昨日、宇治にある萬福寺を訪ねました。
盛りは過ぎたものの、まだ紅葉が楽しめます。
萬福寺の歴史については、昨日のブログをご参照ください。
三門をくぐって、日本最古の都七福神めぐりの布袋尊を拝んだ後は、木魚の原型になっているという開版(かいばん)を見に、斎堂(食堂)のほうへ行きました。斎堂は一度に300人が会してが食事できる場所(非公開)で、堂前には、餓鬼や鬼子母神などに施しをするための飯台があります。
私が萬福寺を訪ねるのは、確か3度目です。過去の萬福寺で唯一覚えていたのが、この開版でした。久しぶりの再会に・・・なんだか立派になったような気がしましたけど、気のせいかな。(^^;)でも、毎日叩くものですから、交代することもありますよね・・・。時を告げるためのものは、この開版のほかにも写真右のものもあります。
その後は、本堂である大雄宝殿と法堂へ。本堂は、日本では最大のチーク材を使っています。ご本尊は釈迦牟尼仏で、ふくよかなお顔です。法堂の包欄(柵)は、卍や卍くずしの文様になっています。
境内のいたるところに、まだ紅葉が残っています。
萬福寺は、京都のお寺ではありますが、やはり異国情緒漂う不思議な雰囲気のお寺です。以前訪ねたときは、黄色い法衣のお坊さんを見かけたのですが・・・今回は普通のお姿の雲水(修行僧)さんをお見かけしました。
この後は、萬福寺で見つけたいろいろをご紹介します。次のブログにて。