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☆ご一腹に 和菓子をどうぞ!(末富)

2019-01-04 | ♥ 和菓子

花びら餅

 

 

京菓子司 末富

 

今年も睦月の主菓子(生菓子)を、新宿高島屋へ

大晦日限定(予約制)、迎春の和菓子を買ってきました

 

 

 初釜に用いる代表的な菓子の一つ「花びら餅」

 

 

白餅を丸く平らに延ばして、上に小豆(あずき)汁で染めた菱形の薄い餅を重ね、

蜜漬けにして柔らかくしたふくさごぼう」「白みその餡」を入れて、編笠の形に二つ折りにする

菱餅の紅色が白餅から透けて、みやびな淡紅色となる

 

花びら餅は、宮中に年賀のために参列した人々に、

お雑煮の代わりに出された味噌と叩きごぼうをはさんだ餅が原型とも言われています。

末富の花びら餅は味噌の入った白餡と煮いたごぼうを羽二重餅にはさんでいます。

 

京友禅のように美しい包装紙は、末富ブルーの意匠は日本画の池田遥邨画伯

 

 

 

末富ブルーについて

戦後まもなく末富2代目山口竹次郎が新しい包装紙の意匠を
日本画の池田遥邨画伯にお願いしたことがはじまりです。

店主と画家の気心が知れていたからこそ出来上がった色目です。
当時いろいろな注文を池田遥邨画伯にお願いしました。

二人が「もう少しここはこうしましょう」「ここはこんなふうに」
「ここはここまでで」「この色目でいきましょうか」などと
まさに席主と菓子屋が茶席のお菓子を作りあげていくように
出来上がった色目です。

この色目は、まず白を敷き青を塗って厚みを出すため、
当時の印刷屋さんは大変苦労されたようです。
しかし、二人にはこの色目以外はあり得なかったのです。
この色目こそが二人の考える「寸止めの美学」なのです。

派手すぎず斬新であること、意匠にはいろいろな要素を加えながらも
見た目がスッキリしていて上品であること、
そして何よりも「洋風」ではなく「和」であることが大切でした。
なぜなら、「京菓子」を包むための包装紙であったからです。

池田遥邨画伯と山口竹次郎が、日本がまだまだ
包装紙にデザイン性を求めていなかった時代に
この色目「末富ブルー」にこだわったのです

 (HPより抜粋)
 
 
 
 
今までの頂いた「花びら餅」と比べると、重量感がありゴボウの風味もよろしく食べ応えがありました
 
 
 
 
 
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京菓子司 末富 本店

本店詳細

住所
〒600-8427 京都市下京区松原通室町東入
営業時間
9:00~17:00
定休日
日曜日・祝日
 
 


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