魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

23 泣きながら授乳しているママがないように 山川不二子

2023-07-04 | 全国のケアギバーなどのコラム

2012.12.17 発行
泣きながら授乳しているママがないように

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今の山川不二子からのご挨拶

コラム執筆時も今も、愛知県岡崎市の
助産師 ミルキーママの相談室で働いています。
最近はろくな写真がなく 
この写真は当時のものです😅

妊娠中~産後の体調不良
母乳育児が上手くいかない…

悩みは当時も今も同じですが
スマホの普及・コロナ禍により
ママ達はますます弱体…😥

相談室では「その人らしい育児ができるよう」に
一緒に考え、提案をしています。

セミナー講師としても、ぜひお声かけ下さいね!

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2013年の2月からトコ企画主催の
「ミルキーママの にこにこおっぱいケアセミナー」
の講師をさせていただくことになりました
山川不二子と申します。
ミルキーママと呼んでくださいね。

愛知県岡崎市で主にオッパイ相談
ママと赤ちゃんの体のケアや
健康相談にあたっています。

私は平成2年、29歳の時にママと同世代
等身大のアドバイザーを自負して
助産所を開業しました。

開業助産師というと、誰のせいなのか、大体は
“太った年配の人で、キツイことを言い
 痛い痛いことをする”
というイメージが広まっているようでしたが
(もしかして今も?)

「覚悟してミルキーさんへ行ってみたら、
痛いことをしない優しいおねえさんじゃん!」
というサプライズを売りにしていました。

そして女のフルコースを経験しつつ
夢中ですごしていたら、いつのまにか
20年以上経ってしまいました。

ふと気づくと、おねえさんじゃなく
おばあちゃん世代、姑さん世代に
足を突っ込んでいるではありませんか!

29歳から年をとってないはずなのだけど
おかしいなぁ…でも、
やはり時代の流れを、嫌でも感じさせられます。

20年前にはほとんどなかった
携帯電話、インターネットを誰でも普通にこなし
様々なもののデジタル化、家事のさらなる省力化。

それはライフスタイルや恋愛の仕方だけでなく
母子の体をもずいぶん変化させているようです。

そのせいか開業当時は
ママたちがそんなに悩まなかったことが
最近は大きな悩みになったり
めんどくさい問題に発展してしまったり…。

とくに母乳育児なんて悩むことじゃなく
普通にできそうなことなのに
20年前より難しくなっているってなぜだろう?

ママがスムーズに授乳ができて、
育児を楽しむために何かできることはないかと
現代を生きるママと赤ちゃんの
ニーズに合ったケアを模索する毎日です。

なぁんて、とても立派そうなことを言いましたが、
実は割と最近まで私はママのオッパイと
赤ちゃんの口元しか見られない
「ご立派な」助産師だったのです。

それなのにオッパイ本の出版までしちゃったため
偉そうにマタニティーセミナーやママクラス
看護職対象のセミナー講師もしてはいたのですが
その裏で実はケアの限界を感じていました。

そんな時、母子整体をされている
渡部先生に出会いました。先生との出会いで

「母子の体そのものを診ることができなくて
 オッパイなんて診られない。
 母子のニーズに合ったケアができるはずない」

ということに気づかされたのです。
まさに目からうろこが落ちました。

また先生の教えは自分が今まで
オッパイケアについて勉強してきたことを
同じことでも違う方向から
また学べる感じで新鮮でした。
そして腑に落ちました。

最後は「やっぱりセルフケア!」
という価値観もぴったり。
私ができるケア、ママたちのセルフケア
赤ちゃんへのケアの幅も広がりました。

さて、世の中には
泣きながら授乳しているママがたくさんいます。
1日の大半を費やす授乳が
そのたび涙にくれるようでは、
育児が楽しいはずはありません。

授乳がうまくいくと、育児を楽しいと感じ、
すべてがよい方向へ
動いていくことも多いと思います。

育児はエンドレスですから
楽しくないとやっていられません。

今回、セミナー講師を引き受けたのは

「ひとりでも多くのママが痛い思いをしたり
 泣きながら授乳したりすることがないように
 笑顔で赤ちゃんと向き合えるように」

との思いからです。
そのために何を見て、何をすればいいのか?

自身の学びの中から、できるだけたくさんの
すぐ役立つ提案をさせていただくと同時に
実のあるセミナーにしていきたいと思っています。

お互いに学びあいましょう!


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