随所に入るのかもしれませんが、若さとパワー溢れるプレイが、特に昔の曲に新しい風を吹き込んでいたように感じました。前日のライブはベーシストも若い森光奏太さん、キーボードは佐藤雄大さんということで、お客さんの方も「どんな音が出てくるのだろう」と緊張気味だったとのことですが、24日はステージ上も、そして私たち観客も楽しく盛り上がることができました。名曲を作り続けてきた安藤さんをはじめとして歴代メンバーに大変な感謝をしつつ、今後これらの曲も含めて演奏を続けていくであろう、T-SQUAREαの皆様に幸あれ♪ということで、本稿の結びとしたいと思います。
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(今回もオリジナルのカクテルで乾杯です)
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終演後、撮影許可があって撮影したものです。左からYUMA HARAさん、白井アキトさん、伊東たけしさん、坂東慧さん、田中晋吾さんの5人です。
伊東さんは「この日のために」サックスを新調したとのこと。リズムセクションの坂東さん、田中さんの二人はもう16年にわたってコンビを組んでおり、時の流れを感じます。