低迷台風5号が通過した翌日、山梨・勝沼ICから大弛峠へ
約1か月前、北奥千丈岳と国師ヶ岳登山で利用した無料駐車場へと、
今回は金峰山は5年振りの2度目、富士山を見ながら台風日和を想像しての登山計画でしたが、、、
途中SA談合坂の交通整理状況をみて、夏休み中と気が付き出足が遅れた
(中央高速は昨日の台風豪雨被害で、大月IC出口は通行止めでしたが、心配した川上牧丘林道は問題なし)
駐車場の先の長野県方向側に車を停める
金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)は
山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599 mの山
奥秩父連峰の名峰、山梨と長野との県境に位置する金峰山は、古くから甲州御岳山といわれ
修験道の開祖、役小角(えんのおづぬ)によって奈良県吉野の金峰山から蔵王権現を勧請したことに始まるとされ
山頂にそびえたつ五丈岩(高さ約15m)を本宮としています。別名「甲州御岳山」
大弛峠(2365m)から金峰山(2599m)までの標高差は234mなんですが・・・
それではスタート
真っ青だった空に雲が
初夏の花は目につかず、、と思った矢先イチヤクソウ
ハクサンシャクナゲ
朝日岳の峠だったかしら、、
アップダウンのダウン場所、ココから朝日岳まで30分の標識あり
ミヤマバイケイソウ ユリ科シュロソウ属
鳴き声で気が付き、見るとホシガラス
巣があるのでしょうか?行きと帰りに同じ場所で見ました
こんな登山道もあるのですが
アップダウンのアップの岩稜
見晴らしが良いので休憩場所に、ハエがブンブン( ゚Д゚)
大弛峠まで走った上川牧丘林道が、真ん中辺りに横切っているのが見えます
林道からもこちらの山域尾根がよく見えました(p_-)
大きな雲がわき出し、多分大菩薩嶺?も雲の中に
左の雲の下は勝沼?甲府かしら?
コケモモの実
特徴的な枯れ立ち木がずっと並び、オブジェみたいです
朝日岳(標高2579m)
ハナニガナ キク科ニガナ属
へこたれて岩に手を置いた瞬間、目の前に(^_-)-☆
タカネヒゴダイ キク科トウヒレン属
↑ ↓
ミヤマアキノキリンソウ キク科アキノキリンソウ属
朝日岳から金峰山の五丈岩が見えています
ここから急坂を下り、金峰山へ登って行きます
5年前の登山道より整備されていた
標識はこのようにまだ修復はされず
名残りゴゼンタチバナ
この辺りでは最後のハクサンシャクナゲ
なんと目の前にオオシラビソの球果です
(先の栂池の記事中、撮影出来ずお借りしたオオシラビソのムラサキの実)
この辺りは森林限界に近く風の通り道になっているのでしょうか、低木でした
ハイマツの実
(*´Д`)ハァハァ・・・まもなく山頂に続く尾根
あやしげな雲が覆ってきそうです
賽の河原
山頂への尾根
稜線の先、白く見えるのは、長野県南佐久郡川上村でしょうか?
甲武信岳の登山口が近くにあります
土砂が流れるのでケルンはつくらないで!
巨岩を乗り越えようやく山頂へ
(百名山) 金峰山 2599m
三等三角点(点名「金峰」、標高2,595.03 m)
(山梨百名山)
どこからも見える金峰山五丈岩
山頂には金櫻神社の本宮があり、古くから修験者の奉賽品や経塚など、
金峰山信仰に関わる考古遺物の表面採集が報告されています
山頂の巨大な花崗岩は金峰山信仰のシンボル
五丈岩の頂からは「甲斐派美」と呼ばれる湧水が湧き、甲斐・武蔵・信濃三国を流れる川の水源をなしたことから
金峰山に鎮座する神々を耕作の守護神として崇拝しました
また山頂からは、水の信仰に関わる土馬や水晶などが発見され、出土品は山梨県立博物館に展示されています
下山開始、振り向くと巨岩の門
360度の展望からは八ケ岳、富士山、南アルプス、浅間山が一望できるのですが、、、
突然、雲が流れて瑞牆山が見えた☆ これだけでも充分うれしい(*'▽')
下山中、倒れた標識 発見!
正面は、大弛峠から北奥千丈岳と続く山
大弛峠に咲いていたアザミの種類?葉が細くて初めてみました
もしかしてヨーロッパ原産で、北アメリカを経由して日本に帰化したアメリカオニアザミ?
>大弛峠(2365m)から金峰山(2599m)までの標高差は234mなんですが・・・
・・・なんですが、アップダウンアップしながら二山越えての縦走なので、、、
参考サイト:甲府市観光情報、山梨市環境協会
明日は山の日ですね、予定を立てられている方は十分お気を付けて下さい
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