まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

富山:八尾「和紙文庫」

2008年03月23日 | ふるさと富山

昨日、ようやく京都へ戻りました。15日ぶりの京都で、まじくんはしきりに「懐かしいー。」を連発していました。5歳の男の子が言う「懐かしい」という言葉、なんだかおかしくて吹き出してしまいました。(^m^)京都は、やはり富山よりはるかに暖かく、そして賑かです。今日は、東山花灯路の最終日、見に行きたいと思っていますが、雨が降りそうで残念です。

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P1080888もうしばらく、富山のことを綴りたいと思います。昨日のブログで正倉院文庫にも記述のある「越中紙」の里、八尾町の和紙の工芸館「桂樹舎」をご紹介しました。続いて、併設されている「和紙文庫」をご紹介します。

和紙文庫は、日本の紙、世界の紙、民族工芸品などが1階と2階の数室に分かれて広々と展示してあります。(入館料:大人500円・小中250円)

建物は、八尾の山の手にあった小学校の分校を移築したものです。学校の図書室や資料室を覗くようで、どことなく懐かしい感じがします。観光シーズンは忙しいのでしょうけど、今の時期は独り占めで静かに見ることができます。

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1階にある喫茶店「パピルス」で、ひとやすみしました。まじくんは信州のりんごジュース、私は八尾のホットミルクを頂きました。

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八尾には長谷牧場という小さな牧場があります。学生時代、西町のバス停から、禅寺の坂を下りて「ぜんでらばし」【前ブログ】を渡り、高台にある中学、高校へ通いました。その坂の途中にあるのが長谷牧場です。牛乳は学校給食にも使われていて、八尾町民ならみんな知っていると思います。給食の牛乳は調整してあり、薄めの味だったような気がしますが、「八尾のミルク」は、濃厚でとてもおいしかったです。

あたたかいミルクをひと口飲むと、「ぜんでらばし」を渡って通学した制服姿の自分にもどれるような気持ちになれます。え?無理があるって(--;)?

そうそう、まじくん、「懐かしい」っていうのは、こういうのを言うのだよ!5歳児が簡単に口にできる言葉じゃないのだよ!!!(≧▽≦)!!!

この後は、八尾の和紙の発展のきっかけになった富山の売薬やさんをご紹介します。次のブログにて。