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☆世界遺産コトル:聖トリプン大聖堂

2018-05-28 | ♥バルカン半島:モンテネグロ・アルバニア・マケドニア

 

トリプン大聖堂はコトルを代表するローマ・カトリックの教会に属します

809年に前身の教会が建てられ、その古い教会の土台上に、1166年に新しい教会が造られたようです

塔は1667年の地震後に加えられたそうですが、それ以外の外観は当初の姿を残しているそうです

 

 入口横でロザリオなど販売しています

 

 

 

 コトルは海から伝わったローマ・カトリック教と東方正教会が交わる境目の場所

また、モンテネグロ人(45%)、セルビア人(29%)、ボスニア人イスラム教(29%)、アルバニア人イスラム教(5%)等

様々な民族が混在して住んでいる所から、宗教も共存しているようです

 

 

この聖トリプン教会には歴史的に貴重な聖遺物が残されており

多くが809年にベネツィアの商人がコンスタンチノープル(イスタンブールの旧称)から運び込まれた物です

これらのいくつかは現在、北廊2階の聖遺物展示室に収められています

 

この大聖堂で一番の見所は、この チボリウム(chiborium)天蓋付き祭壇)

 

 

天蓋部分のフリーズには聖トリプンの生涯が浮き彫りで描かれており

チボリウムの背後には"バセルのヨハン"という人が浮き彫りで描いた銀の板があり

これは15世紀コトルの金細工の傑作といわれています

 

 

 

 コトルの守護聖人トリプンを祀った教会

 出典 城壁の街コトル

 

  内部はロマネスク様式、二つの側廊を持つバシリカ式

祭壇上部にロマネスク・ゴシック様式で装飾が施された石製の天蓋

 

 

 

  振り香炉

 

 

 

 

 

  パイプオルガンは新しそうですね

 

 

以下は

貴重な聖遺品・聖遺物を撮影しましたので掲載します

 

 

 

 

 

2階へ

 

 

 

 聖遺物展示室

十字架の下に置かれているのは聖遺骨箱

 

 

双頭の椅子

 

 

天蓋を見下ろすと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チボリウム (容器)

 

 

 

 

 

 

 

 

 上階から聖トリプン広場を見下ろすと、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖トリプン教会を出、振り向くと15世紀頃建てられたドラゴの館でした(国旗)

館の前はカフェテリアのような。。。

 

 

 

 

 

聖トリプン教会 -St.Tryphon's Cathedral-

              【開館時間】 〈午前〉a.m.9:00~p.m.1:00(ほぼ毎日)
                                〈午後〉p.m.5:00~p.m.10:00(シーズン中)
                            ※ オフシーズンはp.m.7:00迄

【入場料】  €2.5

 

 

 

 

 


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