新生フォ~☆シーズン~☆

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☆南アルプス 高山植物に魅せられて<広河原~白根御池> 

2015-07-29 | ♠ 南アルプス周辺
 

  7月26日、中央高速・甲府昭和ICで下り芦安市営駐車場に朝6時半前に着く

今回の山行コースは北岳~間ノ岳を無謀にも目指します

広河原登山口までマイカー規制があるためバスか乗合タクシーを利用 

 

 =南アルプス市マイカー規制=

 

前日が土曜日とあって駐車場はほぼ満車状態、駐車場係の案内で第7Pに停めることが出来た

それは通りのメインルートからかなり下った場所だったが、道路に縦横駐車しているのをみるとまだまし

 

 

第6Pまで乗合タクシーが下りてくれ9人揃ったところで、バス時間関係なく発車

昨年は道路不通だったため奈良田駐車場に停めたが、甲府から来るバスの便が悪かった

山登りのスタートは朝3~4時と早く、車中泊は当たり前だが始発のバスは増発があったそうだ

 

9人乗りタクシー(マイクロバス)に隣り合わせた<トレッキングアドバイサーのしぞーかのまりもさんから

花の情報を頂いたり、マイカー規制利用者協力金の1枚の領収書さえ1g増えたと漏らし

持ち物は必要最低限にと教わった、このアドバイスはこの山登りで実感することになった

しぞーかのまりもさん、ありがとうございました」

山でふれ合う人たちは何故か同じ空気の中で話し合え、ちょっとホッとする

 

約1時間で 広河原ビジターセンター前に着く

くねくね登った山道でバスの悪酔いしたような気分になった

 

 

 

<南アルプス北部エリア>

 南アルプス野呂川広河原インフォメーションセンターの中に入ってトイレへ

2階に上がって

 

   

  (左)登山届やインフォメーション  (右)登山道情報・高山植物開花情報

 広河原ビジターセンターの2階から出口があります

 

 

北岳に向かって (開山に貢献した記念碑と・・神様アーチのような?) 

 

 ↑

南アルプス北部案内図 (視力が弱いため拡大版)

今日は白根御池小屋までの道程

 

 

 

<野呂川> 下山はこの源流からだった

 

 

揺れる吊り橋を渡ってスタート

 

 

 

なだらかな登山道から急登へ

 

嶮しい登山道に沿って咲く可憐な高山植物は潤いや励ましを与えてくれる

区分した山行に分かれて花たちを中心に投稿予定

 

 

<シモツケソウ> バラ科

 

 

<ミヤマシシウド>  せり科

 

 

<オヤマボクチ> キク科

 

 

 

<ノリウツギ> ユキノシタ科

 

 

<ホタルブクロ> キキョウ科

 

 

<ミヤマアキノキリンソウ> キク科

 

 

<白根御池分岐点>

 まだまだ大丈夫だったが、、、だんだん酸素が欲しい状態に・・・アップアップ

花たちを求めてゆっくりだけどキツイ~~

 

  

 

<レンゲショウマの蕾> 

長い茎の先はまだ蕾、目立たない静かな木陰でひっそり開花を待ちます

 

 

<ソバナ>  キキョウ科

後ろから来た人に「この花は何ですか」と聞かれて・・

ベル型で可愛い花「ソバナ」

 

 

<ハナチダケザシ>  ユキノシタ科

 

 

<ツバメオモトの実>  ユリ科

 

 

<キンレイカ>  オミナエシ科 (※minoさんアリガト)

 

 

<キヌタソウ>  アカネ科  ↑↓

 

 

 

息切れひどく座り込む、見えるは鳳凰三山のオベリスク?かな

車酔いから高山病になったようなムカムカ感

 

 

<ゴゼンタチバナ>  ミズキ科

 

 

 

鳳凰三山(地蔵ヶ岳・観音岳・薬師岳)がよく見えるようになった

 

 

マイヅルソウの葉丈しかない極小ラン?

背伸びし無理な姿勢で、 何度撮っても不鮮明に・・

※ しぞーかのまりもさんのブログで分かりました <コイチヨウラン> (小一葉蘭) ラン科

 

 

 

 

<ギンリョウソウ>  イチヤクソウ科

 

 

<イチヤクソウ>  イチヤクソウ科

 

 

<セリバシオガマ>  ゴマノハグサ科 

(※絶滅危惧ⅠB類に指定されている:葉が特徴)

 

 

 

 <クガイソウ>  ゴマノハグサ科

輪生する葉が幾重にもあるので「九蓋草」

 

 

<タカネグンナイフウロ>  フウロソウ科  ↑↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<キソチドリ>  ラン科

ヤマザキソウと区別つかないけど・・

 

高山植物にとても詳しいminoさんのブログに掲載していた記事から知識を得

普通なら見落とすはず知らない世界に広がり、季節の珍しい植物に出会った事がうれしい

フォトがもっと鮮明ならもっと良かったんだけれど

植物に対して学者のようなminoさんありがとうございました

 

 

 

<イチヤクソウ>  イチヤクソウ科

 

 

トボトボ歩いていると、人の笑い声が・・

ようやく白根御池小屋に着いたらしい

 

 

<夕食前の白根御池>

 

 

 

 

 

 

 

<白根御池小屋にて>

 

6人部屋で同室のご主人様は登山歴60年以上、お年は74歳とおしゃっていました

話題も経験も豊富で山岳部に所属し世界中の山々に行かれていました

奥さまの荷物もザック一つにまとめ、南アルプスを縦走するそうです

夫もかつては社会山岳部に所属し、ゴルフからの返りさき組だが

山歩きの嫌いなワタクシを仕向けたのは尾瀬トレッキングから、、そして今日に至っている

 

「最近、若い子たちが山登りするようになって嬉しいねぇ、一昔は中高年ばかりだった」

確かに出会う山ボーイ・ガール(もう古いかな)も

おしゃれで感じよく、礼儀正しくキビキビしてとても好感持てるし

 次の宿泊先<北岳山荘>までご一緒です

 

 

  

  

 

 

 

朝4時半頃部屋から撮影

 

  

朝食後、昨日の賑わいがウソのような静かな正面玄関

 

次の予定投稿は下記になると思います

白根御池小屋~北岳肩ノ小屋~北岳山頂   =コチラ

北岳山荘~間ノ岳

北岳山荘~八本歯のコル~ を投稿します

 

 

 

 

 

 



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