月山八合目から登拝中、低気圧の通過中でこれ以上山頂へは無理と判断し下山した
3日間と限られた出羽三山探訪なので、その足で羽黒山へご参拝
羽黒山へは有料道路通行券(400円)を支払い湯殿山と同じように駐車場に停めた
↑
鶴岡市観光連盟より拝借
左側、参拝道へ進む
荘厳な静けさ、歴史に薫る杉並木を歩いて境内に進む
天宥社
羽黒山五十世執行別当天宥法印を祀る
入口の燈篭は、天宥法印の墓地のある東京都新島村より、昭和63年6月7日に奉献されたもの
末社
出羽三山には百一末社と称し、羽黒を始め月山、湯殿山の山嶺、または幽谷に多数の末社が散在している
写真の末社は左から、大雷神社、健角身神社、稲荷神社、大山祗神社、白山神社、思兼神社、八坂神社
手水舎
大鳥居
鐘楼
東照社
明治時代に東照宮は東照社と改められ
現在の社殿(3間5間)は昭和55年(1980)に解体復元したものである
鏡池の先は三神合祭殿
出羽三山神社・三神合祭殿
羽黒山頂の中心に建つのが、湯殿山、月山、羽黒山の三神をあわせて祀る三神合祭殿です
周囲には自然の地形に応じて建物が配される山岳寺院特有の景観が広がります
現在の社殿は江戸時代の文政元年(1818)の再建ですが
山伏が滞在する長床(ながとこ)など、中世にさかのぼる構造を残した貴重な茅葺木造建築物です
平成12年国の重要文化財に指定されました
湯殿山、月山、羽黒山の三神なので左から順にお参りしました
↑ の獅子(狛犬)4体、両足がそろって可愛いですね(・。・)
蜂子神社
表参道石段の終点鳥居と本殿の間の厳島神社と並ぶ社殿
出羽三山神社御開祖・蜂子皇子を祀っている
厳島神社は改修中
参道沿いに立ち並ぶのは、樹齢350年から500年を越す老杉
その中へ歩みを進めると、清々しさに満たされてくる―
表参道石段の終点鳥居から逆に石段を下ってみます・・
この参道は1.7km、表参道石段2446段
表参道石段最終鳥居の前の手水舎
羽黒山五重塔側(下から参道を登ってきた場合)
石段両サイドに末社が祀られています
何人か、息を切らして参道を上って来ます
紅白のミズヒキ タデ科イヌタデ属
ヤマアジサイ ユキノシタ科
この辺りは案外緩い下り
振り返って
羽黒山の石段参道には、一の坂、二の坂、三の坂の急な上り坂
なかでももっとも長く、急なのが二の坂です
別名油溢し(あぶらこぼし)ともいわれ
武蔵坊弁慶があまりの勾配に奉納する油をこぼしてしまった、と伝えられています
下から登って来た場合、二の坂の左手にあるのが、二の坂茶屋
手づくりの力餅やお抹茶をつくって、登山する方の休憩場所だそうですが
時間的に閉店みたいで、お知り合いの方と話し込んでいたのでパスをした
二の坂茶屋からこの位置まで下ってきましたが
二があるってことは一があるんですよね(◎_◎;)かなり急坂です
半分以上は下って来たが16:00を過ぎていたので引き返す
↑ の石階段参道を登って行きます
羽黒山の参道は、新たに生まれ出るための産道と伝えられる山道
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羽黒山中興の祖、50代別当天宥が江戸時代の慶安元年(1648)から13年の歳月をかけて敷設しました
かつて観音菩薩を祀った由緒から石段には33個の彫り物が刻まれ、すべて探せば大願が成就するとも
山頂までは約1時間。それを見つけながら登るのも一興です。
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下るときは気が付かなかったが、両サイドに「風車」
キバナアキギリ シソ科 アキギリ属
まもなく山頂鳥居
山頂鳥居
この鳥居は、もと江戸講中より寄進された青銅の鳥居があったが
戦争で供出された跡に庄内の生徒や学童の寄付によって建立されたものである
逆光になって巧く撮れなかった
明日は、随神門、祓川と須賀の滝、五重塔(国宝)から参詣致します
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