東寺では、3月18日(日)まで「冬の特別拝観」が行われています。今回、公開されているのは、東寺五重塔、小子房(堂本印象の壁画が有名)、観智院(東寺一山の修学院)の3箇所です。
五重塔内部、小子房を見た後は、観智院へ。(600円)五重塔、小子房の様子は、前のブログにてどうぞ。
東寺境内の北に位置する「観智院(かんちいん)」は、別格本山の格式を持つ塔頭寺院です。慶長10年(1605)に建立された客殿は、武家風書院建築で、宮本武蔵が一乗寺下り松の決闘後、身を潜めていたといわれています。その際に描いたと伝わる水墨画の「鷹の図」「竹林の図」があります。かなり色あせており、じっくり見ないとよくわからないのですが、二刀流の武蔵の心意気が感じられる作品です。
客殿南側の枯山水の庭園は「五大の庭」があり、密教を受法された弘法大師が唐から帰国の際に、竜神の守護により難を逃れた姿を表現しています。
本堂には、唐より持ち帰られた「五大虚空菩薩が本尊として祭られています。像や不死鳥の上に乗った菩薩様の完全な姿は、他で見ることの出来ない大変貴重なものです。その隣には、愛染明王が祭られており、こちらもなかなか迫力のある像です。
こちらも、写真撮影が禁止されています。ご了承ください。
さて、今回の冬の特別公開は、「京の冬の旅 スタンプラリー」の対象となっています。特別公開の10ヶ所のうち、3ヶ所を拝観してスタンプを集めると「ちょっと一服」の特典が受けられます。
東寺には、3ヶ所の特別拝観があるんで、全部を拝観したら、3つスタンプがたまり、「ちょっと一服」が出来るんです。東寺の洛南会館の1階にある喫茶やまぶきで珈琲をサービスしてくれます。
ここは、以前まじくんと入ったことがありますが、横にある池には1メートルぐらいはありそうな大きな鯉がいて、そばによるとまじくんが食べられるんじゃないかと思うくらいでした。(^^;)
3ヶ所の特別拝観をゆっくり回って約2時間半・・・おいしい珈琲を頂きながらの一服がとってもうれしいです。でも・・・♪ヒュルリー、ヒュルリララー♪BGMは演歌なんですよ。(^^;)
東寺は京都駅から歩いて15分ぐらいですが、バスもたくさん出ています。専用駐車場は、2時間600円です。
この後は、東寺近くのおいしいスィーツをご紹介します。次のブログにて。