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ロマンティック街道は、フランクフルトからフュッセンまで全長350㎞を言います。
私達は逆のスイスから入り、フュッセンからスタートしました。
ノイシュバンシュタイン城から29㎞先の草原をしばらく走ると、
シュタインガーデンの町外れにある巡礼教会、
草原に違和感なくクリーム色した壁と茶色の屋根の「ヴィース教会」 が現れた。
「ヴィース教会」は別名「草原の教会」と言う意味だそうですが、
この教会を有名にしたのは「ヴィースの奇跡」と言われる
伝説から建てられたカトリック教会だからだそうです。
ヴィース教会の周りは一面の草原です。
親子の馬でしょうか、人の気配も気にせず仲睦ましく可愛かった。
教会の入り口前に大きな糸杉?
巡礼教会は今でも敬虔な信者さんがが全国からお祈りに来きます。
気持ち分だけ献金をとのことで献金箱に納めました。
外観と教会内の違いに呆然とし、別世界に来たようで息を吸い込んでしまった。
ロココ
です。
18世紀のフランス、ルイ15世の時代に装飾を中心とした新しいロココ様式が生まれた。
バロックの動的で男性的な美しさに比べ、
この様式は優雅で女性的曲線で白地に金色が縁取られています。
内部すべてがこのロココ様式なので圧倒されます。
突然夢の中にいるようで「素晴らしい~☆」の一言です。
天井画は「天から降ってきた宝石」と讃えられています。
設計はドイツ・ロココの完成者として名高いドミニクス・ツィンマーマン
この教会には特別な愛情と情熱を傾け、完成後もこの教会から離れることを嫌い
すぐ近くに居を移し、亡くなるまでこの教会を見守り続けた。
正面左側には懺悔室があり進んで行くと、
壁に教会の一部分が見受けられます。
肖像画は「鞭うたれるキリスト」(1738年)を見つけ
熱心にお祈りを捧げた農婦のマリア・ロリーさん。
バックの赤い屋根はビィース教会ですよね。
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お御堂の献花には、日本でも咲いているアジサイが飾られていました。
(この時、日本のアジサイの捉え方の違いを感じました)
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