2011.7.27 発行
「ためしてガッテン!」に骨盤初登場?!
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今の渡部信子からのご挨拶
このコラム執筆時は
とてもうれしくて
ワクワクしていたのですが
8/3に放映された
「ためしてガッテン!」は最悪でした😱
詳しくは次のコラムに…。
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当初7/27に放映予定だった骨盤特集は
8/3(水)に延期になりましたが
取材を受けられた合阪幸三先生から
「8/3に放映される」との
メールをいただき、ホッとしました。
合阪先生は骨盤の緩みを数値化する方法として
エコーで恥骨結合の上端部の角度を測定し
この角度が大きくなるにつれ骨盤が緩むことと
【これは緩んだ恥骨上端格の一例です】
鈍角になると妊娠継続不可能となり
分娩に至ってしまうことを
「切迫早産時の超音波断層法―特に恥骨結合部―
産婦人科の治療
Vol.91.No.1.2005/7 P71~P74」に発表されています。
「ためしてガッテン!」の中で合阪先生は
骨盤体操をして
恥骨結合上端部角に変化が起こるかどうかを
検証するシーンに出られるとのことです。
結論は、2週間の体操ごときでは
恥骨結合上端部角は変化しなかったそうです。
それで合阪先生は
「トコベルを巻く方が効果がある」と言って
取材に来られた女性に
トコベルを試着してもらったそうですが
「商品名が出るのはまずい」とのことで
番組ではベルトは映らないそうです。
「体操は効果がなかった」だけでは
番組にならないと思うのですが、
果たしてどんな番組に仕上げられるのでしょうね?
私はこの恥骨結合の上端部角を
指で触診しています。
私はエコーも持っているのですが
全国を行脚している私にとっては
どこにでもついて来る私の指はとても便利 (^^;
先日のベーシックセミナーを受講された
30代後半の助産師
1人子どもを低位胎盤ながら出産した後
この1年間に4回自然流産。
いろいろ検査したが
何も異常は見つからなかったそうです。
この人の恥骨結合上端部角は
出産間近のように開いていました。
その人の今までのGSなどの写真を
見せてもらったところ
全て内子宮口あたりが尖っていたり
▼になっていたりしています。
低位胎盤とはっきりと分かるものもあります。
私は、この内子宮口の緩みと
低位胎盤や早産との関係を
「メンテ“力”upセミナー」の中で
パワーポイントを使って説明しているのですが
本当に間違いないのかどうかについては
根拠もなく、正直自信がなかったのです。
ところが、東京でのカイロプラクティックセミナー時
受講中の助産師から
「私の病院に大学病院から外来の応援に
来てもらっている先生がいる。
その先生は内子宮口のあたりが
ほんの少しでも尖っていると
『これが良くない。安静にするように』と
妊婦さんに指導している」
と聞きました。これを聞いて
「やっぱり、私の予測は当たりや~!」
と思いました。
妊娠したことのない30歳前後の助産師でも
妊娠8~9ヶ月の妊婦のように
開いている人がいますし
低位胎盤がどんどん増えているし
このまま日本の女性の骨盤の弱さが進行したら
健康な妊婦や赤ちゃんが、
ますます減るのではと、そら恐ろしくなります。
骨盤ケアが歯磨きのように日本人の常識となるよう、
8/3(水)の「ためしてガッテン!」が
そのきっかけとなればいいのになぁ
と思うばかりです。
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