今日の午前中、梅の花が見頃の城南宮へ行ってきました。京都南ICのすぐそばにある方除の大社です。この城南宮のある地は、平安京の大阪方面からの入口にあり、交通の要衛の場所でした。また平安末期には離宮(鳥羽離宮・城南離宮)がおかれ院政が行われた場所です。
参道の芹川神社の梅も、見頃でした。ここには、絵馬掛けがあります。一寸法師のかわいい絵馬もあります。実は一寸法師は難波の浦からお椀の舟にのって都を目指し、鳥羽の津に着いたと江戸時代の御伽草子に書かれているのです。鳥羽の津は、このあたり・・・きっと城南宮にお参りしてから京の町を目指したのでしょうね。(^^;)一寸法師の話は、以前、詳しく書いています。【前ぶろぐ】
芹川神社、城南宮本殿に参拝してから「しだれ梅と椿まつり」開催中の神苑へ・・・。おまつりとはいえ、露店が出てたり催しがあるわけではないです。ただ、今年から毎日10時より、本殿前にある神楽殿で「梅が枝 巫女神楽」が行われているようです。(神苑に入らなくて見れます。又の機会に見てきます。)*3月21日まで開催
春の山の約150本のしだれ梅がそろそろ満開です。
ピンクと白のしだれ梅が咲き乱れています。春の山を流れる「禊の小川」では、夏越しの祓の際に人形(ひとがた)を流して、汚れを流し無病息災を祈ります。昨年も、夏越の大祓に参加しました。【前ぶろぐ】
昨日は雪が舞う寒い一日、今日は、時折、晴れ間があるものやはり寒かったです。あっという間に青空も曇り空に・・・。梅は満開の木もありますが、咲き始めもありますので、来週いっぱいは楽しめそうです。
椿もあちこちに咲いています。ここの梅は年々見事になり、年々人が増え、カメラを構える人も増えています。(@Д@;)以前は、ほとんど人がいなかったのに・・・おまけに、今年から入苑料も100円上がりました。まぁ、お庭維持のため、仕方ないですね。
曲水の宴が行われる平安の庭の梅もきれいに咲いていました。
寒いからか、水鳥も片足を上げて、丸まってました。(^m^)ツガイかな??
桃山の庭のしだれ桜は、まだまだ固いつぼみです。昨年の様子【2013/4/3】この季節は、池の水が澄んでてきれいです。
茶室「楽水軒」のそばの紅梅も見頃。啓蟄はすぎましたが、蘇鉄のコモ巻はそのままでした。まだ寒いもんね~。
桃山の庭内のギャラリーでは、安澤阿弥画伯の「源氏物語白描画展」が行われています。(観覧自由)源氏物語は扇面や屏風などに彩色で描かれ、鎌倉時代になると墨で描かれた白描画の冊子も登場します。白描画は場面がとても分かりやすく美しい絵です。4期に分かれて展されるそうで、全部見てみたいです。また、今年の春には文化財特別公開が行われます。昨年の様子は【前ぶろぐ】にて。
参拝、駐車場は無料 神苑拝観:大人600円 小中400円 神苑拝観所要時間:20分~ 城南宮はよく訪ねています。【カテゴリー:伏見区】
帰りに、門前名物の「おせきもち」を買ってきました。4個420円。今の季節は草餅と白餅が使われています。日持ちはしません。
おせきもち http://osekimochi.jp/ 月火定休